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2005.07.31
▼サンフレッチェ広島戦▼
サンフレッチェとの一戦は、後半41分にファンティーニからのクロスをヨルゲンセンが頭で合わせ、1−0で勝利した。
★試合詳細:
前半4分、ブリーザスが右から中に切れ込み左足でシュートするも左にそれる。
前半9分、広島ベットのFKを森崎和がバックヘッドで狙うもバーを越える。
前半28分、ヒデが中央ドリブル突破から左のヨルゲンセンにラストパス。ダイレクトで狙ったシュートはクロスバー内側を直撃。ゴールならず。
前半31分、右サイドのウイファルシのクロスをリガノがファーサイドでヘディングシュートするも左にそれる。
前半37分、ヒデ、ヨルゲンセンのワンツーからヒデが左を深くえぐりグラウンダーの強いラストパス。シュートは浮いてしまいゴールならず。
※前半はフィオレンティーナが支配、ヒデのボールタッチも多く、ヨルゲンセンとのコンビネーションが良かった。
後半9分、ヒデ交代。
後半11分、広島ガウボンのシュートはDFに当たり枠をそれる。
後半21分、ヨルゲンセンからパスを受けたギグーのシュートはDFに当たり右にそれる。
後半23分、広島ショートコーナーからベットがクロス、ビアリの頭を越え、フリーとなった小村のヘディングシュートは右にそれる。
後半29分、中央からのFK。ベットが蹴った弾丸FKを佐藤寿人が頭に当てゴールを狙うがセーハスのファインセーブ。
後半36分、茂木が後方からの浮いたパスをボレーシュート。諦めたセーハスの頭を越えたボールはクロスバーに嫌われた。
後半41分、右サイドをえぐったファンティーニがキックフェイントを入れてDFをかわし中央へクロス。ヨルゲンセンが頭で決めて先制!
※後半は広島が決定機を多く演出した。フィオレンティーナは中盤でボールが落ち着かず、カウンターも効果的ではなかった。ファンティーニの突破にすくわれた。
サンフレッチェ:下田、吉弘(前半35分、西河)、ジニーニョ、小村、服部、桑田(後半45分、盛田)、森崎、大木(後半33分、茂木)、ベット、ガウボン、佐藤
フィオレンティーナ:セーハス、ウイファルシ(後半17分、バチス)、ヴィアリ、サヴィーニ、パスクァル、ギグー、エルゲラ、中田(後半9分、パッツィーニ)、ヴリーザス(後半22分、ボジノフ)、リガノ(後半9分、ファンティーニ)、ヨルゲンセン
▼ヒデ君臨!▼
ヒデは4−3−3の左MFで先発出場。前半20分すぎに変化が起きた。4−4−2に移行すると、同じボランチでもプレーエリアはより中央に移った。ユニホームの両袖をまくり上げ、ギアを入れた。少なくとも2本は幻のアシストがあった。同27分にハーフウエーラインからドリブルを開始。背筋を伸ばして広い視界を保つと、左後方から走り込んだFWヨルゲンセンにパスを送り、バー直撃のシュートを呼び込んだ。同37分にはエリア内に侵入。きわどいラストパスを供給するなどピッチに君臨した。前半だけで攻撃に有効なパスは21本。うち17本を前線に通した。中央に入ったヒデは自由自在に攻撃を組み立てていた。明らかにコンディションは上がってきている。マネッティ・チームドクターも「左膝痛はよくなってきている」とコメントをしている。
▼プランデッリ監督のコメント▼
「密度の高いゲームだった。なぜなら、両チームが勝とうとして、スペクタクルなゲームをみせてくれたからね。テストマッチとしては、スピードのある相手との試合だったので、いいゲームで、満足している。サンフレッチェ広島に関しては、組織力のあるクラブだと思った。佐藤寿人とベットが印象的だった。中田に関しては、はじめの20分は左側のボランチとして、その後、好調だった広島MFベットのマークにつけ、エルゲラと並んでセンターでプレーした。今年は、今日採用した2つのシステムでいくつもり。中田?いずれの場合も重要な役割を果たしてくれるだろう。中田の出来としては良くなってきた。しかし、やはり合宿へ遅れて合流したことが、フィジカル面で十分ではない。今は、100%のコンディションに戻るのを待っている状態だ。前回とは違うメンバーだった理由は、テストマッチの主な目的は、皆のコンディションをある一定のレベル持ってくるのが目的なので、体制がフィックスしているわけではない。今できることは、選手の持っている性格や特徴に合わせて戦術を決めること。今日のような試合を経て、マックスのコンディションになってから戦術的なことはそれから考えたい。」
▼プランデッリ監督ハーフタイムのコメント▼
「試合はどっちつかずの内容だ。コンディションはお互い同じくらい。広島は大変良いチームだ。後半はできる限りのことをして精一杯勝ちにいく」
▼ヨルゲンセンのコメント▼
「もちろんどの試合でも得点は欲しいものだよ。しかし今日は残り5分という所でファンティーニがいいクロスを出してくれて、ヘッドが決めることができてよかった。すごく嬉しいよ。今日は僕達も苦しめられたシーンがあった。技術的にも日本のサッカーは非常に優れていると思う。今回はバーに嫌われた場面もあったが、広島が勝つ可能性もたくさんあった。今回は僕達が勝つことができてラッキーだったよ。日本のサッカーファンはフェアプレー精神に基づいた応援をしてくれる。僕達がいいプレーをした時にも、広島がいいプレーをした時にも同じように声援を送ってくれてくれました。皆さん、サッカーが本当に好きなんだなと思いました。ありがとう。」
また、ヒデについてもコメントしています。
「去年から中田とプレーをしている。今日は、調子がよかったと思う。合流が遅れて、準備が整っていないはずなのに、今日は、いいプレーをしていたので、いい選手なんだと思った。今期も彼といい試合をしたい。昨年も私は彼と一緒にプレーしたので、彼のことはよくわかっている。コンビネーションも良いと思う。彼は素晴らしい選手だ。今回は彼の合流が遅れてきたわけだから、彼は私たちよりコンディションが整っていないはず。しかし、彼は素晴らしいプレーをしてくれた。やはり中田は、素晴らしい。今シーズンも彼と一緒に、素晴らしいプレーをしていきたい」
▼ユニ交換▼
試合後、セレッソ戦では見られなかったユニホーム交換が行なわれた。DFヴィアリが佐藤寿人に申し込んだようだ。他にもボジノフ、パッツィーニ、サヴィーニらがユニホームを交換した。その後選手はスタンド前を走って挨拶に回り、自らのアンダーシャツ、パンツなどをスタンドに投げ入れていた。セリエAの最終節で見るような光景だった。チームカラーが同じということ、原爆投下地という悲惨な過去、素晴らしいゲーム内容といろんな要素が選手たちに感銘を与えたのだろう。
▼背番号『7』▼
フィオレンティーナは30日、今季の背番号を発表し、ヒデは昨季の10番から7番に変更となった。7番はヒデも昨季移籍時に希望していたが、昨季は主将のディ・リービオが着けていた。
▼パンカロ負傷▼
パンカロがサンフレッチェ広島戦前のウォーミングアップ中に筋肉の軽い痛みを訴えた。プランデッリ監督はメディカル・スタッフとの話し合いの末、彼の代わりにウイファルシを起用すると決めた。
▼05-06シーズン背番号▼
1 : セバスティアン・フレイ (GK)
3 : ダリオ・ダイネッリ (DF)
4 : マルコ・ドナデル (MF)
5 : アレッサンドロ・ガンベリーニ (DF)
6 : ルイス・エルゲラ (MF)
7 : 中田 英寿 (MF)
8 : ヴァレリ・ボジノフ (FW)
9 : クリスティアン・リガノー (FW)
10 : ステファノ・フィオーレ (MF)
11 : クリスティアン・マッジォ (DF)
12 : セバスティアン・セハス (GK)
13 : マルコ・ロッカーティ (GK)
15 : ジシス・ヴリーザス (FW)
19 : ミルコ・サヴィーニ (DF)
20 : マルティン・ヨルゲンセン (MF)
21 : トマス・ウイファルシ (DF)
22 : ミケーレ・バチス (DF)
23 : マヌエル・パスクアル (DF)
25 : ジャンニ・ギグー (MF)
26 : ジュゼッペ・パンカーロ (DF)
29 : ジャンパオロ・パッツィーニ (FW)
30 : ルカ・トーニ (FW)
32 : クリスティアン・ブロッキ (MF)
55 : ウィリアム・ヴィアリ (DF)
76 : エンリコ・ファンティーニ (FW)
2005.07.30
▼原爆慰霊碑に献花▼
29日、フィオレンティーナは広島入りした。ヒデはチームと一緒に平和記念公園を訪問。原爆慰霊碑に花をささげ、原爆死没者の冥福を祈った。ボランティアの説明を受けながら原爆ドームなども約30分かけて見て回った。平和記念公園に居合わせた観光客は狂喜乱舞。たちまち500人の“中田行列”が出来上がったそうだ。
▼ヒデをレンタル!?▼
29日、フィオレンティーナの幹部らが広島の藤田県知事らを表敬訪問。その席でメンクッチ代表取締役は「広島とはチームカラーも同じ。中田が入れ替わっても分からないね。試合では中田をレンタルしましょうか?」とジョークでレンタル移籍を提案し、場を和ませた。同取締役は「全人類を巻き込んだ悲劇が起きた場。特に若い選手には未来の教訓にしてほしい」と神妙な顔つきで話していた。
▼前売り券▼
本日広島ビッグアーチで行なわれる親善試合の前売り券は、1万8000枚以上を売り上げているようで、28日のセレッソ大阪戦よりも観客入場者数は多いと見られている。今季の広島ビッグアーチでの最多観客試合になることは確実のようだ。
▼芝張替え▼
本日の一戦に向け、会場となる広島ビッグアーチでは天然芝の大補修を敢行。空梅雨の影響で芝が育たず、先週まで土が大きく露出。直径約20センチまで生育した芝の固まりを約4000個も埋め込み緑のじゅうたんに変えた。左膝のコンディションが思わしくないヒデにとって、ピッチ状態が悪ければ再発の危険性が高まるところだった。芝を管理する原紺康治さんは「今月に入りJリーグを見られた全国の方から苦情が届きました。緊急補修し、状態は良くなりました」。既に広島の選手からも「プレーには支障ない」と太鼓判をもらったという。ピッチが良ければ、ヒデのキラーパスも炸裂するはず!?ヒデが広島ビッグアーチでプレーするのは2試合目。8年前の97年の平塚対広島戦ではVゴールをアシストしており、相性はいい。芝を管理する原紺主事は「ボールの球足は速い」と説明していた。
▼ヒデ2試合連続先発▼
ヒデは前試合と同様に中盤の左で先発予定。本日は控えメンバーの先発が有力だ。予想先発メンバーは以下の通り。
GK:セハス
DF:パンカロ、ヴィアリ、サヴィーニ、パスクワル
MF:ギグー、エルゲラ、中田
FW:ヴリーザス、リガノ、ヨルゲンセン
▼29日の練習▼
29日、ピッチ上でプランデッリ監督が25分間にわたってミーティング。その後、ボールを使ってのリカバリートレーニングで軽めの汗を流した。左膝痛を抱えるヒデはこの日も一部別メニュー調整だったが、最後はDFダイネッリを相手に入念にパス練習を行った。
▼フィオーレ宣戦布告▼
セレッソ大阪戦で3トップの左で出場したMFフィオーレが「ポジションは監督が決めることだが、私個人としては今の中田選手がやっているような場所でプレーしたい」とポジション取りを宣戦布告した。
▼広島・小野監督のコメント▼
サンフレッチェ広島・小野監督は、「厳しかったHOT6の影響で、選手の何人かはダメージを負っている。時間限定での起用になる選手もいる。広島では、なかなか海外のトップレベルのクラブと試合をする機会も少ない。思い切りガチンコで戦って、世界での1対1とはどういうものか、ということを肌で感じてもらうことが、キャンプや再開後のJリーグにつながってくる」と、強い言葉でこの試合の決意を語った。
▼レデズマ「フィオと接触なし」▼
フィオレンティーナへの移籍が噂されるレッチェのアルゼンチン人MFレデズマだが、そのフィオレンティーナとは一切接触がないという。29日付けの全国紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」はレデズマのコメントを掲載。そこで同選手は、「移籍について仮定の話をするのはまったく意味がないよ。だって、まったく信憑性に欠けるものばかりだからね。フィオレンティーナは、レッチェと僕の代理人にオファーさえ出していないしね。コリーニのバックアップのために、パレルモへ行く可能性があるとも読んだ。でも、パレルモは尊重に値するクラブだが、だったら僕はレッチェに残ることを望むよ」と語った。
▼29日付けコリエレ・デロ・スポルトより▼
『早くもトニ!セレッソ大阪に2得点。まるでバティストゥータが復活したようだった』
プランデッリ監督「我々はこの試合で、結果ではなく、戦術面での規律に重点を置き戦った。まさにそのとおりの試合となった」
GKフレイ「とても満足している。試合に勝ったし、ピッチでもいい動きが出来たからね」
MFヨルゲンセン「この暑さにより動きが制限されたとはいえ、この試合はいいテストになった」
MFドナデル「僕らは監督の指示どおりに動いた。でも、とても厳しい試合だったよ」
▼28日付けガゼッタ・デロ・スポルトより▼
『時間厳守-日本にとって大切なこと。練習は18時15分から18時35分まで。頑固-交代は最大で6回まで。理解不能-選手へのペットボトル投棄厳禁。試合後のユニフォーム交換禁止』
フィオレンティーナ側は交代枠を10人にしたかったようです。
2005.07.29
▼ヒデ、合格点▼
日本ツアー第1戦、セレッソ大阪vsフィオレンティーナは、フィオレンティーナが3―0で快勝した。左膝痛などの影響で、別メニュー調整を続けていたヒデは背番号『7』を付け、左ボランチで先発出場、3トップの左に入ったフィオーレとポジションチェンジを繰り返し、攻守に貢献した。前半16分、相手GKのはじいたボールをトラップし、素早く左のパンカロへ展開。FWトニの先制ゴールを呼んだのは、視野の広いヒデらしいパスだった。直後の同18分にはフィジカルの強さを見せつけるようなドリブル突破で森島、西澤をかわし、会場をどよめかせた。後半9分にピッチを退いたが、全体を通して落ち着いた無理のないプレーだった。ベンチに戻るとすぐに左膝をアイシングを行ない、パンカロやボジノフと談笑していた。後半35分過ぎにはロッカールームに引き上げた。試合後も関係者との談笑を終えると、報道陣の問い掛けを「話? いいです」と軽くいなしてスタジアムを後にした。
▼試合結果▼
セレッソ大阪 0-3 フィオレンティーナ
トーニが2得点で魅せた。前半16分、パンカロのクロスを胸でトラップし、右足を振りぬいてゴール。後半開始早々2分にも再びパンカロのクロスを頭で合わせて追加点。そして、試合終了直前ロスタイムにはヨルゲンセンが完璧なループシュートを決めて3−0とした。
ゴール:(前半16分、後半2分)トニ、(後半45分)ヨルゲンセン
セレッソ:1伊藤、2クアドロス、3柳本、5ファビーニョ、7久藤(後半1分、徳重)、8森島(後半6分、米山)、10黒部(後半1分、廣山)、13苔口、19山崎、20西沢、23下村
フィオレンティーナ:1フレイ、2ウイファルシ、5ガンベリーニ、6ダイネッリ、3パンカロ(後半10分、パスクァル)、8ブロッキ、4ドナデル、7中田(後半10分、ヨルゲンセン)、11フィオーレ(後半15分、エルゲラ)、10ボジノフ(後半21分、ファンティーニ)、9トニ(後半10分、パッツィーニ)
▼プランデッリのヒデ評▼
「コンフェデ杯の疲れもあって練習が十分でないにもかかわらず、今日のプレーには満足している。中盤で活躍してくれた」と合格点を与えた。また、「この時期は怪我を起こしやすい。我々も注意して彼をサポートしていきたい」と友好関係を強調した。
▼セレッソ・小林監督のヒデ評▼
セレッソ大阪の小林監督は「中田はパスの優先順位がまず縦パス。1つのパスだが、トップの選手に入るので非常に怖い」とコメントした。
▼トーニのコメント▼
2得点を挙げてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたFWトーニは、「今日は素晴らしいゴールを決めることができて本当に良かったと思っているよ。このようなチームでプレーできてよかったと思っている。最初のゴールは良いプレーだったと思うし、みんなの連携もあったね。中田は素晴らしい、非常に強いプレーヤーだね。今シーズンは新しい選手もたくさん入ってきているので、絶対にいい年になるはずだよ。素晴らしい夜だったと思う。みんなも楽しくプレーできたと思うよ。」と語った。
▼パンカロのコメント▼
「まだ新しい選手も多いし、これからだね。暑さと湿気も厳しかった」
▼森島のコメント▼
「チャンスはあったんだけど、決定力の差というか…。ヒデ?コンディションが良くないみたいだけど、相変わらず落ち着いてやってたね」
▼代理人ブランキーニ氏のコメント▼
長居スタジアムのVIP席では代理人のブランキーニ氏も観戦。すでにシュツットガルト、PSVから獲得の打診があるが「正式オファーはない。まだ移籍を含め決断の時ではないが、このチームに残ることに問題はない」と慎重に言葉を選んだ。また、U-20日本代表でスピードあふれる左MF苔口のプレーには「強い衝撃を受けた」と目を丸くしていた。
▼サニーサイドアップ関係者▼
ヒデの所属事務所サニーサイドアップの関係者は「現時点ではフィオレンティナでプレーします。いくつか移籍の話はありますが、8月末までは分かりません。一番いい環境でプレーさせてあげたい」と話した。関係者って誰なんでしょうね(笑)
▼観客動員は苦戦▼
セレッソ大阪戦の入場者数は1万5237人。ヒデの“凱旋”としては、スタンドがやや寂しいムードに包まれた。ヒデがパルマ時代の2年前には、長居スタジアムの記録となる4万5755人を集めた。関係者は「さすがにいろんなチームが来すぎですね。ヒデの移籍の動向も影響したのでは」と分析した。
▼イタリア杯組み合わせ決定▼
フィオレンティーナは、コッパ・イタリア2005−06の初戦でチスコ・ロディジャーニと対戦することに決まった。ベスト16まで進めばユベントスと対戦することになる。
2005.07.28
▼ヒデ、左MFで先発!▼
フィオレンティーナは27日、大阪・長居スタジアムでのナイター練習後、セレッソ大阪戦のスタメンを発表した。ヒデはシステム4−3−3の左MFで先発することが決まった。(一部の日本メディアは前線の『3』の位置と報道、ガゼッタ紙は中盤の『3』の位置と報道しています)左足の状態は万全とは言えず、フル出場の可能性は低そうだ。
▼27日のヒデ▼
27日、ヒデは練習開始直後は1人ランニングをしていたが、ペース走でチームに合流。その後のフォーメーション練習では、レギュラー組の左サイドでプレー。コンビネーションを確認しながら約30分、慎重に動いた。ミニゲームにこそ参加せず早退したが、前日と変わり順調な回復ぶりだった。
▼観客動員記録更新なるか?▼
レアル・マドリードの試合でも空席が目立ったように、海外クラブが来ればスタジアムが満員になる時代ではない。だがヒデには誰にも負けない「実績」があった。パルマ時代の03年、同じセレッソ大阪との親善試合で記録した4万5755人こそ、今も長居競技場に輝く最多観客動員記録なのだ。本日の入場者数はいかほどか?といった別の興味もある一戦だ。
▼予想スタメン▼
GK:1フレイ
DF:2ウイファルシ、5ガンベリーニ、6ダイネッリ、3パンカロ
MF:8ブロッキ、4ドナデル、7中田
FW:11フィオーレ、10ボジノフ、9トーニ
控え:セハス、バチス、パスクァル、サヴィーニ、ヴィアリ、ギグー、エルゲラ、ヨルゲンセン、ファンティーニ、パッツィーニ、リガノ、ブリーザス
▼27日午前は大阪観光▼
27日午前中は、選手たちに大阪中心街でのショッピングや観光のための時間が割り当てられた。10時にホテルを出て、フィオレンティーナの選手一同はホテルから30分の場所にある街の中心部へとたどり着いた。そこでは、とりわけ日本独自の製品を扱ったお店や電化製品のお店には足を止めて熱心に買い物をしていたようす。その後、13時からの昼食のためホテルに戻った。
▼27日午後の練習▼
27日、フィオレンティーナは前日同様、午後から大阪の長居スタジアムで練習を行った。ウォームアップ、個人の技術面に関するトレーニングの後、戦術練習を集中的に行った。なかでも、4人のバックラインの動きと中盤でのプレーを入念にチェックしていたようだ。
▼選手らのコメント▼
ボジノフ:「日本に到着してから2日が過ぎようとしているね。神のおかげでみんなが元気で怪我もない。最高のトレーニングができ、明日のツアー第1戦への準備は整ったよ。いいツアーに出来るよう期待している、それが僕たちの目標だからね。だけど、フィレンツェに戻って3万もの年間シート予約者に会う日も心待ちにしているんだ。頑張れ、ヴィオラ!」
フィオーレ:「湿気や暑さは気にならなかった。今日の練習はフィジカル的にも技術的にも最高の出来だったし、明日の試合への準備は万全だと思う。」
リガノ:「ここ日本に来れた事に満足している。僕にとっては初めてだからね。暑さを除けば全てがうまくいっている。それに、明日の初戦でピッチに立てたらいいね。僕たちはいいプレーをお見せするよ。」
パスクァル:「この遠征は僕の人生にとって良い経験になるよ。」
▼プランデッリ監督コメント▼
「フォルガリアでのキャンプ中にも言った通り、この3試合は選手個々とチームの特徴を把握するために必要なものなんだ。なぜなら、フィジカルや戦術の面では、我々はまだ準備段階だしね。対戦するチームのフィジカル・コンディションが良いというのは知っている。だから、フィオレンティーナの名を挙げれるようがんばるよ。」
▼中盤の選手を物色中▼
フィオレンティーナはレッジーナのモーツァルトの獲得交渉を急ぎつつ、別のオプションも検討中。そのリストには、クリスティアーノ・ザネッティ、マヌエレ・ブラージ、シモーネ・バローネ、ギャビー・ムディンガイらの名前があがっているが、新たに浮上してきたのが、アルゼンチンの新星、ボカ・ジュニアースでプレーをしているフェルナンド・ガゴだ。しかし、ガゴは現在、パスポートの取得申請中。フィオレンティーナのフロントは、彼に大きな興味を示しているが、話が具体化するかどうか、現段階ではすべてはまだ霧の中だ。
2005.07.27
▼ヒデのコメント▼
26日来日したヒデは、「左膝の状態は良くなっているけど完全ではない。試合でどれだけできるか分からない。まず体調を上げていくことを考えたい。去年は怪我で1年間苦労したので、その点を気をつけたい」と慎重だった。
▼ヒデは別メニュー▼
ヒデは26日夕方の練習に参加したものの、左膝を痛めていることもあって、1人だけ別メニュー調整。約30分間、ピッチのライン際をランニング。その後、コーチと軽くボールを回したものの、全体練習よりも早めに切り上げた。
▼プランデッリがヒデの出場を明言▼
プランデッリ監督は会見で、「3連戦はチームにとって重要な意味をもっている。初の公式戦だ」と語った。また、練習後、報道陣に「中田は3試合に出るのか」と尋ねられた同監督は、「もちろんだ明日(27日)の練習には合流してチャレンジするよ」と明言した。
▼紅白戦▼
フィオレンティーナは26日夕方から行なわれた練習でチームを二つに分けて紅白戦を行なった。チーム編成は以下の通り。
青組:セーハス、ウイファルシ、ヴィアリ、ガンベリーニ、パスクァル、エルゲラ、ドナデル、ヨルゲンセン、ブリーザス、パッツィーニ、トーニ
紫組:フレイ、サヴィーニ、ダイネッリ、バチス、パンカロ、ギグー、フィオーレ、ブロッキ、ファンティーニ、ボジノフ、リガノ
試合はトーニの2得点、リガノ、フィオーレ、ガンベリーニのオウンゴールで、2対3で紫組が勝利した。
▼リッピが高評価▼
イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督のフィオレンティーナに対する評価も、他の有識者同様、高いようだ。26日付けのガゼッタ・デッロ・スポルト紙に同監督は、「台風の目?プランデッリのフィオレンティーナだ。彼は優秀な指揮官。フロント陣も昨季は地獄を見たけど、今季は的を射た補強で素晴らしいスタートを切った」と語った。
▼ミッコリはインテルか?▼
ミッコリが、インテルに移籍する可能性が浮上している。インテルのイタリア代表MFクリスティアーノ・ザネッティとのトレードが噂されている。一方、ユベントスのモッジGMはザネッティに興味がないことを主張している。インテルのモラッティ会長とコーヒーを飲んでいたんだけどね(笑)
▼ブラージへのオファーも否定▼
ユベントスのモッジGMは、ブラージに対するフィオレンティーナからのオファーについても、「ザネッティの件と同様に、真実ではない」と明言した。
▼ディ・リービオ軟化?▼
昨季限りで契約が切れたディ・リービオが「私にとって、フィレンツェは大切な場所だ」とコメント。現役続行を希望していたディ・リービオだが姿勢は軟化、現在フィオレンティーナからのスタッフとしてのオファーを検討し、デッラ・バッレ会長とコルヴィーノSDとの交渉に前向きな姿勢を見せているようだ。
▼映画出演▼
サッカー界のスーパースターが競演する映画「GOAL!」が、W杯ドイツ大会直前の来年5月に日本公開されることが24日、分かった。FIFA(国際サッカー連盟)が初めて公認したサッカー映画で、ベッカム、ジダン、ラウルらが出演するほか、中田英寿、中村俊輔にも出演依頼している。メキシコの貧しい若者が困難を乗り越え、レアル・マドリードと契約し、W杯出場を果たすまでを描く。3部作で製作費110億円の大作らしい。
2005.07.26
▼日本ではスタメン予想▼
地元紙ラ・ナツィオーネは日本遠征用とシーズン用の2通りの予想布陣を掲載した。ヒデは日本遠征用では中盤の左サイドに入ったが、シーズン用では外された。
▼ブラージと交渉中▼
ユヴェントスの元イタリア代表MFマヌエル・ブラージの代理人、ダビッデ・リッピ氏が、同選手の獲得を狙っているとされるフィオレンティーナとの交渉事実を認めた。同氏は、「私にはまだ誰からも接触がないけど、チーム同士は交渉をしている」とその旨を明かした。
▼アンブロジーニも▼
25日付けのラ・ナツィオーネ紙は、あと最低でも2人のMF獲得が噂されるフィオレンティーナが、ミランのイタリア代表MFマッシモ・アンブロシーニ(28)の獲得に再び乗り出したと報じた。コルヴィーノSDが同日夜にミラノ入りし、再度交渉を試みるという。同紙はレッジーナの元ブラジル五輪代表モザルトとともに入団する可能性があると報じている。
ブラージ、アンブロジーニ、モザルト…ヒデの状況は厳しくなりつつあるなぁ。
▼サンプドリアの監督がフィオをライバルに指名▼
サンプドリアのノヴェリーノ監督が、今シーズンのライバルチームに、パレルモとともにフィオレンティーナを指名した。地元ラジオ局「レイディーラディオ」のインタビューに答えた同監督は、「今シーズンでの我々の敵は、パレルモ、そしてフィオレンティーナになると思う。フィオレティーナは本当にいいチーム作り上げている。プランデッリは熱意に燃えているし、すでに監督としての手腕も証明済みだ」と語った。
▼リガノは…▼
エンポリ、ナポリ、ブレッシャに続きセリエB所属のアレッツォも、フィオレンティーナFWクリスチャン・リガノの獲得に乗り出したようだ。両チーム間でのコンタクトがすでにあった模様。ただ、リガノは引き続きセリエAでプレイしたい意向を示しており、エンポリ、ナポリも含め移籍が成立する可能性は低いという。またリガノの高額サラリーも他チームにとってはネックとなっている模様。
▼コルヴィーノSDコメント▼
コルヴィーノSDが、25日付けのラ・ナツィオーネ紙に対して、メルカートの現状を語った。「我々は焦ってはいないよ。ここ数日の間にあらゆることが起こりえる。もしかしたら、誰かしらが移籍金を下げることを決断するかもしれないしね。私は今、とりわけ選手の放出に動いている。それに成功したあとだ、補強へと焦点を向けることになる。」
▼雑誌ネタ▼
ワールドサッカーマガジン 8月4日号:「開幕システム 完全攻略図鑑」でフィオレンティーナのシステムを予想しています。
2005.07.25
▼24日はオフ▼
フィオレンティーナは日本遠征に備え24日は完全オフ。プランデッリ監督は「我々が合宿を通じてやってきたチームプレーを見せたい。現状や個人の力を知るのに重要な試合になる」と抱負を口にし、新加入選手のみならず、ヒデのポジションなどを試す絶好の機会ととらえている。FWボジノフも「コンディションを整えるのは難しいが、持っているものを見せたい」と語った。
▼日本滞在日程▼
26日(火):朝7時50分に関西国際空港に到着。その後、ホテルで一時休憩を取り、18時から長居スタジアムで最初の練習を始める予定。
27日(水):朝10時と夕方18時の2回の練習が長居スタジアムで予定されている。
28日(木):朝から練習を行う予定。19時セレッソ大阪戦キックオフ。
29日(金):朝、新幹線で広島へと移動し、原爆跡地、平和記念公園などを訪問した後、18時から広島ビッグ・アーチで練習を開始する予定。
30日(土):朝10時から試合の準備のための練習を予定。18時サンフレッチェ広島戦キックオフ。
31日(日):飛行機で広島から東京へと再び移動し、18時に江東区にある夢の島競技場で練習を再開。
1日(月):同スタジアムにて朝の10時から練習。19時東京ベルディ1969戦キックオフ。(味の素スタジアム)
2日(火):9時45分発の飛行機でフランクフルトを経由した後、同日18:20にフィレンツェ着となっている。
▼キャプテン▼
新キャプテンはウイファルシが濃厚。試合に出場することができればヴィアリがキャプテン・マークを巻くことになるかもしれない。
▼ペルージャの2選手▼
本日、ペルージャのDFマルコ・ディ・ロレートとMFド・プラドが正式契約を結ぶ可能性が高い。両選手については、合意の報道が出てから1週間以上が経過している。
2005.07.24
▼ヒデ、別メニュー▼
フォルガリア合宿最終日の23日、左太腿裏に違和感を訴えているヒデは別メニューで調整。この日は練習開始から1人でリフティングや腹筋などをこなし、フィジカルコーチとともに40分間ストレッチを行った。
▼フライト予定▼
23日午前で合宿は終わり、フィオレンティーナは専用バスでフィレンツェに戻った。選手には少しばかりの休息が与えられ、本日24日の夜12時までにホテルに集合します。そして、25日(月)午前10時(日本時間同日17時)にフィレンツェの空港からフランクフルト経由で日本に到着します。到着は26日火曜日の午前7時50分、関西国際空港に到着の予定です。お迎えに行かれる方いますか?
予定のフライトは下記の通りです。
ルフトハンザ4061便
(フィレンツェ発10:00 フランクフルト着11:40)
乗り継ぎ
ルフトハンザ740便
(フランクフルト発13:35 関空着07:50(26日)
▼23日午前の練習▼
合宿最終となった23日午前の練習はストレッチ、ダッシュ、腹筋などのフィジカルトレーニングが行なわれた。
▼プランデッリ監督▼
「キャンプの出来は最高だ。全選手が集まり、幸運にも目立った負傷者も見当たらず最高の時期を過ごせた。我々と選手との間の話し合いは常に尽きないだろうし、おそらく当然のように衝突もあるだろうが、適切な解決策を見つけ出し、相互に尊敬し合える仲になれると信じている。ツアーでこのチームの特徴を見極める必要があるだろう。我々のコンディションは良いものではないし、今までハードな練習をこなしてきたために最高のプレーを表現することも難しいだろうね。私は頭を使い、ガッツ溢れるプレーと勇猛果敢なチームの姿を見れれば満足できるよ。」
▼ダイネッリのコメント▼
DFダイネッリが、チームが順調に仕上がっていることを示唆した。23日付けのコリエレ・デッロ・スポルト紙に、「4バックでプレイするだろうというのは確かだろうね。プランデッリの統率力には驚いたよ。彼の戦術レッスンは、状況に応じてラインを上げ下げ、プレッシングなどについて、的確で、そして本当に細かいんだ。僕らの試合をVTRで見直すのは、もはや習慣となりつつあるね。このような息の合ったプレイを披露できれば、ラインを上げ下げで遅れることはないだろう」と語った。
▼パンカロのコメント▼
DFパンカロも、同じくコリエレ紙に「僕らサイドBKは、サイドから攻め込み、チームを数メートルでも前へ押し上げる役割を果たさなければいけない。それから、どちらかのサイドの一人がカバーリングのためにラインに残らなければいけない。とにかく、チームは完璧に近く仕上がっているよ」と語っている。
▼ピアンジェレッリが移籍▼
フィオレンティーナは23日、MFピアンジェレッリをブレッシャに放出したと発表した。完全移籍での移籍となった模様。ピアンジェレッリには近年フィオレンティーナに多大な貢献をしたという事でクラブから感謝の意が述べられた。
▼ボネーラはパルマ残留か▼
獲得が噂されたパルマのDFボネーラは、「昨シーズンは辛うじてセリエAに生き残ることができた。クラブは色々な問題を抱えているが、チンキーニディレクターが必死に選手を集めてくれた。私はこのチームを信じているからここに残った。監督もこのチームに自信を持っており、私が若手のお手本になる重要な選手だと言ってくれた。私が移籍するかはクラブしだいだが、私から出る気はない。そもそもパルマは金銭的に無理をしてまで私をブレシアから買い取ってくれたので、いまだに恩を感じる。ビッグクラブに入り控え選手になるよりは、毎週末プレイする方が代表に選ばれやすいと思う。リッピ監督もどのクラブでプレイしているかは関係ないと言っている。これが私にとってさらなる自信になる」とパルマ残留を示唆するコメントをした。
2005.07.23
▼ヒデ離脱!!!▼
ヒデが22日、左太もも裏に痛みを訴えて練習を離脱した。22日の午前練習。本格的に全体練習に初合流した矢先だった。回復力テストでピッチを周回していたヒデがグラウンドを3周走ったところで中止。突然、ベンチにあおむけになり、慌てて個人トレーナーが駆け寄った。ロッカーへと戻る表情は明らかに落胆していた。チーム側は、「軽い左太もも裏の炎症。ペースアップをしたことでの疲労が原因」と軽症を強調した。しかし、ドクターは「合流を遅らせるプランを考えないと」とみけんにシワを寄せ、フィジカルコーチも「日本遠征に間に合うかどうか…」と楽観できない事態であることをうかがわせた。一度も戦術練習に加わらずに完全離脱…。ヒデは午後からは練習再開したが、別メニューによる筋力トレーニングに終始した。数日間でも離脱すれば、レギュラー獲りに影響が出そうだ。そして日本遠征への影響は…?
⇒クラブ広報「たいしたことはない。ジャパンツアーに行かないことはない。問題ないでしょう。復帰時期は未定。」
⇒フィジカルコーチ「大したことはない。とにかく日本遠征には行く。しかし、選手それぞれに回復に違いがある。あとは中田の回復力次第だ」
⇒ディエゴ・デッラ・バッレ名誉会長「中田のことは会長に聞いてくれ」
▼プランデッリ監督▼
フィオレンティーナは本日午前に合宿を打ち上げ、25日に日本に向け出発する。8月7日に今季公式戦初戦のイタリア杯を控えていることもあり、プランデッリ監督は、「親善試合ではなく練習に行く」と日本での3試合を最終テストと位置づけるコメントを残した。
▼22日の練習▼
22日、名誉会長のディエゴ・デッラ・バッレ氏が見守る中、フォルガリアキャンプ最後となる2部練習が行なわれた。いつも通り、午前はフィジカルトレーニングを行ない、午後は戦術練習が行なわれた。
▼マグニGKコーチ▼
マグニGKコーチは「我々GKはこの合宿で技術の詳細に注意を払った。最高の練習ができたよ」と語った。
▼日本遠征メンバー発表!▼
FIORENTINA JAPAN TOURに参加するメンバーが発表になりました。
GK:セハス、フレイ、マンフレディーニ
DF:バチス、ダイネッリ、ガンベリーニ、パンカロ、パルクワル、サヴィーニ、ウィファルシ、ヴィアリ、
MF:ブロッキ、ドナデル、フィオーレ、ギグー、エルゲラ、ヨルゲンセン、中田、
FW:ボジノフ、ファンティーニ、パッツィーニ、リガノ、トーニ、ヴリーザス
尚、日本遠征で行う親善マッチ3試合がイタリア国内でも中継されることになった。いずれも新鋭スポーツ放送局「スポーツ・イタリア」で中継される。
▼JAPANツア-特別企画▼
フィオレンティーナの日本遠征3試合における「スタンドを紫一色に染めよう!」企画が発表された。フィオレンティーナのユニホームをはじめ、紫色のTシャツでも紫色のモノを身につけている観客を対象に、以下の特別企画があります。尚、当選者は試合の1時間前にスタジアムで発表されますので、その前にはスタンドにいて下さい。
第1弾:試合前のスタメン集合写真に、一緒に写る!
第2弾:選手入場時にフェアプレー旗を持ち、選手・審判団を先導してピッチに入場!
第3弾:控えメンバーとしてベンチ脇に設置された特別シートで試合を観戦!
▼夏のプレゼント▼
22日からヒデの公式HPにて夏のプレゼント企画が始まりました。ワールドカップ最終予選で着用したサイン入り日本代表ユニフォーム
などが当たりますよ!こちらからどうぞ。
▼ボジノフ会見▼
「いろいろな面を改善したい。プランデッリ監督の助言のおかげで成長できたって所を見せたいんだ。過去に出会った監督について比較はしたくない。ただ言えるのはゼーマンの下でプレーができ、今はプランデッリと共に練習に取り組んでいる事に満足しているという事だけだ。彼らの指導方法は全く異なるものだが、二人とも優秀な監督に違いはないよ。このキャンプについて言えば、今、監督はチームと良い関係を築き上げているところだ。全員に同じ態度で接し、僕たちに多くのもの与えてくれている。常に練習をストップして細かい説明をし、プレーの形の見本を見せてくれるんだ。昨シーズンの最後の何ヶ月かは運が無かったけれど、それはもう終わったことだよ。今は最高のプレーができるよう、また、仲間からも学ぶため練習しているんだ。とくに、リガノとトーニは経験も豊富で僕たちに助言を与えてくれる重要なアタッカーだね。月曜日からツアーが始まる。日本のチームはリーグ戦の真っ最中で、僕たちよりもコンディションがいいのは明らかだとしても、練習で試してきたことを実戦で表し、予定されている3試合でいい結果を残せるようがんばるよ。多くの練習を積んでいるところで、僕たちは基礎体力の分野にも非常に注意を払っているんだ。そうは言っても、ティフォージが言うように勝つためには走らなければいけないね。」
▼今後の日程▼
7月23日 1次合宿打ち上げ
7月25日 日本遠征出発
7月26日 日本着
7月28日 C大阪戦(長居)
7月30日 広島戦(広島ビ)
8月1日 東京V戦(味スタ)
8月2日 日本出発、イタリア着
8月7日 イタリア杯1次L初戦(相手未定)
8月9日
〜19日 2次合宿(レジェッロ)
8月14日 伊杯1次L第2戦(相手未定)
8月21日 伊杯1次L第3戦(相手未定)
8月28日 セリエA開幕
▼ピアンジェレッリ、アレッツェ移籍消滅▼
セリエB所属アレッツェへの移籍が間近と報じられていたMFピアンジェレッリだが、22日の段階でその可能性が完全に消滅したという。クラブは他の移籍先を探した始めた模様で、一部でブレッシャが有力と報じられている。移籍が確実視されるピアンジェレッリはフォルガリア・キャンプを22日に離脱し、フィレンツェのコルヴィーノSDの下へ行き、今後移籍ができるよう話し合いをする予定のようだ。また、日本遠征のメンバーからも外れた。
▼パレルモ、バローネ放出を完全否定▼
パレルモが、フィオレンティーナが獲得を狙っているとされるイタリア代表MFシモーネ・バローネについて、放出の意思がまったくないことを明らかにした。パレルモのフォスキ強化部長が、「バローネがフィオのターゲットに?それはまずないね。まったく真実とは異なる。その噂を100%否定するよ。バローネの名前は移籍リストにない。今季もパレルモでプレイすることになるだろう。コルビーノSDからリクエストはあったか?ないですね。彼は我々がバローネを放出する気がないことを知っているからね」とその旨を語った。
▼ザネッティと交渉▼
フィオレンティーナとインテルとの間でクリスティアーノ・ザネッティ(28)をめぐる交渉が続けられている。ザネッティ自身はすでに移籍を受け入れる意思があるとクラブに伝えている。獲得に必要な金額は400万ユーロ(約5億4000万円)。ザネッティはもともとフィオレンティーナの下部組織で育った選手だ。
2005.07.22
▼ヒデは中盤のサイド▼
プランデッリ監督がヒデを4―3―3の中盤のサイドで起用する方針を示した。中盤の3枚が逆三角形に並ぶ形の攻撃的MFで、ヒデが希望する位置に近い。同監督の率いたパルマ時代は4―2―3―1のシステムで、ヒデは不本意な2列目右サイドで起用された。その結果2人の間に確執が生まれたと言われている。今回のポジションは決してウィンガーの様な働きではないので、先発奪取に向けて朗報となる。一方で、移籍の可能性は完全には消えていないということもお忘れなく…。
▼21日のヒデ▼
これまで別メニューだったヒデが、21日には部分的ではあるが、全体練習に初合流しランニングを行った。前日アイシングしていた左膝に関しても「軽い違和感で、まったくたいしたことないです」とコメント。練習中は、体の硬いFWボジノフを相手に、マンツーマンでストレッチ方法を伝授するなど、コミュニケーションも万全のようだ。
ボランチは日本代表でもプレーするポジション。チームの攻守を統率する役目が与えられれば、中田復活は間違いない。
▼プランデッリ監督▼
プランデッリ監督はヒデについて、「日本での試合には間に合うことを願う」とコメントを残した。
▼新ユニホーム不評▼
フィオレンティーナのユニホームが今季からロット製に代わり、合宿で着用したものはなんとユベントスカラーである「ビアンコ・ネロ(白と黒)」だった。サポーターからは不評で、デッラ・バッレ会長は「デザインを変えさせる」と息巻いていた。
▼ウイファルシ会見▼
「監督が求めるポジションでプレーできる準備は整っている。今のところは右サイドバックを任されているが、センターでも問題はないよ。とにかく、僕たちはこの12日間で順調にトレーニングを積むことができた。僕たちの真の姿はどれほどのものなのかしばらくすればわかるだろう。プランデッリと彼のスタッフと共に積んでいるトレーニングは最高だと言えるだろうね。僕が思うに新加入選手たちのおかげでチーム戦力は上積みされたと思う。個人的な事を言えば、今期はW杯前のシーズンだ。今のところチェコの本戦出場への道のりは厳しいと言わざるを得ない、特にルーマニアとのようないくつかの直接対決でではね。だけど、最後には2006年ドイツW杯に出場できると期待している。代表でもそうだったけど、キャプテンマークを腕に巻いた時は強い責任感を感じたね。名誉なことだし、たとえ土曜日の親善試合で45分間だけだったとしても僕にとっては誇りに思えることだ。ティフォージは僕のことをどう思っているかはわからないけど、彼らの愛情や激励は嬉しく思うよ。それに僕は誰に対しても同じように振舞うんだ。僕の将来?フィレンツェとフィオレンティーナと共にあるだろう。」
▼21日の練習&今後の予定▼
ここまでの基礎体力作りに関するトレーニングは満足のいく内容だったようだ。この10日間で行われたトレーニングの効果もポジティブなもので、プログラム通りに準備は進んでいる。21日午前は主にジムでのトレーニングとダッシュの繰り返しを行った。午後からは攻撃陣と守備陣に分かれて技術・戦術練習を行なった。前日の練習試合で打撲を負ったボジノフもチーム練習に参加した。本日も2部練習を行ない、土曜日午前の練習でフォルガリアキャンプが打ち上げられる。一旦は解散するが、日曜日夜にホテルに集合し、月曜日に日本に向けて出発する。
▼放出組▼
フィオレンティーナDFバチスがトレヴィーゾ(B)に移籍することが濃厚となっている。双方ですでにほぼ合意に達しており、あとは詳細を詰めるだけどいう。近日中にも公式発表される見込み。一方、MFピアンジェレッリはアレッツォ(B)への移籍が有力視されている。ただ、同選手に興味を示しているチームは、アレッツォだけではないという
2005.07.21
▼日本ツアー放送決定▼
7月28日(木) セレッソ大阪戦
【WEB】4th MEDIA 生中継(19:00〜)
【地上波】関西テレビ 24:35〜正式終了時間未確認
【CS放送】スカパー! 生中継(放送時間未定)
7月30日(土) サンフレッチェ広島
【WEB】4th MEDIA 生中継(18:00〜)
【地上波】テレビ新広島 25:45〜27:40
【CS放送】スカパー! 生中継(放送時間未定)
8月2日(月) 東京ヴェルディ1969戦
【WEB】4th MEDIA 生中継(19:00〜)
【地上波】日本テレビ 25:59〜27:59
【CS放送】BS日テレ 19:00〜21:00
【CS放送】G+ 24:00〜26:00
▼ヒデ、左膝に疲れ?▼
ヒデは20日、地元アマチュアクラブ・バッラグリーナとの練習試合にベンチ入りしなかった。当初は出場予定だったが、合宿合流2日目で左膝に疲れが出て大事を取ったと報道されている。
▼会長の思惑は?▼
練習試合を視察したアンドレア・デッラ・バッレ会長は「中田は大切な選手。日本とはトッズを通じて良好な関係も築いている」と日本市場への意識も見え隠れした。
▼プランデッリが中田の中盤起用を示唆▼
プランデッリ監督が20日、ヒデについて、中盤での起用を示唆した。同日に行われた練習試合後の会見で同監督は、「ナカタは昨日から準備を開始したから、今日ピッチに送り込むのは不可能だった」と練習試合を欠場させた理由を述べた後、「彼は中盤の真ん中の2つの位置においてポジションを確保することが出来るだろう」とその旨を示唆した。これにより4−2−3−1システムが起用された場合の、2のいずれかのポジションで起用される可能性が高まった。なおプランデッリ監督は2003−04シーズンのパルマ時代にも、ヒデがボローニャにレンタル移籍する寸前の対レッジーナ戦でこのポジションを起用したことがある。
▼練習習試合は6−0で勝利▼
20日午後に行なわれた、地元アマ・バッラグリーナとの練習試合の結果は6−0でフィオレンティーナが勝利した。得点は、リガノが2点、ウィファルシ、デベッツァ、ボジノフ、ヴィアリがそれぞれ1点ずつ決めた。出場メンバーは以下の通り。
前半(4−3−3)
GK:フレイ
DF:パンカロ、ガンベリーニ、ダイネッリ、パスクワル
MF:ブロッキ、フィオーレ、ドナデル
FW:パッツィーニ、トーニ、ボジノフ
後半
GK:フレイ
DF:ウィファルシ、ヴィアリ、バチス、サヴィーニ
MF:エルゲラ、デベッツァ、ギグー、ファンティーニ
FW;ヴリーザス、リガノ
▼アリアッティ、フィオの対応にがっかり▼
フィオレンティーナからアタランタに放出されたMFアリアッティが、やるせない現在の気持ちを吐露した。一般紙「ラ・ナツィオーネ」のインタビューに答え、「違った対応を僕は期待していた。デッラヴァーレ会長は僕に会うたびに、『僕らの関係は長く続くだろう』と常に言っていた。僕はそれを信じていたし、とても嬉しかった。でも実際は、僕が放出選手第1号となった。しかも、誰も僕に電話のひとつもよこしてくれなかった。もうちょっと考慮されていることを期待していた。でもサッカーの世界というのはこんなものだよね。感謝なんて存在しやしないんだ」とがっかりした表情を覗かせた。
▼続々と中盤をリストアップ▼
20日付けのラ・レプブリカ紙によると、最低でもあと一人MFを補強するだろうとされるフィオレンティーナがヴァレンシアのスペイン代表MFバラハ(29)を新たにリストアップしたという。そして2人目はローマのイタリア代表MFペロッタ。バラハについては現所属クラブが移籍金次第では放出する構えを見せているようで、一方のペロッタについてはローマが抱える経営難からその獲得の可能性は十分にあるとされている。その他、カリアリのウルグアイ代表MFアベイジョン、パレルモのイタリア代表MFバローネとコンタクトを取っている模様。ちなみにこれまで噂に上っている選手は、ユヴェントスの元イタリアMFブラージ、レッジーナの元ブラジル五輪代表MFモザルト、ローマの元フランス代表MFダクール、レッチェのウルグアイ代表MFレデズマ、インテルのイタリア代表MFザネッティなど。また、ガゼッタ紙はローマのフランス人MFオリビエ・ダクールとの交渉があることを報道した。
なお一部で噂されたレアル・マドリードのスペイン代表MFグティとフィオレンティーナのチェコ代表DFウィファルシの交換トレードはフィオレンティーナ側がそれを否定している。
▼ディロレートとド・プラドは金曜日にもサインか▼
今週金曜日にも、ペルージャの2選手、DFディロレートとFWド・プラドの獲得を正式発表できる可能性が出てきた。すでに双方では合意に達したものの、ペルージャの税金未納問題が移籍にストップをかけていた。だが、明日にもオリンピック委員会からのその未納問題についての裁定が下されるため、その裁定を待って正式契約できる運びになっているという。従い、両選手は日本遠征にも参加できる見込みという。
▼どうなる?ディ・リービオ▼
フィオレンティーナはディ・リービオに選手としてではなく、チームスタッフとしてオファーをしているようだ。アンドレア・デッラ・バッレ会長はディ・リービオからの回答を待っている状態のようだ。
▼雑誌ネタ▼
週刊サッカーダイジェスト 2005年8月2日号:中田英寿「”悪夢”ふたたび?」にて、移籍か残留かを分析しています。
2005.07.20
▼ヒデ合流&初練習は別メニュー▼
ヒデは19日、イタリア北部フォルガリアの練習に合流した。バカンス中にも自主トレを積んだとみられ、締まった体つきで精悍な表情。後頭部のみモヒカン状になった金髪を輝かせ、午前はランニング中心、午後はウエートトレーニングの別メニューで05/06シーズンの幕を開けた。また、殺到するサポーターの求めに快くサインに応じる場面もあったという。合宿は23日までで、本日に地元のアマチュアチームと練習試合を予定している。
▼コルビーノSDと会談▼
ヒデは18日夜に宿舎入り。チームの新強化責任者コルビーノ・スポーツディレクター(SD)と会談した。「最大限の力をチームに与えようという気持ちを感じた」と同SD。さらに「特別な話は来ていない。ここに残る」と改めて残留を明言した。また、プランデッリ監督との関係については、「技術的な問題なので、監督と話して明らかにしていかないといけない」と、監督とヒデとの直接会談が行われることを示唆した。
▼ディエゴ・デッラ・バッレ名誉会長▼
19日、合宿地を訪れたフィオレンティーナのオーナー、ディエゴ・デッラ・バッレ氏が会見に応じ、その中で移籍か否かで注目が集まるヒデについてコメントした。同氏は「中田は我々のグループの一員。コンフェデ杯に出場したので、それに見合っただけの休暇を得た。日本で我々は最高の歓迎を受けると思う」と話した。
▼19日の練習▼
午前、チームは2組に分けられ、ウォームアップ、ストレッチング~始まり、フィジカルトレーニングを実施。午後に実施された練習ではプランデッリ監督の指示の下、戦術に関するトレーニングを重点的に行った。なかでも、4枚並べられたディフェンス・ラインの選手たちは数多くの練習メニューを消化した。逆に、中盤とアタッカー陣はボールを奪ってからのゲームの組み立てやシュート練習に時間を費やし、いつものように練習の最後にはミニゲームを行い、ブロッキが2ゴール決めて存在をアピールしていた。
▼アンドレア・デッラ・バッレ会長▼
フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・バッレ会長が、2〜3週間のうちに補強を終えチームが完成するとの旨を明らかにした。19日、合宿地に訪れた同氏は、「2〜3週間のうちに、我々はすべての交渉を終わられるだろう」と語った。
▼アリアッティが移籍▼
19日、フィオレンティーナは、MFルカ・アリアッティを完全移籍の形でアタランタに譲渡したと公式発表した。また、クラブは近年フィオレンティーナを支え続けたアリアッティに対して感謝の意を述べた。
▼モザルトに興味なし▼
レッジーナの元ブラジル五輪代表MFサントス・バティスタ・モザルト(25)が、噂に上るフィオレンティーナ移籍を喜んで受け入れるとの意思を表明した。モザルトは、「僕の代理人は、僕がフィオレンティーナに移籍する可能性があると言っていた。フィオレンティーナのようなビッグクラブからターゲットにされているなんて、とても嬉しいよ。フィレンツェに行けたらこんな嬉しいことはないだろうね。おそらく、それはどんな選手にとってもそうだろう。でも、フォーティ会長と話さなければいけない。今日チームに合流にしたばかりだから、まだそのことについて話す機会はなかった。いつこのことがはっきりするか分からない。まずはクラブと話す必要がある」とその旨を語った。
しかしその後のニュースによると、モザルトの代理人によると、フィオレンティーナは同選手の獲得に興味を示していないという。Fiorentina.itの取材に応じた代理人は、「コルヴィーノは私に対して、モザルトはフィオレンティーナのターゲットに含まれていないと言っている。それに、彼の移籍先は、フィレンツェというより、どちらかというとローマの方が近いと思う。繰り返しになるが、私はフィオレンティーナがモザルトに興味を示していないとの情報を得ている」と明かした。
▼ザネッティも獲得困難▼
フィオレンティーナがその獲得に動いていると噂された元イタリア代表MFクリスティアーノ・ザネッティについて、インテルは同選手の放出を全面的に否定した。インテルの強化部長は、「彼の名は移籍リストに入っていない。彼を放出することはありえない。それはもしオファーがあったとしても、だ。彼はチームが絶対放出しないとする選手のうちの一人」と語り、さらに「フィオレンティーナからのオファーはない。もしあったとしても、我々はそれを考慮することもないだろう」と同選手の移籍を完全に否定した。これによりMF補強リストはレッジーナのモザルトとユヴェントスのブラージ2人に絞られた感がある。
▼ブラージも消えた?残るはレデスマか?▼
獲得が噂されているユヴェントスのMFブラージだが、彼の代理人はその噂を一蹴した。「ブラージに関して、新しい報告は何もない。ユヴェントスは彼を売りたいと主張したことがない。」と語った。モザルト、ザネッティ、ブラージと中盤の選手の獲得の噂が否定される中、レッチェのMFレデスマはフィオレンティーナに興味を持っているようだ。レデスマの代理人は、「フィオレンティーナがレデスマに興味を持っている。そして、インテルとユヴェントスもそうだ。もし、誰かがオファーを持ってくればレッチェは話を聞くだろう。しかし、クラブは金銭プラス選手という取引ではなく、お金が欲しい。」
▼ミゲウにも興味なし▼
ポルトガル代表DFミゲウはベンフィカ・リスボンとの契約を解除したが、フィオレンティーナは同選手の獲得に興味を示していない模様。
2005.07.19
▼ヒデ、フィレンツェ入り▼
ヒデは18日、フィレンツェのクラブハウスでメディカルチェックを受けた。19日には、イタリア北部フォルガリアで12日から行われているチーム合宿で練習を開始する。ヒデは日本遠征までの5日間に、今合宿唯一の実戦となるバッラグリーナ(地元アマ)戦も控えるだけに、新チームでの地位を確立したい。
▼新オファーは無し▼
18日、コルビーノSDは合宿中のイタリア北部フォルガリアで、「中田に関して特に新しい移籍オファーはない。現時点で中田は我々の選手」と語った。
▼18日の練習▼
18日午前は、引き続きフィジカルトレーニング、午後は守備陣と攻撃陣に分かれて戦術練習を行なった。尚、別メニュー調整していたパンカロとトーニがグループに合流した。ミニゲームではトーニが得点をあげ、リガノも前日の8得点に続き得点をあげ、好調を示している。
▼若手GKも合宿参加へ▼
19日より、若手ゴールキーパーのコンスーミとマンフレディーニが合宿での練習に参加する。
▼マッジョは復帰に向けて順調▼
2ヶ月前に膝の十字靭帯を損傷し、手術を受けたDFマッジョがランニングを再開させた。
▼パッツィーニが会見▼
「ティフォージの熱狂には驚いたよ。もちろんトーニから学ぶことは非常に大切だ。僕はトップの下でセカンドストライカーとしても貢献できると思うよ。僕はとても穏やかだし焦ってはいないよ。それに非常によく練習できている。トレーナーは各選手の細部まで管理してくれているしね。アリアッティの移籍については非常に残念だけど、これが僕達の世界の一部なんだ。」
▼ボジノフのコメント▼
「僕の全てをフィレンツェに与えなければならない。僕の今までの印象は微妙だ。ファーストゴールを挙げた時に怪我してしまったからね。しかしサポーターは僕がプレーできないときでも僕にとって偉大だった。そして今は僕次第だ。僕に対する信頼を取り返して、自身のキャリアにおける決定的なシーズンにしたいね。僕はすでに”今季20得点したい”と言ったけど、より重要なことは、フィオレンティーナが目的を達成することを助けることだ。トーニは重要な選手だし、我々を助けることができる。サッカーは団体競技なんだ。一人では勝てない。このことは全ての人に共通する。」
▼ディエゴ・デッラ・ヴァッレのコメント▼
フィオレンティーナのオーナーであるディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏は「我々は偉大なフィオレンティーナを構築するだろう」とコメントした。
▼新たなMF候補▼
18日付けのガゼッタ紙は、コルヴィーノSDは1〜2名のミッドフィルダーを探しており、彼のノートにはモザルト(レッジーナ)、ブラージ(ユヴェントス)、マルキオンニ(パルマ)の名前があると報じた。
▼アクイランティ、アリアッティが移籍へ▼
フィオレンティーナは18日、DFアントニオ・アクイランティ(19)がペスカーラにレンタル移籍したと公式発表した。また、MFルカ・アリアッティのアタランタへの移籍交渉も最終局面を迎えていると報じた。
▼ファン・デル・メイデ▼
インテルのウインガー、ファン・デル・メイデの獲得が噂されていたが、彼の代理人は「フィオレンティーナはレンタルで獲得したいようだが、インテルは完全移籍が望みだろう」とコメントした。インテルサイドはファン・デル・メイデが移籍を望めば放出する姿勢のようだが、あとは交渉するクラブ次第だとされている。
2005.07.18
▼ヒデ本日合流▼
バカンスを取っていたヒデが本日(現地時間)合流する。フィレンツェで身体検査を受け、夜にフォルガリアで合宿中のチームに合流する。プランデッリ監督は17日、日本メディアの取材に対して、「中田は真のプロ。1日も早い合流を心から期待している」と語った。就任後初めて日本メディアに対して口を開いた同監督には柔和な笑顔が浮かんでいた。リップサービスもあるのでしょう…。
▼4−3−3▼
17日付のコリエレ・デロ・スポルト紙は、「FWトニが加入したことでプランデッリ監督はボジノフ、ヨルゲンセンとの4―3―3を考えている」と伝えた。
▼デッラ・ヴァーレ兄弟訪問予定▼
フィオレンティーナのオーナー、ディエゴ・デッラ・ヴァーレ氏とその弟で会長のアンドレア・デッラ・ヴァーレ氏が18日、チームの合宿地フォルガリアを訪れる予定になっているという。ヒデとの会談もあるのだろうか。
▼17日の練習▼
フィオレンティーナは、17日も午前、午後の2部練習を行った。午前はランニング中心のフィジカルトレーニングを、午後はプランデッリ監督の指導の下、アタッカーとディフェンダーに別れてトレーニングは実施され、次第に練習内容も密度の濃いものとなっており、9対9を始めとする戦術練習を行った模様。ウィファルシは長女誕生のためクラブの許可を得て練習を欠場。一方、ヨルゲンセン、マッジョ、ピアンジェレッリ、アクイランティは別メニューを消化。新加入のパンカロとトニも遅れを取り戻すためグループとは別の練習を行った。前日の練習中に足首を捻挫したガンベリーニは通常どおりのメニューをこなしている。なお18日も午前、午後の2部練習が予定されている。
▼ウイファルシに長女誕生▼
現地時間17日の早朝、フィオレンティーナのチェコ代表DFトーマス・ウィファルシに長女が誕生した。体重は3、500グラムで、名前は妻と同じカテリーナ。母子ともに健康だという。“パパ”になったウイファルシに特別外出の許可がおり、火曜日に再び合宿地フォルガリアに戻ってくる予定だ。
▼ブロッキのレストランが▼
ミランFWヴィエリとフィオレンティーナMFブロッキが共同経営するレストラン“Baci
& Abracci”が被害を受けている。数日前、酔っぱらったインテル・ティフォジが、ヴィエリの移籍への腹いせからレストランに投石。さらに15日夜、今度は店に泥棒が入った。犯人は裏口の扉をやぶって侵入、レジに残っていたその夜の売り上げ約500ユーロを奪って逃走した。警察は、この件もまたヴィエリの移籍を「裏切り」とみなした者の犯行かどうか調査を進めている。現時点で確実にいえることはひとつだけ、ブロッキは「何も関係ない」ということだ。
▼リガノ会見▼
17日、FWクリスティアン・リガノがフォルガリアで開かれた記者会見に応じた。
「フィレンツェを離れたいと一度も言ったことはない。コーチ陣や仲間との関係もいいし、ポジションを奪って毎週日曜日に試合に出たいね。今はサッカー選手にとって一番つらい時期だ。エネルギーの消費は激しいし、家族とも離れている。しかも、今年のトレーニング量は半端じゃないね、久しぶりにこんなキツイメニューをハイテンポにこなしているよ。みんながへとへとに疲れているけど、シーズンを乗り切るためのトレーニングだから仕方ないね。今後については、監督がメンバー起用に頭を悩ますようがんばりたい。ただ、たとえ5番目のFWとしてのスタートを強いられても、俺は試合に出るべきなんだというようなうぬぼれた考えは持っていない。単に、チームに貢献できるチャンスにプレーできたらそれでいいんだ。トーニとは全く問題ない。僕らは話し合い、それから彼は背番号99を選んだ。というのも、僕は常に9番を背負って来たし、それを手放したくなかったんだ。もし、逆の立場でチームに移籍してきたのが僕だったとしても同じ事をやっていただろうね。昨シーズンの終盤は非常に苦しんだが、今は調子がいいしフィレンツェを去りたいと思わない。もちろん、サッカーの世界では何が起こるかわからないけど、この街に愛着もあるし、クラブや新しいチーム・スタッフとの関係も良好だ。重要なのは戦力と見なされていることと、昨シーズンの終盤戦時とは逆に僕の力が必要なときに試合に出られるチャンスがあるということだ。」
▼アリアッティはアタランタへ▼
フィオレンティーナMFアリアッティが、アタランタに移籍することが17日、濃厚となった。近日中にも発表される可能性が高いという。アリアッティはつい最近までボローニャ、レッジーナが移籍有力先に上がっていたが、昨季B降格したアタランタで心気を図るようだ。一方、イタリアU−20代表のアクイランティはペスカーラへの移籍が報じられている。
▼マレスカ移籍正式決定▼
セビーリャ(スペイン)は16日、ユヴェントスからMFエンツォ・マレスカ(25)を獲得したと発表した。契約期間は4年で、移籍金は250万ユーロ(約3億4000万円)となっている。マレスカは昨季、ユヴェントスからフィオレンティーナに期限付き移籍し、25試合出場で6得点を挙げた。セビーリャは、ポルト(ポルトガル)からブラジル人FWルイス・ファビアーノ、バレンシア(スペイン)からGKアンドレス・パロップを獲得しており、UEFAカップとリーグ戦を平行して戦う新シーズンに向け、補強を続けている。
▼ルパテッリのコメント▼
パルマに移籍したGKルパテッリは「僕は去年のクリスマスの時期に怪我を負った。そして運悪くその支払いを払わされた。僕は再び落ち着きを見つけることができるように望むよ。僕には他のクラブに移籍する可能性もあったんだ。でも僕はパルマを選んだ。なぜならパルマは非常に重要なクラブだからね。僕はスペクタルなゴールーキーパーではない。もちろんフレイを最高のキーパーだとみなしているし、僕の全てをパルマに与えるためにここにいる。」とコメントした。新天地での活躍を期待したい。
2005.07.17
▼ヒデの合流は19日▼
ヒデのチーム合流が、19日になることが分かった。18日の朝にフィレンツェに入り、メディカルチェックを行い、夕方にはキャンプ地フォルガリアに向かい、チームに合流するものと見られている。19日には朝10時から開始される練習に早速参加するようだ。チームはすでに14日から始動しているが、コンフェデレーション杯に参加したヒデはクラブから合流を遅らせる許可を得ていた。
▼移籍するなら日本遠征後▼
ヒデがこのオフに移籍するのであれば、チームの日本遠征後になるという。ここまで噂に上った移籍先は、元イタリア代表監督のジョバンニ・トラパットーニ監督が就任したドイツ・ブンデスリーガのシュツゥットガルトやPSV、パリ・サンジェルマン、UAEやカタールのクラブがある。なおそのシュトゥットガルトは16日、ミランからデンマーク代表FWヨン・ダール・トマソンの獲得を発表している。トマソンはベンフィカとの交渉がまとまりかけているかに見えたが、ミランはトマソンをトラパットーニが指揮をとるシュツットガルトに譲渡することを公式に発表。監督自らがトマソンの獲得を強く押したという。数日中に2006年6月30日期限の契約にサインをすることになっている。
▼雑誌ネタ▼
フラッシュ7月26日号P61:欧州サッカー「移籍市場」を先物買いする!−注目選手の<値段>は?
週刊現代7月23日号P188:中田英寿「いまの日本代表に言っておきたいこと」−本音を吐露
▼練習試合は26-0▼
16日、フォルガリアで合宿中の「新生」フィオレンティーナは初めての練習試合を行なった。17時30分から地元アマチュアクラブであるアマチュアクラブ、アルティピアーニとの練習試合は26−0(前半10−0)でフィオレンティーナが大勝しました。この試合のキャプテンはウイファルシ、副キャプテンをダイネッリが務めました。得点の内訳はリガノ8、ファンティーニ4、ボジノフ、パッツィーニ、ブリーザスがそれぞれ3、ギグー2、ウイファルシ1、ブロッキ1、ドナデル1。
次回の練習試合は20日(水曜日)です。恐らくヒデも出場するでしょう。
▼プランデッリ監督のコメント▼
プランデッリ監督は試合後、「あまり参考にならないテストだった。とにかく、何らかの形は垣間見えた。でも、今日のテストマッチは、ファンにお披露目する意味合いが強かった。まだまだやるべきことは多い」と語った。また選手個人については、「(右サイドBKとしてプレイした)ウィファルシは良かった。ボジノフも私が要求したことをきっちりこなした。彼は中盤に戻ることなく、前線に張っている必要がある」と2選手について語った。なおDFガンベリーニは足首をねん挫、一方のMFヨルゲンセンは背中の打撲で前半途中でピッチを退いている。スタッフによると重症ではなく、一両日中に回復するとのことだ。
▼トーニは「99」が有力▼
FWルカ・トーニの背番号が、本人の希望していた「9」でなく、昨季ボジノフが付けていた「99」になることが濃厚となった。コルヴィーノ氏が、「彼は9番を要求したが、我々は違う番号を授けることにしたよ」と笑みを浮かべて語った。
▼トーニ入団会見▼
「フィオレンティーナとティフォージのために移籍してきた。僕はフィレンツェに行くと決めていた。パレルモに留まることもできたが、どうしてもフィオレンティーナに移籍したかったんだ。また、同時にとても具体的で野心的なクラブのプロジェクトが僕に移籍を決意させたんだよ。この一連の移籍話はみんなにとって良い結末を迎えられたと思う。僕は満足しているし、チームに貢献できると確信している。ワールド・カップ・イヤーということもあり、シーズン中に活躍すれば本大会で出場できるチャンスを掴めるって事を隠すつもりはないよ。ここにはタイプの異なる3人のアタッカーがいるよね。僕、パッツィーニ、ボジノフの3人で、この中で誰と誰がコンビを組もうとうまく共存できるし、どの組み合わせだって一線級の攻撃陣だ。だから、僕たちの価値を示してやろうとモチベーションも高くなるよ。あと、僕はセンター・フォワードだけど、昨シーズにも見せたように多くのアシストだってできるんだ。プランデッリ監督のチームの特徴と言えば、綺麗なサッカーを展開し、選手たちは非常に果敢だ。僕たちもそうできると確信しているよ。」
▼フェラーリ▼
ローマの元イタリア代表DFマッテオ・フェラーリが、移籍するなら噂のあるエバートンではなくフィオレンティーナを希望していることが分かった。同選手の代理人は、「マッテオはローマから出たいと思ったことはない」とローマ残留を大前提としながらも、「彼は今季、挽回したいと切に願っている。彼は移籍先としてあまりエバートンを気に入っていない。でも、交渉はかなり進んでいる。それでも、エバートンとフィオレンティーナなら、フィオレンティーナの方が断然いい。彼が一番に望んでいるのは、ローマでプレイを続けることだけどね」とその旨を語った。フェラーリはパルマ所属時代、プランデッリのもとでキャリア最高のプレイを披露、イタリア代表にまで上り詰めた経緯がある。昨夏、ローマ指揮官に就任したそのプランデッリの要望によりローマに移籍するも、同監督は夫人の健康問題を理由に開幕直前に辞任。信頼する監督を突如失ったフェラーリは、思ったような活躍が出来ずにシーズンを終えていた。
▼モーツァルト▼
ガゼッタ・デロ・スポルト紙はフィオレンティーナがMFモーツァルト(レッジーナ)ら左MFの補強に乗り出していることを報じた。中盤の選手が増えるということは、それだけヒデのレギュラー争いが厳しくなるということだ。
2005.07.17
▼スーパー・フィオレンティーナ▼
イタリア地元紙は、フィオーレ、パンカロ、トーニと立て続けに代表クラスの選手を獲得したフィオレンティーナを「スーパー・フィオレンティーナ」と大々的に報道した。フィオレンティーナの大型補強は着々。ヒデの存在がかすみそう?
▼指令塔不在と報道▼
着々と補強を進めるフィオレンティーナだが、15日付コリエレ・デロ・スポルト紙の同チームの今季構想にヒデの名前はなく、「司令塔獲得が必要だ」と伝えた。
▼パンカロの会見▼
パンカロは15日午前に健康診断を受けた後、キャンプ地フォルガリアで会見を行なった。
「引退前のひと稼ぎをしに来たわけじゃない。僕のことを熱心に誘ってくれたチームでいいプレーがしたいんだ。僕を選んでくれたコルヴィーノや監督に感謝するよ。フィオレンティーナの選手になれたことを誇りに思う。状況によっては大きな責任を負う役割もあるけれど、最初から最後まで全員がチームのリーダーでなければいけないんだ。フィオレンティーナについて何を知っているかって?ルイ・コスタは今でもこのチームと街に強い愛着を感じていて、いつも興奮した口調で話をしていたね。昨日、彼と話をしたんだけど、ここに僕が移籍したことをとても喜んでいたよ。」と語った。
▼トーニ合流へ▼
本日、トーニはメディカルチェックを受け、合宿地フォルガリアで公式入団発表。チームに合流する予定。
▼トーニのコメント▼
14日にパレルモからフィオレンティーナに移籍が決まったFWルカ・トーニ(28)が、新シーズンに向け意気込みを語った。15日、地元ラジオ局「ラジオブルー」のインタビューに応じたトーニは、「明日の朝、フィレンツェでメディカルチェックを受け、それから入団会見のためにフォルガリアに行くことになるだろう。入団が決まるまでの日々は、交渉がまとまるかどうか不安でいっぱいだった。でも、幸運にもすべて上手くいったよ。他チームに移籍できる可能性もあったけど、僕はフィレンツェを選択した。このクラブに大きな信頼を寄せている。優秀な監督がいるし、そして環境も素晴らしい。責任感を持つことは素晴らしいこと。クラブからの期待、そしてファンからの期待に答えられるようにがんばりたい。チームメイトのFW陣は、若くて優秀だ。3人とも違ったタイプのFW。4−3−2−1は、僕の好きなシステムだ。監督がどのようにプレイさせたいかは分からないけど、パレルモではこのシステム(4−3−2−1)でプレイしていた。僕にとってはとてもやりやすかったよ。プランデッリ?昨日ちょっと話しただけだ。でも、評判はとてもいいよね。ということは、優秀な監督で、そして素晴らしい人なんだと思う。9番を付けられたらいいね。ファンに約束はしたくないけど、彼らを喜ばせるために全力を尽くすことを誓うよ。代表?リッピも僕に期待を寄せてくれている。でも、今はフィレンティーナことだけを考えたい。今後のことはこれからはっきりすると思う。もちろん、W杯には出場したいけどね」と語った。
▼ド・プラド獲得へ▼
ペルージャの若手ブラジル人FWド・プラドが、移籍についてすでにフィオティーナと合意に達していることが15日、分かった。選手本人が明らかにした。「ラジオブルー」に電話でインタビューを受けたド・プラドは、「フィオレンティーナが僕に興味を示してくれて、とても嬉しいよ。近日中にも交渉が纏まることを願っている。合意には達しているからね。ただ、僕の現所属クラブの処遇が決まるのを待たなければいけないんだ(所得税未払いによりセリエB登録が危ぶまれている)。Bに残れることを願っているよ。僕はトレクワルティスタ(トップ下)。スピードのあるドリブルが僕の売り。フィレンツェは熱狂的なファンがいるし、素晴らしいクラブだ」と語った。ド・プラドは2002−03シーズン、ポルトゲーザからカターニャに移籍、翌シーズンから現所属チームでプレイしていた。
▼15日の練習▼
15日午前はストレッチ、筋力トレーニング、ランニングなど、アスレティックトレーニング中心、午後は戦術練習とハーフコートでのミニゲームを行なった。16日は17時30分からアマチュアクラブ、アルティピアーニとの練習試合が行なわれる。
▼プランデッリ▼
プランデッリは本日17時30分(現地時間)に行なわれる予定の親善試合のメンバーについて詳細を話さなかったが、「合宿は多くのサポートを受け順調に進んでいる。」と語った。
▼アッピアーに興味?▼
アーセナルからMFヴィエラを獲得したユヴェントスは、アッピアーを放出する用意があるようだ。アッピアーにはミドルスブラ、バーミンガム、エバートンらイングランドのクラブやトルコのフェネルバフチェが興味を示しているようだが、フィオレンティーナも興味を示していると報じられている。
2005.07.15
▼トーニ獲得!▼
フィオレンティーナはパレルモからFWトーニを獲得した。パレルモがフィオレンティーナの提示した1,000万ユーロで受諾した模様。トーニは4年契約で年俸2億1千万になるようである。
▼プランデッリのコメント▼
トーニ獲得の朗報を聞いたプランデッリ監督は、「我々の獲得目標プレイヤーだった。だからとても満足している。彼は素晴らしい選手。ここ2年で記録した50ゴールが、それをすべて物語っている。彼の獲得を成功させたコルヴィーノとクラブには感謝している」と語った。
▼DF獲得▼
フィオレンティーナが、ペルージャからDFマルコ・ディ・ロレート(30)を獲得する可能性が高まった。
▼マレスカはスペインへ▼
昨季レンタル移籍によりフィオレンティーナでプレイしたユヴェントスのMFマレスカ(25)が、スペインのセヴィージャに移籍することが14日、決定的となった。公式発表はされていないが、チーム間では移籍金300万ユーロ(約5億円)で合意に達しているという。年棒はまだ未定だが、契約期間は3年間になるとみられている。
▼アリアッティ▼
レッジーナが、フィオレンティーナMFアリアッティに興味を示していることが分かった。同選手の代理人、フランチェスコ・ロマーノ氏が明らかにした。Fiorentina.itの取材に応じたロマーノ氏は、「フォティ(レッジーナ会長)とはすでに1度、話をし、そして次の約束もすでにしている。アリアッティはレッジーナ移籍に関して何ら問題はないだろう」とその旨を明かした。なおアリアッティにはレッジーナ他、キエーヴォ、カリアリも興味を抱いている模様。
▼フレイ会見▼
フィオレンティーナのGKフレイが14日、合宿中のフォルガリアで会見した。フレイは、「完全な正GKとなるために全力を尽くすことを誓うよ。僕にとって、今シーズンはとても重要なシーズンとなるだろう。代表の正GKになるために何が足りなかった?正直言って、それが何であるかは分からない。みんな僕のプレイを見たはずだよね。もしかしたら、フランスは国内でプレイしている他のGKに期待をかけているのかもしれない。でも、僕は決して諦めない性質なんだ。最後の最後まで代表入りできることを信じているよ。トーニ?クオリティの高い、とても重要なプレイヤーだよね。今僕が言えるのはそれだけ。僕がメルカートを担当しているわけじゃないからね。新チームの印象は?とてもポジティブだよ。みんな明るいし、そしてみんないい成績を残そうと意気込んでいる。チームがいいシーズンを送れるための、十分な基礎は整いつつあるよ」と語った。
▼トマソンはフィオ移籍希望▼
ベンフィカへの移籍が確実視されたミランのデンマーク代表FWヨン・ダール・トマソンが、フィオレンティーナ移籍を希望していることが14日、明らかとなった。同選手の代理人、マルティン・シューツ氏が語った。Calciomercato.comの取材に応じた同氏は、「ベンフィカ移籍が消滅したわけではないが、彼はイタリアでのプレイを望んでいる。近々、どこかイタリアのチームと契約できればと願っている」とトマソンが国内移籍を希望している旨を明らかにした上で、「彼はフィオレンティーナ移籍を望んでいる。チームメイトのルイコスタからいつも、チーム、そして町のいい噂を聞いていたからね。それに、チームには代表でのチームメイト、ヨルゲンセンもいるし、プランデッリ監督が彼のことを評価していることも知っているからね」と選手の意向を公表した。
▼パンカロ合流へ▼
新獲得選手DFパンカロ(33)が、14日に夜にもチームへ合流することが分かった。14日午後にフィレンツェでメディカル・チェックを行い、その足で合宿地フォルガリアに向かう予定だという。練習への合流は15日からの予定。
▼フィオーレのコメント▼
ヴァレンシアから加入したフィオレンティーナのフィオーレが、DFジュゼッペ・パンカロ(33)について「最高の補強だ」と大歓迎の姿勢を示した。ラ・ナツィオーネ紙のインタビューに応じたフィオーレは、ミランとの契約を破棄した上でフィオと契約を結んだパンカロについて、「DF陣にとって彼の存在は貴重となるだろう。なぜなら、彼はDFのほとんどのポジションでプレイできるからね。だから、僕はフィオレンティーナで彼とプレイできとても嬉しいよ。彼は最高級の選手である以上に、僕の友達でもある。キャプテンシーも備えている、クオリティの高いプレイヤーだ。彼の獲得はクラブにとって最高の補強だと僕は思う。誰がチームリーダー?このチームでは皆がそうであるべきだろう。監督とディレクターは若手とベテランのミックスチームを構成中だ。僕の観点では、これは素晴らしいことだと思う」と語った。
▼ディ・リーヴィオがチーム再合流も▼
契約切れにより昨季限りでフィオレンティーナを退団したMFアンジェロ・ディ・リービオが、昨季オフ同様再びチームに合流する可能性が浮上している。地元ラジオ局「ラジオブルー」で報じられた。現役プレイヤーとしての復帰ではなく、フロントでの復帰が噂されている。
▼14日の練習▼
フィオレンティーナは14日午前にはチームを2つに分けてフィジカルトレーニングを行い、午後にはプランデッリ監督の指揮のもと戦術練習が行われた。
▼その他の獲得候補選手▼
レッジーナのMFモザルト獲得へ向けた交渉が進んでいる。その他の獲得候補としては、ペルージャのGKカラッチ、MFデル・ヴェッキオ、MFド・プラド、ローマのMFダクールの名前が挙がっている
▼コッラーディ▼
獲得が噂されたバレンシアのFWコッラーディの獲得はなさそうだ。同選手の代理人は、「今日現在、フィオレンティーナとのコンタクトはない。複雑すぎるからだ。コッラーディは他のクラブでプレーすることになるだろう」と語った。
2005.07.14
▼フィオーレの発言を否定▼
プランデッリ監督はMFフィオーレが前日の新加入会見で「4−4−2の右を任せると監督にいわれた」と発言したことに苦笑しながら「そんなこと言った覚えはないんだが…」と否定した。13日付の全国スポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、同監督は「彼とは電話で話したが、4―4―2でやるとは言っていない。戦術的にはまだ何も決まっていない」と、横一線の争いであることを強調した。ヒデにとってはありがたい話?
▼トーニ獲得困難か?▼
パレルモFWトーニの獲得が、あと一歩のところで逃してしまう可能性が出てきた。コルヴィーノSDは「パレルモと我々との間は、まだあまりにも遠い。合意はできなかったと私は思っている。我々は1000万ユーロ(約13億6000万円)という金額を提示したが、パレルモは1200万ユーロ(約16億3000万円)以下には下げる気がない」と語った。そしてトーニには、ここにきてインテルが触手を伸ばしていると報じられている。また、コルヴィーノSDは13日の会見で、「明確な考えのもと、我々はバランスの取れたチームを構成している。」とコメントした。
▼ボジノフのコメント▼
FWボジノフは「ゼロから再出発しよう。監督もスポーツ・ディレクターも代わって、新しい選手も大勢やってきた」と『イタリア1』のインタビューに対して語った。
▼プランデッリのコメント▼
プランデッリ監督は、「強い熱意を持ってスタートする。チームのために、あるいはチームが狙う目標のために自分は大事な仕事ができるということを、全員が自覚しなければならない」と語った。またファンに向けて、「おそらくファンは、ただちに我々に魅惑的なサッカーをして欲しいだろう。私は心配していない。フィオレンティーナは再び偉大になるだろう。しかし我々には時間と忍耐が必要だ。私は選手たちにピッチ上で激しく戦う必要があると話した。私も後押しする。サイドには積極的に、そして素早くカウンターアタックをして欲しい。」と語った。
▼パンカロ獲得!▼
13日、ACミランが、DFジュゼッペ・パンカロ(33)との契約を解除したとの公式発表を行ったその数分後、フィオレンティーナは、オフィシャル・サイト上でパンカロの獲得を公式発表した。パンカロはフィレンツェでメディカルチェックを受けた後、キャンプ地フォルガリアでチームに合流する予定だ。
▼ルパテッリがパルマ移籍▼
13日、フィオレンティーナはGKルパテッリがパルマにレンタル移籍したと報じた。
▼DF補強に動く▼
フィオレンティーナはペルージャ所属のDFマルコ・ディ・ロレート獲得への交渉を進めている模様。
▼13日の練習▼
13日午前の練習は10時過ぎから行なわれ、ディフェンスとオフェンスに分かれて戦術練習が行なわれた。午後はフィジカルテストが行なわれた。
2005.07.13
▼ヒデ、予想先発を外れる▼
12日付のイタリア2大スポーツ紙コリエレ・デロ・スポルト、ガゼッタ・デロ・スポルトの今季先発予想からヒデの名前が外された。前日まではボランチのレギュラー扱いだったが、11日に入団が決まった元イタリア代表MFフィオーレに押し出された形。フィオーレは「プランデリ監督と話して、4−4−2の右MFを任せると言われた。」とコメントした。18日にチームに合流予定のヒデだが、いきなり存在感を示す動きが要求される。
▼フィオーレのコメント▼
「苦しい交渉だったけど、最後は望み通りの結末を迎えることができた。買い取りオプション付きのレンタルという形だ。スペインでの1年間は苦い経験だったけど、名誉挽回したい。イタリアに戻りたかった。代表復帰も希望しているけど、まずは何より自分とフィオレンティーナのためにいいプレーをしたい。スペインで過ごしたシーズンは捨てたようなものだ。理由は色々とあるけど、そのことについて話す気分じゃない。ずっと中央でプレーしてきたけど、中盤のポジションならどこでもある程度適応できる。ポジションは問題にならない。ゴールは狙っているし、大事なラストパスを出すことも好きだ。やり方を忘れてないといいけどね。リーグ戦の展望?結果はグラウンドの上で出るだろう。今のチームもいい状態だけど、さらに補強があるはずだ。いい結果を出せると信じている。フィレンツェには熱いサポーターがいる。直接的にはまだ知らないけど、チームに強い愛着を持った大勢のファンがいることは知っている。プランデッリ?結果を見れば分かるように、素晴らしい監督だ。ここ数日彼と電話で話したことが決断につながった。コッラーディ?ぜひお勧めしたい。素晴らしい選手でもあり親友でもある。でも、決めるのはクラブだね。」
▼合宿初日▼
フィオレンティーナのメンバーは、11日朝8時30分にバスでフィレンツェを出発。12時半には合宿地のフォルガリアに到着した。昼食の後に休憩をはさんで、17時から練習を行なった。初日の練習はエアロバイクなど有酸素運動と体幹筋のトレーニングを約1時間行なった。
▼プランデッリのコメント▼
合宿地のフォルガリアでプランデッリ監督が記者会見を行なった。同監督は「90分戦えるフィジカルを準備し、良いサッカーを展開したい。スタメンには言及できないが、4バックを用いる」とコメントした。
▼マテラッツィ▼
ガゼッタ紙のインタヴューに獲得が噂されたインテルDFマテラッツィが「デッラ・ヴァッレとフィレンツェには感謝する。だが僕はインテルに残る」とコメントした。
▼リバプールから?▼
リバプールの地元紙は、リバプールのDFヒーピアとFWシセのフィオレンティーナ移籍の可能性を報道した。
▼アンブロジーニ▼
ミランから加入したMFブロッキは元同僚のアンブロジーニについて、「移籍金が高すぎるよ。彼はフィオレンティーナに来たがっていた。ミランが出そうとしないんだ」と語った。
▼トーニ獲得は暗礁?▼
パレルモのスポーツディレクターがトーニがパレルモの夏季合宿に参加することを明言した。
「いかなる交渉もないし、トーニを売るつもりもない。彼はパレルモのプレイヤーだし、私はこれ以上交渉しない。フィオレンティーナはひどい振る舞いをした。そして、もしフィオレンティーナがトーニを欲しいなら、彼ら自身がどうするべきかを知っている。私はフィオレンティーナの条件でトーニを売らない。この状況に飽き飽きしている。トーニは土曜日からの夏季合宿にいるだろう。」
パレルモとフィオレンティーナの希望額には200万ユーロの差があるといわれている。
2005.07.12
▼ヒデ、合宿メンバーに招集▼
フィオレンティーナのメンバーは11日夜10時までにフィレンツェのホテルに集合し、12日朝8時30分にフォルガリアに向けて出発する。(時刻は現地時間)
プランデッリ監督に招集された合宿参加メンバーは以下の通り。
GK:セーハス、フレイ、ルパテッリ、ロッカーティ
DF:アクィランティ、バチス、ダイネッリ、ガンベリーニ、マッジョ、パスクアル、サヴィーニ、ウイファルシ、ヴィアリ
MF:アリアッティ、ブロッキ、デ・ヴェッツェ、ドナデル、ギグー、エルゲラ、ヨルゲンセン、中田、ピアンジェレッリ
FW:ボジノフ、ファンティーニ、パッツィーニ、リガノ、ソンチン、ブリーザス
▼スポンサーはLotto▼
11日、フィオレンティーナはLotto Sport Itala(スポーツデザイン企業)とテクニカルスポンサー契約を結んだ。契約期間は2005年7月1日から2009年6月30日までの4年間となっている。
アンドレア・デッラ・ヴァッレ会長は「このパートナーシップは我々に大きな満足感を与えてくれるだろう」と語った。
▼フィオーレ獲得!▼
フィオレンティーナはバレンシアMFステファノ・フィオーレ(30)を買い取りのオプションを含む期限付きの形で獲得したと発表した。フィオーレは11日午後にメディカル・チェックを済ませた後、チームが滞在しているフィレンツェのホテルでメンバーと合流し、本日の朝、他の選手と同様合宿地へと向かう。伊各紙が報じたところによると、年俸150万ユーロ(約2億円)で1年間の期限付き移籍と見られている。同選手は攻撃的MFのほか、ボランチ、サイドでもプレーできる中盤のスペシャリスト。ヒデにとって強力なライバル出現といえそうだ。
フィオーレは、「ここフィレンツェでスペインでの苦いシーズンを取り返したい。そして再びイタリア代表で自分の場所を見つけたい」と語った。
▼アンブロジーニ?▼
ミランのMFマッシモ・アンブロジーニが「ミランを去るならば、フィオレンティーナに行きたい」と発言した。このことについて、現在までにフィオレンティーナとミランの間にコンタクトはないらしい。しかし、今後両チームが接触する可能性がありそうだ。
▼トーニ獲得は難航▼
パレルモのFWトーニとの交渉が難航しているようだ。現在両チームの希望額の間には200万ユーロ(約2億8000万)の開きがあると報じられている。
▼ヴリーザス残留か?▼
レンタル移籍から復帰した後、オリンピアコス移籍が噂されていたヴリーザスが残留する可能性が出てきた。本人の希望もあるが、トーニの獲得が成功したとしても第4FWとしてチームに残ることになるかもしれない。ヴリーザスは合宿メンバーに招集されている。
▼ファンデルメイデは決裂?▼
インテルのファン・デル・メイデ獲得に向けたインテルとの交渉は金銭面での折り合いがつかなかったようだ。
▼マテラッツィ▼
獲得に動いていると噂されているインテルDFマテラッツィは、「多くのクラブが僕に興味があるようだ。それはとても幸せなこと。僕はインテルのサマーキャンプに行くだろう。そしてマンチーニ監督と話をするよ。監督の選択によって解決するだろう」とコメントした。
2005.07.11
▼本日始動▼
フィオレンティーナは、本日11日、フィレンツェに集合して新シーズンを始動する。ヒデは1週間遅れの18日に合流する。
▼フィオーレ獲得間近▼
SKY SPORTSは10日、フィオレンティーナがバレンシアのMFステファノ・フィオーレ(30)の獲得に合意間近と報じた。契約は1シーズンのレンタルとシーズン後の完全移籍のオプション付きと見られている。フィオレンティーナに加入すればヒデのライバルになることは必至であろう。また、インテルのMFファンデルメイデへのオファーも準備されているようだ。
2005.07.10
▼ヒデがイベント参加▼
8月1日に行なわれるフィオレンティーナvs東京V戦(味の素スタジアム)で、試合開始前に「コカ・コーラ×NAKATAスペシャルプログラム」と題してヒデがイベントに参加する。ヒデをはじめ選手たちが地元の小学生とその保護者25組50人とピッチで触れ合うイベントらしい。問い合わせはキャンペーン事務局=電話:0120−084−509=まで。
▼雑誌ネタ▼
フライデー7月22日号:『世界のセレブ「とても人には見せられない」<恥>写真最新8連発ッ!』
SPA!7月12日号:『Yahoo!検索ワード/「サッカー選手」編』
▼トーニ獲得は13億が限度▼
コルヴィーノSDが現地サイトfiorentina.itに対して、「1000万ユーロ(約13億4000万円)だ。パレルモの関係者と会い、相手がこのオファーを受け入れるのであれば交渉をまとめる。トーニの獲得にこれ以上の金額を出すつもりはない」と語った。フィオレンティーナのオーナーは1150万ユーロ(約15億4500万円)で交渉をまとめる準備がある、という噂もあったが、コルヴィーノSDの言った条件が変わることはないだろう。また、コルビーノはトーニの報酬について、「1000万ユーロで獲得が決まれば、それから本人との間で年俸について話をする。この点についても交渉が行われるのは当然だ。報酬もバランスの取れた額でなければならない」と語った。トーニはフィレンツェへの移籍に前向きな姿勢を見せており、年俸の引き下げを受け入れる意思もあるようだ。近日中に合意が得られそうだ。(今週中とも報道されています)
尚、推定移籍金額は各メディアによってバラツキがあり、750万ユーロ(約10億円)とも850万ユーロ(約11億4000万円)とも報道されている。
▼フィオーレ▼
以前からフィオレンティーナ入りが濃厚となっているフィオーレ(バレンシア)に関しても交渉は続けられているようだ。
▼ボネーラ▼
獲得候補選手の一人であるパルマDFボネーラは、「僕はここで(移籍の)ニュースを待っているんだ。でももうしばらく時間がかかると思う。パルマとフィオレンティーナの間でレンタル移籍に関して接触があったことは知っているよ。でもパルマはお金が欲しいからそれを受け入れるとは思わないな。決めるのはクラブだけど、来週くらいに進展があるかもしれない。僕は水曜日からシーズン前のトレーニングをパルマで始めるよ。」と語った。
2005.07.09
▼ヒデ、台湾訪問▼
中国情報局(http://news.searchina.ne.jp/)によると、バカンス中のヒデが、台湾の新創刊ファッション雑誌『WE MEN』の招きに応じて2日から台湾を訪問。6日までの滞在中、創刊記念パーティーなどに参加したそうだ。ヒデのファッショナブルな出で立ちや言動にも増して、注目されたのは、「中田の側に美女あり」という現象。パーティーに参加すれば、台湾の超人気タレント、リン・チーリンや、モデルとして活躍するペース・ウーなどに囲まれ、プライベートな食事では、かつて日本でも活動していたビビアン・スーと合流していたという。8日付の中国メディア・新京報は、「そんな美女たちの中で、中田がもっとも楽しそうに接していたのは、ビビアン・スーだった」と紹介。「互いに日本語が通じるため、2人はすぐに意気投合して、大盛り上がり。ビビアンのことを『本当にキレイだ! その上、可愛いらしい』と絶賛していた」と報じていた。
こいつらです。
▼会長が大量補強を明言▼
アンドレア・デッラ・ヴァッレ会長が6日、これから夏のメルカートが閉まる8月31日までに最低でも4、5人を補強することを公言した。チーム編成会議のためにフィレンツェを訪れた同氏は、「あと4、5人は補強することになると思う。ディフェンダーとミッドフィルダーは、合宿入りまでに獲得できると思う。もしかしたらFWに関しては、もうちょっと日数を要することになるかもしれない」と語った。
▼獲得を狙う選手たち▼
7日付けのガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、フィオレンティーナが現在獲得を狙う選手は、DFがレッチェのストヴィーニ、インテルのマテラッツィ、パルマのボネーラ、MFがレッチェのレデズマ、ウディネーゼのピンツィとピサーロ、ヴェローナのヴェラーミ、FWがウディネーゼのイヤクィンタ、パルマのジラルディーノ、パレルモのトーニ、ヴァレンシアのコラーディとなっている。
▼ファンデルメイデ▼
フィオレンティーナがインテルのオランダ代表MFファンデルメイデ獲得に再度、乗り出す可能性が出てきた。ファンデルメイデがモナコ(フランス)からのオファーを拒否したため。同選手はフィオレンティーナのこの夏のメルカートでの獲得ターゲット選手として名前が挙がっている。
一方で、インテルがアーセナルFWアンリの獲得のために1000万ユーロ(約13億3000万円)前後の金額に加えてファンデルメイデを譲渡するという噂もある。
▼フィオーレ獲得間近▼
ヴァレンシアの元イタリア代表MFフィオーレ(30)が、フィオレンティーナ入りにあと一歩のところまで迫っていることが8日、明らかとなった。全国紙QSのインタビューに自らが明かした。チーム間ではすでに1年間の期限付きレンタル移籍で合意に達しているとされるフィオーレは、「弦を担ぐ意味でも、正式発表されるまでは待ちたい。でも、フィレンツェに移籍できたら、こんな嬉しいことはないだろうね。そのことは否定しないよ」と移籍がほぼ確定的であることを臭わせた。
▼ヴリーザスは放出か▼
レンタル先のセルタ・ヴィーゴ(スペイン)からフィオレンティーナに復帰したギリシャ代表FWジジス・ヴリーザスだが、チームには残らず放出されることが確実視されている。移籍先は母国の強豪オリンピアコスが有力。
▼アリアッティが合宿参加へ▼
移籍が濃厚とされるMFアリアッティだが、新シーズンはフィオレンティーナで迎える可能性が高いという。移籍先としてはボローニャ、そしてつい最近ではラツィオが浮上している。
2005.07.08
▼ヒデ残留濃厚▼
7日付けのコリエレ・デッロ・スポルト紙は、フィオレンティーナの移籍状況を掲載し、移籍の可能性が報じられているヒデについて、チーム残留は確実だと報じた。また同紙は、ヨルゲンセンの他チーム移籍を予測した項で、一方のヒデについて「彼の残留には何ら疑いはない」とした。ガゼッタ・デロ・スポルト紙も6日、ヨルゲンセンが移籍することになると伝え、ヒデの残留が有力であることを示唆した。
▼ヒデは20日初戦か▼
18日に合宿合流予定のヒデが、20日の地元アマチュアチームとの練習試合で今季新チーム初戦を迎えることが濃厚になった。因縁あるプランデリ新監督に実力を示す好機。レギュラー奪還を目指すヒデにとって、重要な試験日となる。
▼地元は後援ムード▼
フィオレンティーナのファンが集まる本拠地前の喫茶店に、コンフェデ杯の活躍を見たサポーターから「中田を出場させろ」などの声が殺到。同店のインターネットの書き込みページでは“中田後援”をクラブ側に訴える計画まで進んでいるらしい。
▼雑誌ネタ▼
7月5日発売の「フットボールニッポン」夏号に、『中田英寿×村上龍「日本代表を語る」』が掲載されています。表紙はヒデのアップ!
▼携帯サイト▼
7日、「ほっとけない 世界のまずしさ」の携帯サイトがオープンしました。http://m.hottokenai.jp/
▼JAPANツアー特別プラン▼
フィオレンティーナジャパンツアー2005に紫色のグッズを身に付けてスタジアムに来場すると、なんと抽選で
「夢のスタメン入りしちゃうかも権」があたるのです!この権利を獲得すると、スターティングメンバーが試合前に行う集合写真撮影にまるでスタメンの1人であるかのように一緒に参加できます。座席はどのエリアでも対象にはいります。試合開始1時間前より、会場備え付けカメラで、会場内の大型スクリーンへサポーターの方々を映します。そして、場内アナウンスの先導により、1名が選ばれるようです。さらに、撮影用に来日選手全員のサイン入りユニフォームのプレゼントがあるとのこと!
▼ボジノフ全開宣言▼
FWボジノフが、7日付けのコリエレ・デッロ・スポルト紙の独占インタビューに応じ、新シーズンに向けた熱い思いを語った。昨季、期待されながら怪我の影響もあり思ったような活躍が出来なかったボジノフは、「レッチェにいる時よりも状態はいいよ。ちょっと痩せたしね。早くチームメイトとともにピッチに立ちたいね。今シーズンは20ゴール決めたい」と意気込みを語った。また、獲得の噂のある3人のFW(トーニ、イアクィンタ、コッラーディ)については、「クラブが3人皆と契約することを望むよ。信じられないくらい僕達は強くなるからね」と語った。プランデッリ新監督については、「彼は僕達をトップに連れて行くのに適任だ。」と語った。
▼フィオーレ獲得間近▼
7日付けのコリエレ・デッロ・スポルト紙は、ヴァレンシアの元イタリア代表MFフィオーレ(30)のフィオレンティーナ移籍がほぼ確実な状況となったと報じた。フィオレンティーナとヴァレンシアの間ではすでに1年の期限付きレンタル移籍で合意に達し、後は選手とフィオレンティーナ間で金銭面について詳細を詰める段階にまで達しているという。来週にも正式発表される見込みとされている。
▼ジラルディーノ、クレスポ▼
ミランのガッリアーニ副会長の「新選手獲得終了宣言」を受けて、依然として移籍が決まらないパルマFWジラルディーノだが、獲得の可能性も、まだ完全に消えたわけではなさそうで、プランデッリが欲しがっている事には違いないだろう。ジラルディーノの移籍金は約30億円とも伝えられており、アンドレア・デッラ・バッレ会長はこの件について、「クラブの健全な運営を望むならジラルディーノにかかるコストは高すぎる」と語った。また、同会長は「来襲月曜日には新しい獲得選手が決まる」と語った。一方、ここ数日、ジラルディーノに代わるストライカー候補としてクレスポの名前があがってきている。クレスポは、チェルシー復帰が決まったが、イタリアに残りたいとの意志を表明している。この2人の選手にはユベントスが獲得に動いているとの噂もある。
▼ザンブレッラ▼
フィオレンティーナがスイス人MFザンブレッラ(19)を狙っている。ザンブレッラはセルベッテで2シーズンを過ごしたあとブレシアに加入し、昨シーズンは15試合に出場。スイス代表としてワールドユースにも参加した。ブレシアはザンブレッラの移籍金として500万ユーロ(約6億6500万円)前後を要求している。交渉を開始することができるかどうか、ブレシアは今後数日のフィオレンティーナの動きを待つことになる。
▼合宿日程▼
7月12日8時30分 合宿地FOLGARIAへ出発。合宿開始。
7月16日17時30分 第1回目の練習試合(対U.S.Altipiani
calcio、アマチュア)アルティピアーニ
7月20日17時30分 第2回目の練習試合(対U.S.Vallagrina、アマチュア)バッラグリーナ
7月23日合宿終了。午後 フィレンツェへ移動。
7月25日8時30分 「フィオレンティーナジャパンツアー」へ向けて出発
7月26日 時間不明 日本到着
▼ステーノ・メンクッチの葬儀▼
7日午後、サン・ピエトロ教会で5日に亡くなったサンドロ・メンクッチ代表取締役の父親ステーノ・メンクッチの葬儀が執り行われた。葬儀にはアンドレア・デッラ・バッレ会長も参列した。
2005.07.07
▼キャンペーンムービー▼
ヒデが参加している「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンのムービーが、昨日より放映されています。ヒデのHPから視聴可能です。Let's go!
▼移籍話は進展なし▼
ヒデの移籍話が進展していないことが分かった。6日付のラ・ナツィオーネ紙は、移籍先に浮上したシュツットガルトとの交渉は「進んでいない。アンドレア・デッラ・バッレ会長は今夏の日本ツアーやTV放映権などで中田と深くかかわりすぎているので、移籍は難しい」と報道した。また同日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙も、「プランデッリ新監督が再生を図っており、現時点では残留する」と報道した。
▼ヒデの合宿合流は18日▼
フィオレンティーナは12日からイタリア北部のフォルガリアでシーズン前の合宿をスタートするが、クラブの公式HPによれば、コンフェデ杯に参加したヒデは18日からの合流になるという。18日にメディカルチェックを受け、19日から練習に参加予定。代表戦から1カ月間の猶予をもらったバカンス期間だが、規定より4日早いスタートとなる。なおチームは23日までフォリガリアで一次合宿を行い、24日に一日休息を取った後、25日にジャパンツアーに向け出発する予定となっている。
▼ガゼッタ紙予想スタメン▼
5日付けのガゼッタ・デッロ・スポルト紙が予想した現有戦力での予想スタメンは以下の通り。
(4−4−2)
GK:フレイ(←パルマ)
DF:ウィファルシ、ガンベリーニ(←ボローニャ)、ダイネッリ、パスクワール(←アレッツォ)
MF:ブロッキ(←ミラン)、ドナデル、中田、ヨルゲンセン
FW:パッツィーニ、ボジノフ
▼プランデッリ▼
プランデッリ監督はスカイスポーツのインタビューに対して、「フィオレンティーナは高い位置に到達したいという意欲を持ったクラブだ。サポーターはとても熱く、いつもクラブをそばで支えてくれる。正しい気持ちを持ってスタートすることが大事だ」と語った。また、ジラルディーノの加入も噂されていたが、「アルベルトは欧州の舞台でプレーするためにビッグクラブへ行くだろう。ミランとの争奪戦に勝つのは難しいと思う」と否定した。
▼ファンティーニ契約破棄願い▼
一部の報道によると、FWファンティーニは先日、クラブに対して契約の破棄を願い出たようだが、クラブはそれを拒否したという。クラブ側は移籍金を得るために、他クラブとの契約を成立させる構えだという。
▼フィオーレ▼
フィオレンティーナが、ヴァレンシアの元イタリア代表MFフィオーレ(30)の代理人と接触していたことが明らかとなった。同代理人は、「コルヴィーノと接触を持った。でも、彼がヴァレンシアと接触したかどうかは分からない。とにかく、フィオーレが移籍先として同チームを好むことは間違いない」と話した。他クラブもフィオーレの獲得に名乗りを挙げているが、現時点ではフィオレンティーナが他チームを一歩リードしているという。レンタル移籍での加入が報じられている。
▼あとはトーニ次第▼
パレルモFWトーニのフィオレンティーナ移籍が、あとはトーニ次第であることが6日、明らかとなった。同選手の代理人は衛星テレビ局SKYイタリアのマイクに「あまり多くの人は知らないが、パレルモとフィオレンティーナの間ではすでに合意に達している。あとはフィオレンティーナと選手間の金銭面での合意が足りないだけ。もちろん、違う理由ですべてが暗礁に乗り上げる可能性もある。でもトーニは今、フィオレンティーナと年棒について話し合っている状況だ」と移籍成立がトーニ次第であることを語った。
▼パッツィーニ移籍か?▼
昨季途中アタランタから加入したイタリアU−21代表FWパッツィーニのパレルモ移籍が噂されている。
▼ミゲウ▼
ベンフィカ・リスボン所属のポルトガル代表ルイス・ミゲウ(25)がオファーのあるフィオレンティーナでプレイしたい意向を表明した。昨季チームの10シーズンぶりのリーグ優勝にした貢献した同選手は、「フィンレツェに行ければ、こんな嬉しいことはないだろうね。15日ほど前にミラノでフィオレンティーナの役員とあった。僕の代理人からコルヴィーノSDと会うようにと言われたんだ。彼からは最高の印象を受けたよ。でも残念ながら、フィオレンティーナのオファーはベンフィカによってあまりにも金額が低すぎると判断された。フィレンツェは素晴らしい町。僕のチームメイト、ヌニョ・ゴメスも凄く褒めていたよ」とその意向を語った。ミゲルは現在、所属クラブと契約問題で揉め訴訟中。もしFIFAが同選手に有利な判定を下せば、自由契約扱いとなり本人が希望するフィオレンティーナ移籍が実現する可能性が高いという。
▼新GKコーチ▼
アルフレド・マグニ氏が05-06シーズンの新しいゴールキーパーコーチに就任した。
2005.07.06
▼残留?▼
昨日のスポーツ報知によると、ブランキーニ代理人がヒデの移籍の方針を伝えたらしいが、一転、同代理人はラディオ・ブルのインタビューに応じ、ヒデについて「フィレンツェを離れることはないだろう。クラブもそうだったように、中田は今年、1年を通してずっと不運に見舞われたてきた。しかし彼は、来シーズンこそは自分の価値を証明しようという意欲を持っている」とコメントした。
▼2大スポーツ紙は先発予想▼
ヒデが、5日付のイタリア2大スポーツ紙の先発予想で守備的MFのレギュラーに挙げられた。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は4−4−2の左ボランチ、コリエレ・デロ・スポルト紙は4−3−2−1の中央ボランチとして先発予想した。プランデリ新監督とはパルマ時代に右サイド起用でいざこざがあったが、ボランチ起用なら問題はないのだろうか?人間関係としてしっくりいかないような気もするが…。
▼フィオレンティーナ サポーターズブログ▼
フィオレンティーナのJAPANツアーを楽しく盛り上げて行こうという主旨のもとブログが開設されています。これからの企画や、公式サポータの日本支部の方々や、フィレンツェ現地レポータからなど情報が掲載されるようです。こちらです。
▼ヴィエリがミランと契約▼
先日インテルを退団したFWヴィエリが、同じミラノに本拠地を置くACミランへ移籍することが決まった。ACミランのホームページによると契約期間は07年6月までの2シーズン。ヴィエリはフィオレンティーナが獲得する可能性も報道されていた。ヴィエリに親友で今夏にフィオに加入したブロッキは、「イタリアに残ることは電話で知っていた。彼がヴィオラに来なくて残念だ」とコメントした。
▼トーニは1100万ユーロ▼
フィオレンティーナが獲得を狙っているパレルモFWルカ・トーニの移籍金は1100万ユーロ(約14億6千万円)になるようだ。パレルモのザンパリーニ会長は、現地ウェブサイトに「トーニは1100万ユーロ以下の値段ではパレルモを離れない。」とコメントした。逆に言うと、それだけの金額であれば売る用意があるということだ。しかし、同会長はコルヴィーノSDのことを好ましく思っていないようで、「コルヴィーノSDはいつも悪賢い。彼は20人の選手を狙い、カオスを引き起こし、理由もなく、くすぶらせる」と語った。フィオレンティーナはトーニとともにチームメイトのザッカルドの獲得も狙っているが、二人合わせて1100万ユーロを提示するとも予想されている。
▼コッラーディ獲得も有力▼
スペイン、マルカ紙によれば、バレンシアのFWベルナルド・コッラーディの移籍先が間もなく決定しそうだ。バレンシアの来季の構想に入っていないコッラーディの元には、フィオレンティーナとサンプドリアからオファーが届いている。その中でも移籍先として有力なのはフィオレンティーナの方で、すでに数日前にはコルヴィーノSDと選手の代理人が話し合いの場を設け、条件面などの交渉に入った。買い取りオプション付きのレンタル移籍という条件でこの話がまとまる可能性がある。同クラブは他にもFWのポジションの補強としてイアキンタの獲得を目指している。一方、サンプドリアも代理人とコンタクトを取り、来季のコッラーディ獲得を目論んでいる。代理人のモレーノ・ロッジは「移籍というのはその選手に相応しい場所を見つけなければならない。サンプドリアに移籍すれば年俸は下がるが、それを受け入れる準備はできている。今、彼に大切なのは何よりも継続的にプレーできる環境だ」とコメントした。
▼放出されるだろう選手▼
◆ルパテッリ:パルマ入りが内定していたが、パレルモ行きが浮上。レッジーナも興味を示している。
◆マッジョ:セリエBバーリが興味を示している。
◆サヴィーニ:カターニアと契約する見通し。
◆ピアンジェレッリ:アレッツォと契約する見通し。
◆リガノ:エンポリが獲得を要請している。
2005.07.05
▼先発候補▼
4日付のコリエレ・デロ・スポルト紙は現時点での各クラブ予想スタメン図を掲載。ヒデをボランチ中央のレギュラーに入れた。しかしこれはあくまでも現時点での予想なのである。レデスマ獲得となると話は違ってくるだろう。
▼代理人ブランキーニ氏チームと極秘会談▼
ヒデが、所属するフィオレンティナに今夏の移籍の方針を伝えていたことが4日、分かったコルビーノスポーツディレクターは、スポーツ報知の取材に対し、ヒデの代理人のジョバンニ・ブランキーニ氏から「中田はフィレンツェでうまくいかなかった。ほかの可能性も探したい」と伝えられたことを明かした。
オランダの強豪PSVやブンデスリーガの名門シュツットガルトがヒデ獲得に興味を示しているが、コルビーノ氏は「正式オファーは届いていない」という。
尚、2日の地元紙では、MFヨルゲンセンとともにシュツットガルトに移籍する場合もあると報じられた。
▼合宿合流は10日遅れ?▼
ヒデが12日から始まる夏季キャンプに10日間程度、遅れて参加する見込みとなった。コンフェデ杯に参加していたために休養を関係者が申し出ているもの。合流するまでの期間に移籍に動き出す可能性もある。
▼ガンベリーニ獲得▼
フィオレンティーナはボローニャからDFアレッサンドロ・ガンベリーニ(23)を獲得した。移籍金は推定300万ユーロ(約4億円)とも220万ユーロ(約2.9億円)とも報じられている。契約は2009年まで。以下、ガンベリーニのコメント。
「実際はシーズンの境目に休養はないけれど、早くサッカーを始めるため、再スタートを切るためにフィレンツェに来たことを嬉しく思う。プランデッリ監督の手腕はパルマの結果を通して関節的に見たので知っている。それから、ボローニャでルームメイトだったコルッチがプランデッリの下でプレーした経験があるので彼についてよく話してくれたよ。僕はいろんな役割に適応できるディフェンダーだ。昨シーズンは4バックの真ん中や3バックの左サイドでプレーしていた。だが、必要な時にはサイドバックとして何試合かプレーしていたよ。フィオレンティーナのような重要なクラブに来られたことを非常に嬉しく思う。僕のクオリティー全てを見せられるようがんばるよ。」
1981年8月27日ボローニャ生まれのガンベリーニはヴェローナ、ボローニャでマレサーニ、ブーゾ、グイドリン、マッツォーネの指導を受けた経歴の持ち主だ。
▼3人のFW候補▼
フィオレンティーナのセンターフォワード獲得候補は、ほぼ3人に絞られてきているようだ。パレルモのトーニ以外の候補は、ベルナルド・コッラーディ(バレンシア)やビンチェンツォ・イアクィンタ(ウディネーゼ)。コッラーディは喜んでイタリアに戻ってくるだろうし、バレンシアは彼を無料でレンタルに出す可能性もある。イアクィンタに関しては、ウディネーゼはトレードではなく現金しか受けつけないと考えられている。
▼放出FWは…▼
ファンティーニとリガノはフィオレンティーナには残らない見通しだ。ファンティーニはカターニアとモデナが獲得を争っており、リガノはエンポリが移籍先として有力になっているようだ。
▼レッチェと2つの交渉▼
レッチェとフィオレンティーナとの間で二つの交渉が行われている。クリスチャン・レデスマはフィオレンティーナへの移籍の可能性があり、月曜日には両クラブの関係者が会って話し合いを進める予定。レデスマは1982年生まれのアルゼンチン人ゲームメーカーで、オボドを失ったフィオレンティーナが獲得を強く希望しているが、ユベントスやインテルも目を付けているようだ。
また、以前からフィオレンティーナでのプレーを希望しているロレンツォ・ストビーニに関しても交渉が行われる。コルビーノSDがフィオレンティーナに行ったことで、今年はその希望を叶えることができるかもしれない。
2005.07.04
▼ボランチをアピール▼
3日付のコリエレ・デロ・スポルト紙がヒデ関係者のコメントを掲載。「トップ下の選手ではなくシードルフやロイ・キーンのように中盤の低い位置からプレーする選手だ」と説明した。また、欧州からのオファーも注目されているが「コンフェデ杯でフィジカルも戻ってきた。プレーをしたいという意欲がある」と関係者は好調を強調した。また、fiorentina.itによると、ヒデにフランスのクラブからオファーがあるようだ。
▼4-2-2-2▼
プランデッリ監督が新チームの構想について、ガゼッタ・デロ・スポルト紙のインタビューに答えた。プランデッリ監督は、「私のチームは4人のディフェンダーを基本にしている。そしてそれは変わらないだろう。私はコンフェデレーションズカップでブラジルが採用した4-2-2-2システムに感動している。そして若いファン達がセレソンのようなフィオレンティーナに恋に落ちるようになることを望む」と語った。
▼トーニ▼
フィオレンティーナはパレルモFWトーニに2倍の給料(130万ユーロ、約1億7千万円)を支払う用意がある。800万ユーロ(約10億円)とも言われている移籍金に対して、フィオレンティーナは660万ユーロ(約8億8千万円)というさほど差がないオファーを出しているようだ。
▼コッラーディ▼
バレンシアFWコッラーディのレンタル獲得が間近か?
▼ヴィエリ▼
ヴィエリの獲得も噂されているが、ヴィエリの移籍先にはユベントス、ACミラン、トテナム、ニューカッスル、ボルトンなどの名前も挙がっている。また、スペインではレアル・マドリードという話もあったが、同クラブはロビーニョ獲得に絞っており、可能性は低いようだ。セビージャの可能性もある。
▼マレスカ▼
入札の結果ユヴェントスに復帰したマレスカがリヴォルノにレンタル移籍する可能性が浮上。
2005.07.03
▼多数のオファー▼
ヒデの市場価値はまだ衰えていなかった。フィオレンティーナのサンドロ・メンクッチ代表取締役は「中田にはオファーがたくさんきている。国外からもある」と明かした。04-05シーズンは故障もあり不本意なシーズンだったが、マーケティング面での魅力も手伝ってかオファーは多いようだ。
▼合宿途中合流を要請▼
ヒデの関係者は、現在バカンス中であるヒデのチーム合宿(12日から、イタリアFolgariaにて)への合流を遅らすことができるように要請した。
余談ですが、日刊スポーツでは『Folgaria』を『ブルガリア』と報道しています。明らかな誤報ですのでお間違いなく。
▼ヒデ効果で25%増▼
昨年5月にヒデをCMに起用したことでも知られている「SHISEIDO MEN(シセイドー メン)」のブースを開設した資生堂。某ショップでは6月の売り上げは前年同月比約25%アップしている。頭打ちの女性用化粧品と比べて開拓余地が大きい男性用市場であるから、25%アップの全てがヒデCM起用の効果ではないだろうけど、その経済効果は測り知れない。
▼ミッコリ、コルヴィーノを批判▼
入札の結果、フィオレンティーナに残留することができなかったミッコリが2日、沈黙を破り、コリエレ・デッロ・スポルト紙のインタビューに答えた。ミッコリはフィオレンティーナが彼を買い取らなかったことで“裏切られた”と感じ、コルヴィーノを批判した。
ミッコリは、「僕の故郷のレッチェでは、僕の最良のスポーツディレクターはコルヴィーノだと言われている。しかし、火曜日(2日)現在で僕達の関係は終わったんだ。引き返すことはないよ。コルヴィーノは入札が終わった時点で僕に電話をかけてきて、『我々はアンラッキーだった』と言ったんだたんだ。彼らは100万ユーロを提示した?それはアンラッキーじゃない。事前に僕に言ってくれていたら、僕はフィレンツェに残るために僕自身のポケットからもう100万ユーロを出していたよ。」と語り、感情をあらわにすることをためらわなかった。
▼コルヴィーノSDの返答▼
フィオレンティーナのスポーツ・ディレクター(SD)コルヴィーノは、「真実ではない話と、彼なりの最終章だけが語られた。われわれの仕事では、何よりサポーターとクラブの利益を考慮に入れなければならない。今は初めから全てを語るべき時ではない。その時が来たら話をするだろう」とミッコリに返答を行った。
▼コッラーディ▼
獲得が噂されるベルナルド・コッラーディ(バレンシア)の代理人は、現地ラジオ番組ラジオブルーで、同選手がこの夏にイタリア・セリエAに復帰し、フィオレンティーナが好ましいということを明かした。「バレンシアにはコッラーディを残留させる意思はない。そしてコッラーディはプレシーズンキャンプにさえも行っていない。バレンシアはフリーローンで彼を手放したいんだ。彼にはトリノとラツィオからのオファーが来ているけど、私はフィオレンティーナがコッラーディの特徴を必要としていると思う。私はトリノとラツィオが彼を獲得するのに健全な財政状態にあるとは思わない。スペインのセビーリャが彼と契約したかったようだが、彼はイタリアに帰りたいんだ。」
▼トーニは?▼
フィオレンティーナは身長のあるセンターフォワードを探している。ブレシアのFWカラッチョロがパレルモ移籍が決まったことを受けて、トーニのパレルモ残留に疑問符が付いた。パレルモDFザッカルドとのコンビで1000万ユーロのオファーを起こすかもしれない。ただ、カラッチョロは、トーニとの共存が可能であるとコメントを残し、パレルモのザンパリーニ会長は「トーニは動かせない。我々のところに残る。もう少し先になってから彼の契約延長について話をするだろう。その後は、なるようになる」とコメントしている。
2005.07.02
▼ヒデmail▼
昨日付けで「Confederations Cup 2005」及び「番外編」が届いています。前者では、日本のコンフェデ杯を総括・分析し、課題を挙げています。後者では、ドイツの空港での手荷物検査の際の不満を漏らしています。また、W杯のベースキャンプ地はベルリンがお望みのようです。こちらからどうぞ。
そのW杯キャンプ地について、日本協会の小倉純二副会長は、「ドイツはクリンスマン監督の意向でベルリンにするようだが、フランクフルトやケルンの方がどこへ行くにも便利。ジーコ監督の意向を聞いて、都市型か田舎(郊外)型か選択したい」とコメントした。近く代表チーム部の湯川総務担当を再派遣し、キャンプ地を絞ることになる。
▼プランデッリ、再びヒデに厳命▼
ヒデがプランデッリ監督から、あらためて指示に従うよう厳命された。1日付のラ・ナツィオーネ紙は、同監督のインタビューを掲載。ヒデの移籍に関しての質問に対し、「彼に言えることはみんなに言えること。私はチームのプロジェクトに協力してくれる選手を重視する」とコメント。ヒデの起用について「自分のことだけでなく、チームのことを考えてくれれば、喜んで迎え入れる。『ここは僕のプレーする場所でないからできない。あそこは自分には適していない。自分の価値が高まらない』と文句を言ったらピッチの外に出るだろう」と話した。
▼ヒデに欧州中からオファー殺到?▼
フィオレンティーナ幹部が1日、「外国も含めてかなり多くのオファーがある」とヒデを求めるオファーが殺到していることを認めた。これまでシュツットガルトをはじめ、アーセナル、PSV、PSGなどが移籍先の候補として上がっている。同幹部は「移籍市場は何が起こるか分からないが、中田は素晴らしいプロ。我々の構想に入っている」と微妙な言い回しだった。
▼シュットガルトの台所事情▼
2年前にも現マジョルカFW大久保嘉人の獲得オファーを出すなど、日本人獲得に興味を示しているシュツットガルトは、ベラルーシ代表MFアレキサンダー・フレブを約20億円でアーセナルに売却しており、ヒデの獲得資金は潤沢だ。トラパットーニ監督は「喜んで中田英を迎えたい」というコメントを残しているが、「実際に獲得交渉に入るかは、まだ分からない」とも報道されている。来年のドイツW杯をキャリアの集大成と考えるヒデにも、本大会の舞台で戦えるというメリットがあるが、今後の交渉進展に注目が集まる。
▼こちらは完全否定▼
現在、バカンス中のヒデに代わって、所属事務所関係者は「まだ何も話は聞いていない」とコメントした。また、ヒデの代理人ブランキーニ氏の側近パラビチーノ氏は1日、サンスポ取材に対し「噂と真実の間には非常に長い距離がある」と、報道が単なる噂にすぎないと完全否定した。まずはフ軍のプランデリ新監督との話し合い、今季の方針を固めることになりそうだ。
▼入団会見▼
1日、フィオレンティーナが獲得した3人の選手、GKセバスティアン・フレイ、MFクリスティアン・ブロッキ、DFマヌエル・パスクァルの入団会見が行なわれた。
◆セバスティアン・フレイ:「僕は収入が減ったが、そうまでしてもヴィオラの一員になりたかったんだ。でも、もしプランデッリ監督やこれほど重要なクラブの役に立てると考えたなら犠牲を払ったと思わない。プランデッリ監督はこのチームが飛躍するためにふさわしい人物だと思う。25歳になり、経験も豊富でもっとうまくなりたいという気持ちが強いんだ。それに、この街は理想的だと思う。だが、今後の目標についての話はまだ早いよ。今はただ練習するのみだ。」
◆クリスティアン・ブロッキ:「僕は試合に出場するため、プランデッリ監督のようないつも僕をうまく生かしてくれた監督の下で再びプレーするためフィレンツェに来たんだ。また、クラブの将来を見据えた野心的な目標があることも知っているからね。過去にもフィレンツェに来る可能性はあったんだけど、契約の問題でそれとは異なった道を歩んだ。いずれにしても、みんなが街と観衆はすばらしいよと言っている、特にフィレンツェを愛しているルイ・コスタがね。今はピッチに戻り、トレーニングを積んで自分のベストを尽くしたいという気持ちでいっぱいだ。(インテルの)ヴィエリには2週間前からフィレンツェ入りを勧めているんだ。しかし状況は複雑だし、全てはクラブが決めることだね。」
◆マヌエル・パスクァル:「セリエBからAにカテゴリーを上げたことでやや不安はあるけど、それと同時に気持ちも駆り立てられるよ。しかも、ここフィレンツェで活躍し、アッズーリにまで上り詰めたキエッリーニと比較されるからね。僕の特徴としては何度もラインを往復する非常に攻撃参加の好きなサイドバックだ。だけど、カバーリングに関してはもっと改善しなくてはならない。新加入選手2人同様、僕はフィレンツェに来られたことを嬉しく思うし、最高のシーズンにするために全力を尽くすよ。」
▼獲得候補選手▼
フォワードでは、トーニ(パレルモ)に関しては、あまりにも高額な移籍金を要求されているため、より獲得が現実的なのはイアクィンタ(ウディネーゼ)のようだ。あるいは、バレンシアとの関係が悪化したコッラーディが加入する可能性もある。インテルを退団したヴィエリは移籍金なしで獲得できる状況にあり、また、ヴィエリの親友でもある新加入のブロッキもフィレンツェ入りを勧めている。また、中盤の選手では、マリ出身のマハマドゥ・ディアラ(リヨン)の加入が噂されており、フィオレンティーナは彼との接触を続けている。
▼雑誌ネタ▼
◆月刊現代8月号:『それでもジーコと心中するのか−戦術・戦略を語らず決定力もなく』
◆週刊現代7月9日号:『<王様>ヒデ「そして一人になった」−コンフェデ杯のウラ』
▼Plala、「4th MEDIA」がフィオレンティーナ来日ツアー全試合を無料配信▼
株式会社ぷららネットワークス(略称:(株)Plala)は、フィオレンティーナ・ジャパン・ツアー・2005に協賛するとともに、全試合の模様を「4th MEDIAサービス」にて無料で完全生中継します。関連記事はこちら。
2005.07.01
▼シュツットガルト▼
ドイツメディア及びイタリアの移籍市場情報サイトcalciomercato.comが30日、ブンデスリーガ1部のシュツットガルトのトラパットーニ監督が、フィオレンティーナのMF中田英の獲得をチームに要求したと報じた。過去にイタリア代表などで指揮を執ったトラパットーニ氏は今季からシュツットガルトの監督に就任。シュツットガルトは昨季5位で今季のUEFA杯出場権を獲得したが、オフにベラルーシ代表MFフレブがアーセナルへ移籍。中盤の補強が急務となっており、日でを第1候補にサビオラ、アイマールらをリストアップしている。
▼雑誌ネタ▼
◆Number631号「総力特集!コンフェデレーションズ杯」(6月30日発売)に以下のヒデ関連記事があります。
文・西部謙司 中田英寿&中村俊輔「『力』と『制御』」
文・木崎伸也 中田英寿「エゴイストの革命」
◆SPORTS Yeah! No.121「ジャパンの世界水準」に、中田英寿「ドイツで手にした宝物」という記事があります。
▼レデスマを熟考▼
フィオレンティーナはレッチェMFレデスマ(23)の獲得を熟考しているようだ。レデスマの代理人は交渉が始まったことを確認している。代理人は「報告するような新しいことは何もないよ。ただフィオレンティーナとの交渉はある。我々は交渉の発展を望んでいるよ。我々はコルヴィーノSDがレデスマを高く評価していることを知っている。彼を売る、売らないはレッチェが決めるのだが、いずれにしてもレデスマは移籍を歓迎することは明らかだ。1月にユヴェントスがレデスマの値段を聞いてきたのだが、レッチェは700万ユーロ(約9億円)の値をつけたよ。」とコメントした。
▼ブラージも▼
中盤の補強に関してはユヴェントスのブラージの名前が挙がっている。ブラージはパルマ時代にプランデッリの下でプレーしていた。
▼ランツァートは断られる▼
フィオレンティーナはオランダリーグ、AZアルクマール所属のオランダ代表MFダニー・ランツァート(29)にオファーを出していたが断られたようだ。
▼セリエB選手▼
セリエBテルナーナのフランス系モロッコ人MFウシネ・カルジャとチリ人MFルイス・ヒメネスの名前が獲得候補に挙がる。
▼サヴィーニ移籍▼
フィオレンティーナDFミルコ・サヴィーニのカターニャ(セリエB)移籍が合意。
▼ヴリザス▼
スペインのセルタにレンタル移籍中のギリシャ代表FWヴリザスにリヴォルノが興味を示しているようだ。
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