=お知らせ=
誠に申し訳ありませんが、現在このHP、「Hidemania」は休業中です。
毎朝、毎晩、ヒデとボルトンを追い続けてきましたが、睡眠や自分の時間を十分に取ることができず、多少の疲れも感じていました。
もちろん個人的にはヒデとボルトンの情報を追い続けていますが…。中途半端な情報を掲載することは私のポリシーが許さないので、このHPは更新していません。そして自分の時間の使い方を見つめなおした結果、勝手ながらお休みをいただく事にしました。今は、大好きな欧州サッカー観戦(テレビですけど・笑)を存分に堪能しています。また、自分の時間を使って新しいことにチャレンジしようと勉強に励んでいます。何卒ご理解の程、お願いいたします。
BBS(掲示板)では活動中ですので、そちらの方で情報、コメントなどお待ちしています。
2005.10.21
▼貴重な勝ち点1▼
現地時間20日に行なわれたUEFA杯グループステージ第1戦、ベジクタシュvsボルトンは1−1の引き分けに終わった。ボルトンは難しいと思われたトルコでのゲームで貴重な勝ち点1を得た。なお、グループHのもう1試合、ゼニト・サンクトペテルブルクvsビトリア・ギマランエスは2−1でゼニト・サンクトペテルブルクが勝利した。
▼ヒデは先発フル出場▼
中田英寿は先発フル出場した。前半だけで3度、コーナーキックを任された。32分には、ペナルティエリア右から約16mの左足シュートを放ったが、相手DFにブロックされた。後半は両チームとも決定機を創造できず、中田自身も見せ場はなかった。
画像3枚!
▼マッチレポート▼
◎観衆:17027人
◎ボルトン出場メンバー:
GK:ウォーカー
DF:ベン・ハイム、ジャイディ、ファイ、ガードナー
MF:フェルナンデス(59分ノーラン)、中田、ファディガ、オブライエン、ディウフ
FW:ボルヘッティ
10月20日 (現地時間)、イスタンブールのイノニュ・スタジアムで行なわれたベジクタシュ戦は、ホームのベジクタシュの攻勢で幕を開けた。前半7分、ボルトンのDFに乱れが生じた。ベン・ハイムからオブライエンに繋ごうとしたパスをベジクタシュにインターセプトされ、FWアイウトンに左足アウトサイドでゴール左上に決められてしまう。先制を許したボルトンだが、次第に落ち着きを見せると、29分にディウフが左足で右から低いクロスを入れた。これをボルヘッテイが左足でゴール左上に鮮やかに決めて同点に追いついた。後半は両チームとも決定機を作り出す事はできず、1対1のドローに終わった。
ボルトンのUEFA杯グループステージ第2戦はホームでゼニト・サンクトペテルブルクと対戦する。勝利すればグループ首位に浮上する。
◎stats:(ベジクタシュ-ボルトン)
得点:1-1
枠内シュート:1-2
枠外シュート:4-3
ブロックされたシュート:8-1
コーナーキック:7-8
ファウル:15-23
オフサイド:4-5
パス成功率:70.1%-63.1%
ボール支配率:54.6%-45.4%
▼グループH順位表▼
チーム名 | 勝ち点 | 勝 | 負 | 分 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
ペテルブルク | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 |
ボルトン | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
ベジクタシュ | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
ギマラエンス | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | −1 |
2005.10.20
▼アーセナル移籍にノルマ7得点▼
アーセナルの中田獲得プランは着々と進行中のようだ。クラブスタッフは12日にキエフで行われた日本代表のウクライナ戦を視察。その結果「現時点で以前と違うのはシュートの精度。プレミアで中盤を任せるにはシュート力が必要なので改善が望まれる。今季のリーグ戦、カップ戦で7、8ゴール欲しい」と分析し、ゴール数を正式オファーの条件に設定した。また、「守備力と展開力があるのはわかっている。クレバーで、チームのバランスをコントロールできる選手だということも今までで証明されている」と一定の評価を受けているようだ。ボローニャ時代の04年4月10日、アンコーナ戦以来遠ざかっている得点が今後への最大のポイント。ベシクタシュ戦でのゴールは大きな意味を持つことになる。
▼本日ベジクタシュ戦▼
UEFA杯グループステージ第1戦ベジクタシュ戦が、トルコのInonuスタジアムにて行なわれる。キックオフは日本時間21日早朝3時45分。中田英寿は2試合ぶりの先発出場は確実だ。まだプレミアでは完全に順応できていないが、カップ戦で存在感を示したいところだ。
▼ヤンナコプロスとスピード、そして中田▼
昨日に掲載したヤンナコプロスとスピードの怪我について、両名はベジクタシュ戦の遠征メンバーから外れる事になりそうだ。ソケイ部を傷めたヤンナコプロスは治療のためにボルトンに残る見込み。数週間前と同じ背中を故障したスピードと共に次節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦の出場も疑問視されている。中盤の駒が絶対的に不足している状況の中、中田英寿にかかる期待と責任は大きくなりそうだ。
▼リザーブチームから3名▼
怪我人多発のボルトンはリザーブチームから若手選手のBedi
Buval、Jarostaw Fojut、Chris Howarthの3名をメンバーに加えた。
▼アラダイス監督コメント▼
「我々が成し遂げようとするものを得るには、無失点でなければならない。無失点が基本方針だ。チェルシー戦のように簡単に失点を許してはならない。我々がウィガン戦に挑む時は全てがバラ色のように思えていた。しかし我々は2試合で7失点を喫している。それは物事が正しくないという警鐘だ。我々は昨シーズン、連敗を経験しているので、選手たちは速やかに自信を回復できる。私は怪我人を抱えるだろうと思っていたが、こんなに早く訪れるとは思わなかった。スピードとオコチャはいつも疑わしいし、ヤンナコプロスは内転筋の痛みを訴えている。彼らがボルトンに残ることは良いことだし、次の試合に100%の状態である事を望む。我々にとっての今の問題は、ベジクタシュがどのようなシステムでプレーするか知らないということだ。しかし、我々は試合を経験できる事を楽しみにしている。」
▼GKはウォーカー▼
今夏獲得した元イングランド代表GKイアン・ウォーカーの先発が濃厚だ。彼はボルトンでの2試合目の出場になる。
▼ファンは約450人▼
約450人のボルトンサポーターがイスタンブールを訪れる予定だ。イスタンブールには外国クラブのサポーターにとって危険な場所であるという評判や記録がある。5年前のガラタサライvsリーズ戦の時には、2人のリーズサポーターが死ぬほど刺されたという記録がある。アラダイス監督はサポーター達に注意するよう呼びかけた。「私や選手たちについては心配していない。しかしサポーターについては心配している。空港、ホテル、スタジアムの安全から離れないようにしてください。行くべき場所に行き、するべき事をしてください。たくさんの酒を飲み、連れて行かれたら何が起こるか明白だ。試合を見た後はホテルか空港に向かってください。我々はできる限りサポーターが楽しめるようなパフォーマンスをお見せする。」と語った。
▼ベジクタシュあれこれ▼
・UEFA杯での試合通算110試合を経験している。
・UEFA杯4大会連続出場。
・22シーズンで21回目の出場。
・01/02シーズンは欧州の大会に参加資格を取得できなかった。
・2大会連続出場10チームの中の1つ。
・昨シーズンのトルコリーグ4位で出場権獲得した。
・1回戦のスウェーデンのMalm戦ではホームの第1戦に0-1で負けたが、第2戦で4-1で勝利してグループステージ進出を決めた。
・欧州の大会で過去3度イングランドのクラブと対戦した事があるが、ホームでの勝利はない。
▼ボルトンあれこれ▼
・UEFA杯での試合経験は今季の2試合のみ。
・グループステージ進出クラブ40チームのうち、ボルトンとパレルモが初出場。
・昨シーズンのプレミアシップ6位で出場権獲得。
・1回戦のロコモティフ・プロブディフ戦はホーム、アウェーとも2-1で逆転勝利。
▼誕生日を迎えたアラダイス監督▼
アラダイス監督は昨日、ボルトンの監督就任6年目と誕生日を迎えた。そして彼のモチベーションは低下していない。アラダイス監督は、「チームだけが前進するのではなく、ビジネスの全ての部門が前進しなければならない。クラブが良くなるかどうかを決定するものの一つの要素はお金だ。良い選手を見つけ、買うことだ。それが我々のようなクラブの大きなチャレンジなんだ。我々は今、大きな信用を得ている。そしてそれはクラブの指導者として望むものでもある。私はクラブをイスタンブールに連れて行くことを想像できなかった。私は過去を振り返ることは少ないけれども、今まで素晴らしい時間をすごした。非常に短い時間に思えるし、それは私が仕事を楽しんだということを意味する。クラブはどんどん成長してきている。」とコメントした。
2005.10.19
▼アラダイス監督がヒデに注文▼
アラダイス監督が18日の会見で、「中田は別のリーグから来た他の選手同様、プレミアリーグのスピードに戸惑っている。いまひとつスピードが足りない」と第1の難点としてスピード不足を挙げた。また「フィジカルの部分でもっとフィットしなければいけない」と第2の課題として肉体強化を挙げた。
▼先発濃厚▼
UEFA杯ベシクタシュ戦は故障者続出で中田英寿の先発は濃厚視されている。
▼5選手が欠場へ▼
20日に行なわれるUEFA杯ベジクタシュ戦でおそらく5人の選手が出場困難となる見込みだ。ソケイ部を傷めているオコチャ、骨折のカンポとハントの3名に加えて、チェルシー戦でヤンナコプロスがソケイ部、スピードが背中を故障した。
▼予想オッズ▼
英ブックメーカーのウイリアムヒルによるベジクタシュ戦の予想は、ボルトンの勝利が3.50倍、ベジクタシュの勝利が1.90倍、引き分けが3.20倍となっており、ベジクタシュ有利と見られている。また、SNAI社の予想でも、順に3.10倍、2.10倍、3.20倍となっており、こちらもベジクタシュ有利と予想している。
▼ベジクタシュの監督が辞任▼
20日にUEFA杯で対戦するベジクタシュ(トルコ)は17日、リザ・カリンベイ監督が辞任したことを発表した。かつてベジクタシュでキャプテンを務めたカリンベイ氏は、今年1月に解任されたビセンテ・デルボスケ監督の後任としてベジクタスの指揮官に就任。しかし、今季リーグでは9試合を終えて首位ガラタサライと勝ち点13差の7位と、結果を残せていなかった。
▼アラダイス監督コメント▼
「故障者が多いことは我々にとって大きな心配事だ。経験の浅い選手にとってトルコでプレーすることは大きなプレッシャーになるだろう。結果を得られるように試みて、これ以上の怪我人を避けなければならない。私はシーズン前に怪我人が懸念になるだろうと言ったが、こんなに早く起こるとは思わなかった。我々にはディフェンスの選手が不足している。したがって、心の中ではイスタンブールで攻撃的精神で臨む必要があると思っている。また、得点するために選手には攻撃のチャンスを創造させなければならない。私はチームが連敗中であることを心配している。連敗は26試合ぶりにしたが、もし、ネガティブな結果が出たとしても、切り抜ける事ができると確信するべきだ。選手たちは昨年の経験から多くのことを学んだし、彼らは十分に強く、自信を取り戻してくれる。私の観点からいえば、過去2試合で7失点をしている事に注意しなければならない。ベジクタシュの監督が辞任した事で彼らのプレーが少し変わることが期待できる。我々はベジクタシュが採用するいかなるシステムも知っていなければならないし、彼らの強さも知っている。そのために細かい準備をした。良い結果とポイントを得ることが全てだ。我々はプレーを楽しみ、ベストを尽くさなければならない。それ以上する事がない。選手はスタジアムの雰囲気について知っているし、十分にそれについて話し合ってきた。我々のエネルギーは試合に勝つことに向けられる。
▼処分変わらず▼
チェルシー戦でレッドカードを受けたリカルド・ガードナーの処分軽減を求めた訴えは却下された。これにより、ガードナーは次節10月23日(日)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(ホーム)は出場停止となる。一方、エッシェンの処分はイエローカードのままであり、変更はなかった。
▼ガードナーがペデルセンを称賛▼
ボルトンMFリカルド・ガードナーは今シーズン左サイドバックにコンバートされたペデルセンのパフォーマンスを褒め称え、彼の好調によって自身が前線でプレーできていることを喜んでいる。ガードナーは、「僕は前線に出て相手ディフェンダーに襲いかかり、ペナルティエリヤ内にクロスを上げることを楽しんでいるから、僕にとって嬉しい変化だよ。僕は監督が指示するポジションどこでもプレーする用意があるよ。そしていつも100%のプレーを提供するよ。監督は僕のディフェンス面で多くを改善してくれたけど、僕は攻撃するほうが好きなんだ。ペデルセンはシーズン前から好調だし、今も好調を持続している。彼は素晴らしいよ。僕たちそれぞれが2つの役割を担えることは大きなアドバンテージだよ。僕たちは充分にお互いを助け合っているんだ。彼が前線に出た時にはいつでも僕は彼の穴を埋めるよ。僕たちは容易に役割を変わることができるし、そのことはチームをおおいに助けるんだ。僕たちが一緒にプレーすればするほど、相互理解は深まっているんだ」とコメントした。
▼カビエデスをリストアップ▼
ボルトンはエクアドル代表FWイヴァン・カビエデス(27)を獲得候補選手にリストアップしたと報じられている。同選手にはスペインのベティスも興味を持っているらしい。カビエデスは、特別スピードがあったり、技術が高いわけではないが、柔軟な身体を使ったポストプレーが持味であり、前線で攻撃の起点としてなりうるプレイヤーだ。決定力に欠けるものの、時折見せるトリッキーなプレーでもゴールを狙える。一時はひ弱さが目立ちイタリア(ペルージャ)やスペイン(セルタ、バリャドリッド)、ポルトガル(FCポルト)では目立った活躍はできなかった。その後一時母国へ帰り、昨シーズンはプレミアのクリスタルパレスに在籍したが4試合の出場に留まり、今年1月に解雇されていた。カビエデスはペルージャ在籍時に中田英寿とともにプレーした経験がある。
2005.10.18
▼スピードの交代がなければ…▼
チェルシー戦で負傷したMFスピードに代わり、1−0の後半開始から出場した中田英寿だが、17日付のデーリー・ミラー紙は「スピードが負傷していなかったら、試合の結果は変わっていた」と報じた。記事の捉え方によっては中田英寿の交代出場がキーポイントになったとも捉えることにつながるような内容だ。
▼ヒデUEFA杯先発へ▼
負傷したスピードの状態次第では、中田英寿のUEFA杯・ベジクタシュ戦での先発出場の可能性も出てきた。
▼処分軽減なるか?▼
ボルトンは、チェルシー戦でガードナーが受けたレッドカードに対する異議申し立てをFAに行なう予定。FAは本日、話を聞く用意があるようだ。
▼エッシェンの処分▼
ベン・ハイムに悪質なタックルをしたと思われるチェルシーMFエッシェンへの処分が重くなる可能性が出てきた。エッシェンのファウルはボルトンが1-0でリードしている時に起こり、アラダイス監督はイエローカードはレッドカードに相当するべきで、試合に大きな影響を与えたとコメントしていた。FAは試合を担当したロブ・スタイル主審からのマッチレポートを待っている状態であり、同主審は「私はあのファウルを近くで見ていた。火曜日にビデオでもう一度見たい」とコメントした。
▼アラダイス監督も抗議▼
一方、アラダイス監督は「(皮肉をこめて)エッシェンは非常に非常に利口だ。彼が退場にならなくてショックを受けている。しかも彼は自分が怪我したかのように振舞ったのだ。彼はそれが悪質なタックルだと分かっていた。運悪く、主審は別として我々みんなが分かっていたんだ。主審はイエローを与えたけど、エッシェンはレッドカードに相当すると分かっていただろう。我々は2-1の時点でガードナーを失い10人になった。一方、チェルシーは0-1で負けているときに10人になるべきだったのだ。私は今シーズン、チェルシーを打ち負かす最初の監督になったかもしれない。あの判定は試合の結果に大きな影響を及ぼしたんだ」とコメントした。
▼ベン・ハイムのコメント▼
ベン・ハイムは「エッシェンはレッドカードになるべきだった。しかし、審判というものは時々間違いを犯すものだ。不幸にもそれが我々に対して起こったんだ。僕は自分の足で立つことができるか確認するために早く立ち上がったんだ。骨まで感じるような非常に強いタックルで、本当に痛かったけど、自分が大丈夫だと分かったんだ。そして歩けるかどうか確かめて、重大な怪我がないと分かったんだ。その事がエッシェンを助けたのかもしれない。しかし僕達が負けて、5失点を喰らったのは審判のせいではない。僕は何が起こったのか説明できないけれども、スピードを中盤で失った事が影響したのかもしれない」とコメントした。
▼ジャイディがアラダイス監督の残留を望む▼
ボルトンDFジャイディは、次期イングランド代表監督候補とも言われているアラダイス監督がボルトンに留まることを望んでいる。ジャイディは自身をイングランドプレミアシップに連れて来たアラダイス監督の仕事はまだ終わっておらず、ボルトンをより前進させると信じている。ジャイディは、「もしアラダイス監督が代表監督や外国クラブの仕事のためにボルトンを去ったら、それはボルトンへの暴風だろう。僕が思うに、アラダイス監督はまだボルトンでの仕事を終えていない。そして僕達は明らかに彼とともに前進することができる。アラダイス監督はチーム、クラブ、そしてボルトンの街に足跡を残した。もしもう1人か2人の選手と契約したら、どんなに我々を前進させてくれるだろう」と語った。
▼ヤンナコプロス「ベジクタシュ戦に焦点を」▼
チェルシー戦で先制点を挙げたMFヤンナコプロスは、土曜日のチェルシー戦の結果を忘れ、ベジクタシュ戦に集中するべきだとしている。ヤンナコプロスは「チェルシー戦は初めから非常に難しい試合になるだろうと分かっていた。そして最初の45分間で何とか最初に得点し、非常に良いパフォーマンスを見せた。しかし後半は全く違うチームになってしまった。私には何が起こったのか分からない。たぶん我々がスイッチを切ったのかもしれない。実は僕はいかなる言い訳も探したくないんだ。選手は勝った時に称賛を得るし、負けた我々は非難を得る。今は木曜日のUEFA杯に焦点を合わせるべきだ。非常に熱狂的な雰囲気になるだろう。僕はそれをよく知っている。僕は数ヶ月前にギリシャ代表としてあのスタジアムでプレーしたんだ。非常に難しいゲームになるだろうね」とコメントした。
▼ジェトゥーがデビュー▼
新加入のジェトゥーが17日夜に行なわれたリザーブリーグ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦に出場。ボルトンのユニホームを着て初めて試合でプレーした。ジェトゥはセンターDFとして77分まで出場した。試合は2-0で負けた。この試合、稲本潤一が得点を挙げており、ウェスト・ブロムの公式HPでも画像付きで紹介されている。
2005.10.17
▼ヒデの採点▼
英各紙によるチェルシー戦における中田英寿の採点は以下の通り。
サンデー・ミラー:6点
サンデー・エクスプレス:6点
ニューズ・オブ・ザ・ワールド:5点
▼各紙見出し▼
チェルシー戦に大敗したボルトン、16日付の英紙サンデー・エクスプレスは『ボルトン完全崩壊』との見出しで報道した。また、ニューズ・オブ・ザ・ワールドは『5点の嵐』、サンデー・ミラーは『チェルシーが1年間不敗神話樹立』とチェルシーの強さを誇示するだけだった。
▼ホワイトバンド▼
雑誌にてホワイトバンドが検証されています。
SPA!10/18日号:「ホワイトバンド」をめぐる素朴な疑問−慈善事業か営利目的なのか−
各種カラーバンドの主催者・目的ほかも調査
▼デル・ピエロに興味?▼
www.clubcall.comによると、ボルトンはユヴェントスFWアレッサンドロ・デル・ピエロの獲得に興味があるとされている。同サイトによると、アラダイス監督はデル・ピエロのレンタル獲得を考えているという。もし、実現したなら、親友ヒデとの共演が楽しみだし、ボルトンのプレースタイルも大きく変わるに違いない。
▼レス・ファーディナンドの警告▼
昨季、ボルトンにレンタルで6ヶ月間在籍したベテランFWレス・ファーディナンド(38)は、ボルトンがベジクタシュ戦に楽勝できないだろうとの警告を発した。レス・ファーディナンドは1988/89シーズンにベジクタシュに在籍したこともあり、24試合で14得点をあげている。またレス・ファーディナンドは、トルコ人がプレミアリーグの上位クラブと戦うことで実力をテストする機会を楽しみにしているとも思っている。
レス・ファーディナンドは、「ボルトンは、高い技術能力があってかなり敵意をもったクラブと対戦する事になる。トルコ人は非常に熱狂的なサポーターであり、イングランドのサッカーに高い関心を持っている。これは彼らがイングランドのクラブと試合をする事が好きだということを意味している。彼らはプレミアシップを高いレベルのサッカーの一つとしてみなしており、ボルトンはその挑戦の対象となっているだろう。タフな試合になるだろう。しかし、私は6ヶ月間ボルトンに在籍していたとから、ボルトンにはそれに対応する能力があると確信している。若い選手にとってはUEFA杯1回戦が良い経験になったと思う。また、私はアラダイス監督やスタッフが専門知識を用いて十分な用意をするということも分かっている。私はトルコで本当に楽しんだよ。それは素晴らしい経験だったし、サッカー人生における見習い期間でもあったよ。」と語った。
▼アラダイス監督がベンゲル監督を批判▼
アラダイス監督は、アーセナルのベンゲル監督がいつも攻撃精神を持っているチームだと人々に信じ込ませることに長けていると言う。
アーセナルは一貫して魅力的で積極的なサッカーをするとして知られ、過去3シーズンにおいてチーム得点数はプレミアトップだった。ベンゲル監督は守備的サッカーに対して批判的な立場を取っており、近頃は、プレミアシップの監督にサポーターを楽しませる責任があると主張している。(モウリーニョはこの提案に否定的)
しかしながら、ベンゲル監督との冷ややかな関係にあるアラダイス監督は、”ベンゲルは必ずしも実行しているわけではない”という確信を表明した。アラダイス監督は、昨シーズンのFA杯決勝アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド戦でアーセナルが慣れないフォーメーションを採用してPK戦で勝利した試合を例にとった。アラダイス監督は、「ベンゲルは彼のチームパフォーマンスの肖像を描く方法が上手い。彼は皆を騙している。皆がアーセナルのサッカーを見るのが好きだという観点からは魅力的なチームだ。しかし、たぶんベンゲルはモウリーニョよりもメディア相手に上手く仕事をするだけだ。アーセナルがいつも攻撃的サッカーをするという感覚は必ずしも真実ではない。彼らはFA杯決勝でマンチェスター・ユナイテッドを倒した試合では攻撃的サッカーを見せなかった。彼らは4-5-1システムを採用し、PK戦を目指して戦ったのだ。」と語った。
いろいろ記事を読んでみると、アラダイス監督とベンゲル監督は仲が悪いみたいです。12月3日のアーセナル戦が別の意味で楽しみです。一方、モウリーニョ監督やファーガソン監督にはそれなりの敬意を持っているようです。
また、先日、FIFAのブラッター会長から「アーセナルはチェルシーやマンチェスターUなどの強豪クラブには、最初から勝てないとふんで主力を温存して戦っている」などと批判されている。怪我人続出で早くも優勝戦線から脱落と見られてもいるアーセナル。来季の中田英寿獲得の噂に影響はあるだろうか。
2005.10.16
▼完敗▼
第9節、アウェーで行なわれたチェルシー戦は、5−1(前半0−1)の完敗だった。ボルトンは4勝2分け3敗の勝ち点14のままで、暫定7位に後退した。ボルトンは昨シーズン12月末以来、26試合ぶりの連敗を喫してしまった。
▼ヒデは後半から出場▼
中田英寿は後半開始からMFスピードに代わって出場。ファーストタッチは後半1分、ヘディングでの競い合いに勝ちマイボールにした。後半3分にはショーン・ライト・フィリップスのシュートに素早く詰めて危機を脱した。見せ場のなかったこの試合での唯一の見せ場といえば、後半4分、ノーランがヘッドで落としたボールに相手DFが詰めてきた所をワンタッチのアウトサイドパスでディウフに流した場面だったかもしれない。その後はガードナーの退場で10人になったこともありボールに絡む場面は少なかった。後半23分には味方DFのクリアをピタリとトラップし、ディウフに繋いだが、ディウフはチェルシーのプレッシャーに合い、つぶされてしまった。後半36分にはゴール前右でFKのチャンスが訪れ、笑顔で味方と話していたが、結局ヤンナコプロスが蹴った。後半84分の右サイドからダイレクトで上げたクロスはカットされた。ロスタイムはフリーキックのクリアボールからカウンターを受けたがヒデが懸命に戻り、追加点を防いだ。
▼ヒデの採点▼
sky sportsは、大量失点にあった後半に投入されたヒデを「虐殺への子羊」と評し、6.0点をつけた。
▼試合詳細▼
◎会場:スタンフォード・ブリッジ、41755人
◎出場メンバー:
GK:ヤースケライネン
DF:ベン・ハイム、ジャイディ、エンゴティ、ペデルセン(42分ガードナー)
MF:ファイ、ノーラン、スピード(46分中田)、ヤンナコプロス、ディウフ
FW:デイビス(75分フェルナンデス)
◎得点者:4’ヤンナコプロス、52'ドログバ、55’ランパード、59’ランパード、61’ドログバ、74’グジョンセン
◎警告:ジャイディ、ノーラン、ドログバ、エッシェン
◎退場:ガードナー
チェルシーの鉄壁ディフェンスを破る事ができるかが課題だったこの試合、前半、ボルトンは中盤でボールを失うリスクを避けてロングボールを巧みに使った。この攻撃が効を奏して虎の子の1点を守った。チェルシーはプレスをかけることができないばかりか、ダフ、ロッベン不在により得意のサイド攻撃にスピードを欠いた。このままで終わるはずがないとは思ったが、後半のチェルシーは見違えた。グジョンセン投入とDFを3枚にして攻勢を仕掛ける。後半7分に同点に追いつくと、エンジンのかかったチェルシーはわずか9分間で4得点をあげ、あっさりと勝負を決めた。ボルトンは10人となった後は攻めに行くとカウンターを受けピンチの連続だった。攻め手を欠いたボルトン、できればもう少し同点に追いつかれるのが遅かったら展開は違ったかもしれない?
1分、ボルトンのキックオフで始まったゲームはいきなりロングボール。
2分、マケレレからドログバへと繋ぎ、シュートするも左にそれる。
4分、ディウフがエリア左でDFを引きずりながらスルーパス。ヤンナコプロスがGKとの1対1を冷静に決めてボルトン先制!1−0。
11分、チェルシーのCKからのこぼれ球から再びクロス。デル・オルノのヘディングシュートは右にそれる。
17分、CKからのこぼれ球をジョー・コールがシュート。ヤースケライネンが体でとめる。
20分、ヤンナコプロスの右からのクロスにスピードがヘディングシュートするもバーを越える。
25分、センターライン付近からのFKにヤンナコプロスがボレーで合わせるもブロックされる。
32分、ランパードのミドルシュートはヤースケライネン正面。
33分、左サイドでペデルセンがボールをかぶり、ショーン・ライト・フィリップス抜け出し、ドログバが同点ゴールと思いきや、オフサイド。
34分、スピードのミドルシュートはクロスバー直撃。
36分、左サイドからショーン・ライト・フィリップスのセンタリングにランパード走りこむもわずかに遅く、シュートは弱く、ヤースケライネンがキャッチ。
38分、ランパードのFKは右にそれる。
41分、エッシェンが足の裏を見せてベン・ハイムを削る。レッドカードと思いきや、イエローカード。
42分、左サイドの突破を許していたペデルセンに代わりガードナーがIN。
ロスタイム、ゴール正面からのドログバのFKは大きくバーを越える。
後半、中田英寿登場。
48分、ゴール前こぼれ球が左サイドのショーン・ライト・フィリップスに渡るも、中田が素早く詰めてピンチを脱する。
49分、中田がワンタッチでDFをかわし、ディウフにパスするもクロスはカットされる。
52分、ジャイディがエッシェンを倒してFK与える。ランパードの強烈FKをヤースケライネンがはじくもドログバに詰められ同点。1−1。ここから俄然チェルシーが勢いに乗る。
53分、マケレレからの浮き球をドログバがシュートするもヒットせず。ヤースケライネンがキャッチ。
55分、ドログバの中央突破。DFを引き付け、ランパードにヒールパス。あっさりと決められ逆転を許す。2−1。
56分、ガードナーが目測を誤り、かぶりそうになった所を手で止める。一発退場。
59分、ランパードのFK。壁の左を抜けてゴール。壁に入ったファイが逃げた。3−1.
61分、チェルシーのCK。ニアサイドでドログバが決めて4−1。
74分、ラインを上げたボルトンDFの背後にグジョンセンが抜け出し、ゴール。5−1。
80分、グジョンセンのシュートはバーを越える。
81分、ボルトンFK得るがDFにクリアされる。
84分、中田が右サイドからダイレクトクロス上げるもカットされる。
86分、右サイドからの中田にクロス入れるもカットされる。
92分、FKのクリアボールからカウンターを受ける。中田が必死に戻り追加点を防ぐ。試合終了。
◎stats
チェルシー | チーム名 | ボルトン |
5 | 得点 | 1 |
9 | 枠内シュート | 1 |
8 | 枠外シュート | 1 |
0 | ブロックされたシュート | 0 |
5 | コーナーキック | 3 |
10 | ファウル | 19 |
6 | オフサイド | 0 |
2 | 警告 | 2 |
0 | 退場 | 1 |
58% | ボール支配率 | 42% |
▼アラダイス監督コメント▼
「我々は早い時間帯に得点した。それはいつも試合を難しくするし、辛抱するのが難しい。スタンフォード・ブリッジで勝利するか結果を得るためには、幸運やペースを握るためのジャッジを必要とするんだ。悲しい事にバーを直撃するシュートなど我々はそれを得ることができなかった。しかし最も失望させられる事は、エッシェンのタックルであり、彼がピッチに残る事を許された事だ。それがこの結果に大きな影響を与えた。結局我々は後半を10人で戦う事になった。ハンドやタックルで退場させられるときは同じように厳しく罰せられるべきだ。審判がガードナーを退場させたのは正しいジャッジだったが、エッシェンも退場するべきだった。私はあのタックルがどんなに悪質なものか知っていた。そしてベン・ハイムの怪我を心配した。彼が重大な怪我をしていなくてホッとしたよ。主審がレッドカードを出すものと期待していたが、出さなかった。それがゲームに影響を及ぼしたんだ。結局チェルシーはゲームに戻ったんだ。チェルシーは質の高いフットボールをして、いくつかの質の高いゴールを決めた。彼らを捕らえることはなかなか難しいだろう。」
▼モウリーニョ監督コメント▼
「ハーフタイムの冷静なミーティングで、私はどこに多くの注意を払うべきか、我々はどうするべきかを説明しなければならなかった。相手が対応できないと思える戦術を採用する事が問題だった。」
2005.10.15
▼強行出場か?控えか?▼
東欧遠征で2試合に出場し、コンディションが心配される中田英寿だが、14日にはチームに合流。チームメートともに汗を流した。本日行なわれるチェルシー戦でのベンチ入りは確実視されている。気になるスタメンだが、意見の分かれるところだ。地元報道では強行出場の可能性を示唆しているものもあれば、先発は微妙との意見もある。とはいえ、イタリアではユヴェントスキラーとして活躍するなど、大物に強い中田。ファンとしてはチェルシーに黒星をつける姿を見せてもらいたいところだ。
▼カヴァリエーレ勲位とイタリア連帯の星褒章▼
昨日、中田英寿の『イタリア連帯の星褒章』受賞の記事を掲載しましたが、もう一つ、『カヴァリエーレ勲位』なるものも受賞するようです。カヴァリエーレとはイタリア語で「ナイト(騎士)」のことらしいです。
▼雑誌ネタ▼
週刊サッカーダイジェスト10月25日号:中田英寿、中村俊輔「N×Nの新たな関係」
週刊サッカーマガジン10月25日号:【日本代表、ニュー・トライアングル誕生!】中田英寿+中村俊輔+松井大輔=?
▼チェルシー戦プレビュー▼
会場:スタンフォード・ブリッジ
試合開始:15日(土)15時(日本時間23時)
ボルトンは昨シーズン4月にリーボックスタジアムで対戦して以来のチェルシー戦となる。チェルシーはその試合で優勝を決めており、今季もクラブ史上初となる連覇に向けて快調に勝ち星を重ねているところだ。また、昨年10月16日に敗れて以来、負けがないチェルシーは引き分け以上で1年間不敗となるだけに注目を集めている。
もしチェルシーが勝利すると、2位クラブと12ポイント差をつけることになるかもしれない。一方、すでに10ポイント差をつけられているボルトンが勝利すると2位に順位を上げるかもしれない。
▼予想は圧倒的にチェルシー有利▼
英ブックメーカーのウィリアムヒルの予想では、チェルシーの勝利が1.25倍、ボルトンの勝利が10.0倍となっており、圧倒的にチェルシー有利となっている。引き分けは4.50倍。また、SNAI社の予想でも、順に、1.22倍、11.0倍、5.00倍となっている。
sky sportsの予想でも3−1でチェルシーの勝利を予想している。
▼徹底比較▼
チェルシー | チーム名 | ボルトン |
8 | 試合数 | 8 |
1位 | 順位 | 5位 |
18 | 総得点 | 9 |
2.25 | 1試合平均得点 | 1.12 |
97 | シュート数 | 88 |
51% | 枠内シュート率 | 30% |
19% | シュート得点率 | 10% |
2602 | ショートパス数 | 1539 |
968 | ロングパス数 | 802 |
83% | パス成功率 | 68% |
191 | クロス数 | 221 |
24% | クロス成功率 | 26% |
2 | 総失点 | 6 |
0.25 | 1試合平均失点 | 0.75 |
230 | タックル数 | 248 |
78% | タックル成功率 | 68% |
341 | ブロック、クリア、 インターセプト数 |
318 |
101 | ファウル数 | 129 |
13 | 警告 | 11 |
0 | 退場 | 0 |
▼データ(ボルトン編)▼
・勝ち点14、5位
・勝てば2位に順位を挙げるかもしれない。負ければ9位まで落ちる可能性がある。
・前節のウィガン戦で今季2敗目を喫したボルトンはアウェーの地に乗り込む。ウィガン戦までリーグ戦、カップ戦を通じて6勝1分けと好調であった。
・ボルトンは26試合ぶりの連敗を避けたい。(昨季12月末に連敗)
・アラダイス監督は19日(水)に51歳の誕生日を迎え、ボルトンを率いて6年目となる。
・今季5試合目の無失点試合に挑戦する
・最新の6試合の順位であれば、ボルトンは勝ち点13でチェルシーに次いで2位である。
・今季先制点を挙げた4試合はすべて勝利している。
・2点差以上で負けたのは昨季4月30日にチェルシーに優勝を決められた試合で、以来10試合ない。
・リーグ戦、カップ戦を通じて最近10試合で2敗のみ。
・リーグ戦、カップ戦を通じてアウェーの最近16試合で10勝を挙げている。
・リーグ戦過去7試合、アウェーでは1敗のみ。
・ヤースケライネンがGKを務めれば、リーグ250試合出場となる。
・ケヴィン・デービスがプレーすれば、キャリア350試合目となる。
・ケヴィン・ノーランがプレーすれば、プレミアリーグ150試合出場となる。
▼データ(チェルシー編)▼
・勝ち点24、1位
・勝てば12ポイント差をつける可能性があり、負ければ2位と6ポイント差に縮まる可能性がある。
・チェルシーは今季9勝目を目指す。また、リーグ戦38試合負けなしというクラブ記録に挑む。
・今季ここまで18得点2失点と、首位としてリーグ屈指の得点力とディフェンス力を誇る。
・モウリーニョ体制下でリーグ戦46試合を戦っているが、たった1試合の敗戦を経験したのみである。その敗戦はちょうど1年前の10月16日アウェーで戦ったマンチェスター・シティ戦(0−1)である。
・チェルシーはこれまでプレミアリーグで12試合をボルトンと戦っているが、半分の6試合に勝利しただけである(チェルシーの6勝3敗3分け)。しかし、ここ最近のホームで行われた11試合では9勝を収めている。
・今シーズン行われた全ての試合は11試合であり、10勝を挙げている。
・過去リーグ6試合において、少なくとも1試合2点以上得点しており、そのうち2試合は4得点を挙げている。
・リーグ過去29試合で2失点以上喫したことはない。(昨年12月12日、アーセナル戦の2対2以来)
・モウリーニョ体制下で、リーグ戦において2失点以上喫したのは、対アーセナルと対ボルトン(昨年11月20日、2対2)の2試合のみ。
・昨季4月20日のアーセナル戦以来、リーグ戦13試合連続得点中。
・今季、平均して40分間に1得点を挙げている。
・過去2シーズンでプレミア開幕9試合の最高勝ち点は20だったが、今季はすでに24ポイントを稼いでいる。
・リーグ戦過去66試合、2点差以上で負けたことはない。
・モウリーニョ体制下で、リーグ戦、カップ戦を通して、ホームでは34試合負けなし(26勝8分)。
・ホームでの過去7試合は1失点のみしか喫していない。
・モウリーニョ体制下のホームゲーム過去23試合は18勝5分け。無得点は3試合のみ。17試合を無失点に抑えている。
・ホームでのリーグ戦は29試合負けなしの22勝7分け。最後に負けたのは2004年2月21日のアーセナル戦(1対2)。
・モウリーニョ体制下のホームゲームで2失点を喫したのは、2004年11月20日のボルトン戦以来ない(2対2)。
・グジョンセンがプレーすれば前所属クラブとの対戦となる。
▼昨シーズンの同一カード▼
昨シーズンの同一カードは2−2の引き分けだった。2004年11月20日のスタンフォードブリッジで行われた試合は、スタジアム周囲の交通渋滞のためキックオフが30分遅れた。
試合はまずはチェルシーが開始37秒でダフが先制ゴールを挙げた。48分にチアゴに2点目を喰らったが、ボルトンは52分にデービス、終了間際の87分にジャイディが得点を挙げてドローに持ち込んだ。
▼過去の対戦成績▼
通算成績:ボルトンの34勝35敗25分け(プレミアでは3勝6敗3分け)
アウェー通算成績:ボルトンの12勝24敗11分け(プレミアでは1勝4敗1分け)
▼ノーランのコメント▼
ケヴィン・ノーランがインターナショナル・ブレイク中に語ったコメントを紹介します。ノーランはここまでのシーズンについて、「シーズンの出だしは比較的良くて、これは狙い通りだった。ここまでは素晴らしかったと思うが、残念だったのは前節のウィガン戦だ。少なくとも1ポイントは取って帰ってくるつもりだった。ウィガンは確かに好調だったけど、それは僕らも同じだったしね。休み前の試合で黒星なんてガッカリだったよ。」と語った。
ノーランはチームメイトに『ノビー』と呼ばれている。ボルトンのユース出身で初めてトップチームに入り、2001年のレスター戦で2得点を挙げてデビューした。ノーランは自分自身について、「僕のやる気の源は入場の時にあるんだ。スタンドに大勢のファンがいて、その熱狂ぶりが源なんだ。もちろん僕自身も大のフットボールファンだから、対戦相手の一流選手と自分が同じピッチに立てるというのは最高の気分だよ。がんばろうって気になるんだ。選手としての自分はなんでもそこそここなすタイプだと思うよ。飛び抜けてすごいものはないけれど、なんでもそこそこやるって感じですかね。まぁ、ヘディング以外はってことですけど(笑)」とコメントした。
ノーランは勝負どころでゴールを決めるタイプと言ってもいいだろう。マンチェスター・ユナイテッド戦では2度決勝点を奪っている。「子供の頃からよく大事な所で点を決めていたよ。プレミアやUEFA杯でも同じようにできているけどね。この調子でさらに上を目指していきたいと思っているよ。」
更に、このところ噂されるアラダイス監督の海外への関心については、「アラダイス監督がボルトンそのものなんて僕には言えないけど、功績は素晴らしいよ。もし本当に監督が海外に移るということになっても、会長や上の人達がちゃんと後任の監督を連れて来てくれるはずだよ。同じようにチームを前進させてくれる監督をネ。そうなったら大物監督が皆、手を挙げると思うよ。」と語った。
最後にチェルシー戦については、「本当は今のチェルシーとはあまりやりたくないですね。素晴らしいチームですから。モウリーニョ監督にはお金があるからとかそんな風に言うのは簡単なんだけど、実際にピッチで結果を出しているわけですからね。でも、昨シーズンのこともありますし、僕らだってチャンスがないわけではないと思っているんだ。とにかく全力でやるだけです。うまくいけばいい結果が出るかもしれないしね。でもいい結果と言っても、まぁ、0対0ですかね(笑)」とコメントした。
▼ディウフのコメント▼
デイウフはアラダイス監督について、「監督はプレーと楽しむ事とを区別するタイプかな。誰でも楽しんでいいし、その上でプレーしていけばいい。監督もそう思っているはずだよ。監督はズバリ本当のことを言うべきときは言うし、励ますべき時は励ます。このクラブのある選手にとっては兄貴、他の選手にとっては父親ですね」とコメントした。
また、チェルシー戦については、「チェルシーは全ての試合に勝つ勢いだよね。でもシーズンは長いし、どこがどこに勝っても不思議じゃない。首位が最下位に勝つことはよくあるけれど、最下位が首位に勝つことだってあるからね。でもチェルシーのやっている事は素晴らしいと思うよ」と語った。
▼モウリーニョ監督コメント▼
「我々は昨シーズンのインターナショナルブレイク明けはいつもいくらかのポイントを失ったんだ。でも今シーズンはそれに対して戦うことのできるメンバーを持っていると思う。我々は解決策を持っているんだ。少し選手をローテーションするかもしれない。代表に召集されていないフレッシュな選手を入れることができるからね。」
▼アラダイス監督コメント▼
「我々は昨シーズン、チェルシーに対して2点取ったんだ。同じ事ができる事を望んでいるよ。チェルシーがボールを支配し、パスをまわすだろうということは分かっている。勝つためには何でもする。負けると思われているので重圧はない。もし我々がチャンスを逃がしてしまったら、チェルシーに勝つことはできないだろう。一度のチャンスを得たのであれば得点を挙げる必要がある。2度のチャンスであれば2点取らなければならない。現実的にこれ以上のチャンスを得ることは厳しいだろう。それからチェルシーがベストコンディションでない事を望まなければならない。さもなければ、我々が何かを得ることは非常に難しいだろう。」
▼デービスのコメント▼
昨シーズンのチェルシー戦で追撃のゴールを挙げたケヴィン・デービスは、同じマジックを繰り返し、ボルトンの勝利に貢献することを確信しているようだ。デービスは、「難しいゲームになるだろう。しかし不可能な事は何もない。僕達はアウェーチェルシー戦過去2試合は負けていないんだ。チェルシーは現在この国のベストチームだし、彼らが諦めたのを見たことはない。僕らはこれまでやってきたように彼らを動揺させるように試みる。90分間くつろぐ事はできないし、ディフェンスする必要がある。しかし、チャンスを作って、それを掴まなければならない。ジョン・テリーはこの国の最高のディフェンダーの1人だし、賞賛の気持ちでいっぱいだよ。そして、彼に対してプレーすることをいつも楽しみにしているんだ。」と語った。
▼ジェトゥは欠場の見込み▼
チェルシー戦での新加入ジェトゥの起用はなさそうだ。アラダイス監督は「ジェトゥは長い期間試合でプレーしていないし、起用は考えていない。彼は残して、何らかのトレーニングをさせ、リザーブリーグやいくつかの練習試合を見るつもりだ」と語った。
▼アラダイス監督がモウリーニョ、ファーガソンを擁護▼
「ある人達はチェルシーを敬わないかもしれない。しかし、彼らは素晴らしいチームだし、私は賞賛の念を抱いている。モウリーニョはチェルシーが長年の間果たせなかったものを最初のシーズンで果たした。彼は素晴らしい監督だし、選手達は監督のために勝ちたがっている。人々は妬み深くなるものだよ。それから嫌味を言うようにになる。そして更に叩ける人を探すんだ。それはマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督に起こったんだ。トップにいる人ははいつも非難される。そしてそれがこの国のやり方なんだ。私はトップに立つ人がそれを受け入れる事を学んで、それを無視して、そして勝ち続けるだろうと思っている。」
2005.10.14
▼ヒデに勲章▼
イタリア政府は12日、「イタリア連帯の星」勲章を、昨季までセリエAで活躍した中田英寿に贈ることを発表した。勲章はイタリアに貢献した外国の文化人、スポーツ選手、企業家らに贈られる。計200人近い受章者のうち日本人は28人で、デザイナーのコシノジュンコさんらも入っている。
▼ヒデのコメント▼
中田英寿は後半10人で戦ったウクライナ戦について「浩二が退場した後いいプレーをして、チャンスも作った。この試合がいい練習になったと思う」と英メディアに語った。また中田浩二の退場については「こういうことはあるから、受け入れるしかない。レッドカードはしようがない。浩二がかわいそうだ」と中田浩二をかばった。
▼チェルシー戦強行出場?▼
アラダイス監督は13日、日本代表として東欧遠征2試合に出場した中田英寿について「出場は1試合にしてほしかった」とコンディション低下を心配した。15日のチェルシー戦(アウエー)の起用については「明日決めたい」と明言を避けた。一方、オコチャについては欠場を明言しており、中田英寿は苦しい台所事情のあおりを受けて強行出場する可能性も出てきた。
▼オコチャがノミネート▼
MFオコチャがFIFA年間最優秀選手の候補者50人に選ばれた。同賞は昨年、ロナウジーニョが受賞しており、今年は12月19日に発表される。
▼ジェトゥいきなり起用か?▼
今週火曜日にボルトンに加入したDFジェトゥがチェルシー戦でいきなりのデビューを果たす可能性がでてきた。ジェトゥは昨季末にニースを解雇されてから試合経験は全くないのだが…。
▼新コーチ、選手を称賛▼
ボルトンのトップチームコーチに就任したRicky
Sbragia氏は、今週火曜日にトレーニングに参加、選手達の印象を、「彼らは、よい態度を持つよい選手だ
」と語った。
▼ベン・ハイムを助けたユリ・ゲラー▼
DFベン・ハイムは同じ出身国のユリ・ゲラー(スプーン曲げで有名)からアドバイスをもらった事を明かした。ベン・ハイムは「ユリ・ゲラーとの会話によって僕は非常に助けられた。彼は、ボルトンやイスラエル代表でプレーする際に、僕が僕自身を信じるように説得したんだ。僕はピッチに向かうたびに確信がある感じがするよ」と語った。
2005.10.13
▼不運▼
12日行なわれたウクライナ戦、日本は試合終了間際に失点し、0―1で敗れた。後半44分、途中出場の箕輪がゴール前の競り合いを不運にもファウルと判定され、PKに。これをウクライナのフシンに決められた。日本は中盤で出足よくボールを奪い、速い展開で両サイドを突くウクライナの攻撃に苦戦した。前半は高原のポストプレーや中村のパスで柳沢がDFの裏を狙ったが、不発。後半8分に中田浩が退場処分となってからはウクライナの攻勢に押され、村井、松井を投入して攻めたが実らなかった。画像はこちら。
▼ヒデのコメント▼
中田英寿は試合後のインタビューで、「相手のプレッシャーが厳しく、W杯出場国というだけの力があった。緊迫したいいゲームができたと思う」と試合を振り返った。また、「いろいろ確認はできたが、確認できるということはその分、課題も出てくるということ。これからやるべきことはたくさんある。11人いる時からそうだが、ボールを取ってからの速攻をやらないといけない。最後のフィニッシュで決められないのが課題だ」と語った。
▼ヒデ、英メディアにも語る▼
中田英寿は英国のメディアに対し、「中盤はダイヤモンド型の方が流れが作りやすいけど、選手はこれまで以上に状況に応じたプレーが必要となる」と手応えと同時に問題点を訴えた。また、「守備のために引きすぎる場面が多かったし、逆に全員が攻撃に出てしまうこともあった。このために相手にスペースを与えすぎてしまう結果になった。スペースを与えすぎたためにロングボールのこぼれ球への対応ができなかった。システムには興味はないがバランスが必要。選手は固定概念を持ちすぎていてそれを変えることができてない」とも語った。
▼シェフチェンコ欠場▼
ウクライナの絶対的エースFWシェフチェンコが体調不良を理由に欠場した。前夜、中田英寿は、シェフチェンコにメールで連絡。「明日は出られそうにない」との返答を受けていた。FWボロニンも欠場し、2軍と言ってもいいメンバーだった。
▼ジーコ監督激怒▼
PKの判定に激怒したジーコ監督は試合後、「私はしゃべらない。レフェリーをここに呼んで答えてもらえばいい。あんなのは犯罪だ。黒い服を着た人に試合を台なしにされたッ!恥を知れと言ってやった。最悪なのは何の反応もないこと。後ろめたいことがあるからだ」と激昂した。ジーコ監督は試合終了のホイッスル直後には、雨の中を突進して「恥を知れ!」と怒鳴りつけていた。また、「選手は1人足りなくなってもよくやった。選手には、この試合は忘れていいといった。切り替えるしかない」とコメントした。
▼本日発売▼
ヒデのイタリア・セリエAでの7年間、全182試合の戦いを収録した写真集『NAKATA1998-2005』が本日より、全国書店にて販売開始となる。
▼nakata.net TV 10月号▼
本日22時よりnakata.net TV 10月号がスカパーch186にて放映されます。今回のコンテンツは以下の通り。
◎プレミアリーグデビューを果たしたヒデを直撃!
◎スペシャルインタビューは、欧州サッカーに詳しい「WARLD
SOCCER KING」編集長の岩本義弘氏をゲストに迎え、プレミアデビュー直後のヒデが語ります!
◎ボルトン、チーム紹介ではヒデが所属するボルトンの歴史や、新しいチームメイトが紹介されます!
◎大好評だったITALY WALKを受けて、BRITISH
WALKがスタート。今月はスタジアムへのアクセス方法をご紹介!
◎未公開部分を放送!先月お送りした、金子達仁氏との対談・未公開シーンを一挙オンエアー!
▼UEFA杯日程▼
アウェーで行なわれるギマランエス戦(ポルトガル・Dom
Afonso Henriques Stadium)は現地時間11月24日(木)20時30分にキックオフされます。
また、ホームで行なわれるセビージャ戦は現地時間12月14日(水)19時45分にリーボックスタジアムでキックオフされます。
▼リザーブリーグ▼
11日に行なわれたリザーブリーグ、マンチャスター・シティ戦にトップチームからFWボルヘッティ、MFフェルナンデス、MFファイ、GKイアン・ウォーカーの4選手が出場したが、1-2で負けた。ボルトンの得点はファイのヘディングによるものだった。
▼新コーチはファーガソンに感謝▼
マンチェスター・ユナイテッドのリザーブチームコーチから新しくボルトンのトップチームコーチに就任したRicky
Sbragia氏はsky sportsに対して以下のように語った。「私はマンチェスター・ユナイテッドでコーチとして素晴らしい3年間を過ごしたが、いつもトップチームのコーチになりたいと思っていた。ボルトンでそのチャンスが得られるとなった時、私は非常に深く考えた上でオファーを受けた。明らかにファーガソン監督は私に留まって欲しかったのだが、私がマンチェスター・ユナイテッドを離れたい理由を理解してくれた。彼は非常に思いやりがあって、私に2つのオプションを与えた。しかし、私の考える所では、トップチームレベルでコーチをやってみる時期だった。そして、私にチャンスを与え、手放してくれたファーガソン監督に感謝している。将来監督になりたいがためにトップチームのコーチをしたいわけではないんだ。私は基本的にコーチをする事が好きだし、楽しんでいる。私はいつもそうありたいし、十分に幸せだったよ。」
2005.10.12
▼ヒデ、大量得点に意欲▼
中田英寿が「ラトビア戦でもパス回しはできていたけど、決定的な崩しになってはいない。荒くなってもいいから、より攻撃をガンガンいかないと」と珍しく熱さを前面に出した。
▼ジーコ監督コメント▼
ジーコ監督は「失点が少ない方が心配の種は少なくなる。しかし、親善試合でもある。自分の哲学は攻撃的サッカー。点を取られても取り返す。攻めて点を取るチーム作りをする」とコメントした。また練習ではワンタッチのバックパスを禁止するなどミス撲滅に乗り出した。
▼ウクライナの警戒▼
ウクライナのチームマネジャー、オレグ・タラダイ氏がジーコ・ジャパンへの最大限の警戒を口にした。同氏は「一見して分かる。日本のフィジカルは極限まで鍛えられている。ウクライナはそれ以上?そんなことはない!日本はキエフでウクライナを倒せる実力を持っている」と語った。さらに「ナカムラは間違いなく現在の日本最高の選手だろう。彼の構成力は素晴らしい。ナカタのプレーはここ数年継続的に見ている。体調は素晴らしい」と日本の指令塔2人の名前を挙げた。
▼ウクライナ・ブロヒン監督コメント▼
ウクライナのブロヒン監督は「この試合は、来年にドイツで戦う可能性のある相手との、本気のテストの場になる。全力で臨むつもりだ。実験の期間はもう終わった」と、ベストメンバーを起用して日本との一戦に臨む意向を明らかにした。
▼中田を称賛するボルトン▼
2005年アジア最優秀選手候補にノミネートされた中田英寿について、現地では日本国内以上に賞賛の声が挙がっている。Footballasia.comは、「中田はこれまで前例のない3度目の受賞にノミネートされた。ボルトンは中盤のマエストロをいち早く称賛した」と掲載するとともに、ボルトンのクラブ広報マネージャーDanny
Reuben氏のコメントを紹介した。同氏は「中田はファンタスティックな個性を持っっており、おそらく現在のアジアでベストプレーヤーの1人だ。我々は彼がボルトンに在籍していて喜んでいる。そして彼はいかに良くプレーできるかを証明している。特にマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたポーツマス戦の彼はそれを示している。中田には賞を勝ち取る大きな見込みがある。2度受賞歴(1997,1998)のある彼がこれまで前例のない3度目の受賞をすれば、素晴らしい偉業だ。彼はイングランドに来て優秀なパフォーマンスを見せている。彼は自身の才能を示したがっているし、我々はこの賞へのノミネートによって彼がボルトンでの貢献に拍車かけてくれるものと願っている。さらに来年のドイツW杯での日本にとっても拍車をかけることを願う。」と語った。
同様にボルトン・イブニング・ニュースでは、前例のない3度目の受賞の可能性のある中田英寿を「ハットトリックの見込みがある」と掲載した。
▼オコチャ、代表引退を撤回か▼
10日、ナイジェリア代表MFジェイ・ジェイ・オコチャが来年1月にエジプトで行なわれるアフリカ・ネーションズカップへの出場を検討していることが分かった。8日に最終節が行なわれた2006年W杯アフリカ予選でグループ2位に終わり、W杯出場は叶わなかったナイジェリア。長年に渡って主力として活躍してきたオコチャは先週に、「もしW杯予選で負けたら、そこで代表を引退することになる」と語っていたが、一転して「ネーションズカップに出場するかどうか決めるのには、時間が必要だ」と引退を先伸ばしする可能性を示唆した。
▼ガードナーのコメント▼
ジャマイカ代表主将でもあるボルトンのMFリカルド・ガードナーは、アラダイス監督がもしチャンスを与えられたなら、イングランド代表監督として大きな成功を収めるだろうと主張している。
ガードナーはsky sportsに対して「アラダイス監督はイングランド代表監督としての仕事をすることができると思う。彼はボルトンの躍進させてきたし、クラブは今や彼の就任当時よりもはるかに強くなっている。明らかに国際舞台に進めると信じているし、イングランド代表でも同じようにできると思う。」と語った。
また、UEFA杯については、「素晴らしい経験だ。僕たちはシーズンの素晴らしいスタートを切ったし、UEFA杯でも同様だ。僕たちは本当に良いパフォーマンスを見せてきたし、これからも継続したい。アウェーの試合は難しいものになるだろう。長旅をしてプレーすることはいくらかの困難を伴う。しかし、僕たちが落ち着いていて、何らかの運を持っていれば勝ち進むことができるだろう。」とコメントした。
▼UEFA杯第1戦日程▼
10月20日(木)に行なわれるUEFA杯グループステージ第1戦ベジクタシュ戦(アウェー)の日程が発表された。キックオフは現地時間20日午後9時45分(日本時間21日早朝)。イスタンブールのInonuスタジアムで行なわれる。
▼テレビ局がボルトンのUEFA杯躍進を確信▼
リーボックスタジアムでのUEFA杯を放映するチャンネル5のRobert
Charles氏はボルトンの躍進を確信している。同氏は「ボルトンは極めてタフなグループに入ったが、ノックアウトラウンドに進むための3位以内に入るだけの十分な質を備えている。我々はロコモティフ・プロブディフ戦を放映したが、リーボックスタジアムには確かに優秀な雰囲気がある」とコメントした。
▼ジェトゥと契約▼
ボルトンは元フランス代表DFマルティン・ジェトゥ(31)と正式契約したことを発表した。契約期間は今シーズン末までとなっている。
ジェトゥはストラスブルグでキャリアをスタートさせ、モナコでは96/97シーズンにタイトルを獲得している。2001年には650ポンドでパルマに移籍。その後、レンタルで在籍したフルハムで2年間のプレミア経験があり、51試合出場1得点という成績を残している。昨シーズンの5ヶ月間、フランスのニースでプレーしていたが、その後はフリーとなっていた。またフランス代表として6試合の出場経験がある。
アラダイス監督は「我々は近頃怪我人を多く抱えたため、私は素早く行動する必要があった。ジェトゥがフリーエージェントである事を聞いた時、私は彼をボルトンへ連れて来るチャンスに飛びついたんだ。彼は優秀なオールラウンドプレイヤーで、多くのポジションでプレーする能力を持っている。彼にはヨーロッパでの優れたキャリアがあるし、彼はプレミアでのもう一つのチャンスを得たことを喜んでいる。」とコメントした。
2005.10.11
▼ヒデmail▼
10日付けでヒデからメール「日本語の文化」が届いています。やはり、ラトビア戦後のインタビューを見て不快に思った人たちがヒデにメールを送ったようですね。ヒデの考え方を分かっている人であれば、あの場面、納得できるのにな。この時期、サポートしていきたいものです。詳細はこちら。
▼ウクライナ戦の中盤▼
右足小指を痛めている小野伸二が10日、チームを離脱し、当地発の航空機で所属クラブのあるオランダへ戻った。しかし日本代表はウクライナ戦も中盤をひし形に構成する新布陣で挑むようだ。10日午後ウクライナで始動した日本代表は、紅白戦では、引き気味の中央には中田浩、右に中田英寿、左に稲本、トップ下には中村が入った。いずれにしても東欧遠征最大のテーマといえた中田英寿、中村俊輔、稲本潤一、小野伸二との“黄金の中盤”がそろっての実戦テストの機会は失われた。なお、主力組のGKには川口、センターバックには茂庭と坪井が入った。練習ではフォーメーション練習を15分間、さらに16分間の紅白戦を行った。紅白戦では主力組が中田英寿が柳沢のゴールが起点となった。シュート練習するヒデ画像はこちら。
▼ウクライナ戦予想先発▼
GK:川口
DF:駒野、茂庭、坪井、三都主
MF:中田英、中田浩、稲本
MF:中村
FW:柳沢、高原
▼アーセナル、中田視察へ▼
プレミアリーグの強豪アーセナルが、中田英寿の来夏獲得に向けて本格的に動き出したことが分かった。12日のウクライナ戦にスタッフを派遣し、プレーをじかにチェックする予定。また、後日にビデオでチェックを行うようだ。アーセナルは過去にも中田獲得に動いたが、条件面が折り合わなかった。しかし、完全復活で再浮上。W杯ドイツ大会後に「アーセナルの中田」が誕生する可能性が出てきた。関係者は「中田サイドとアーセナルはここ数年間、断続的に接触しているが、条件面で折り合わなかった。しかし、今は中田のパフォーマンスが回復し設定されている190万ポンド(約3億8000万円)という高額の移籍金に見合う状態に近づいている」と説明する。来年1月の移籍の可能性もあるが、アーセナル側はW杯後の獲得をにらんでいる。中田にとってもボルトンとW杯で結果を残した上で来季からアーセナルのユニホームを着る方が得策といえる。また、アーセナルが来季から新スタジアムに本拠を移すことも背景にある。3万8500人収容のハイバリー・スタジアムから、来季以降は6万人収容のエミレーツ・スタジアムを使用する。集客力のある選手が必要だが、中田なら多くの日本人を動員できる。
▼他クラブも視察に▼
アーセナルだけではない。日本人獲得に興味を持つエバートン、チャールトンのスタッフもスタンド観戦する予定。今夏にMF小野の獲得に動いたエバートンは今回、中田を含めた複数選手を視察する。また、チャールトンの関係者も「日本人を幅広く見るというスタンス」と話しているという。
▼9月の最優秀選手▼
ボルトンの非公式サイト「The Walking Down
The Manny Road」は9月のチーム最優秀選手を発表した。これは投票によって選ばれたもので25%の得票を得たMFケヴィン・ノーランが選ばれた。中田英寿は次点の21%の投票を得て2位だった。同サイトは「レンタル移籍の指令塔は早くもリーボックスタジアムのお気に入りになった」と報じた。以下、得票順位です。
MFケヴィン・ノーラン 25%
MF中田英寿 21%
GKヤースケライネン 18%
MFオコチャ 14%
DFベン・ハイム 11%
DFペデルセン 4%
MFスピード 4%
FWケヴィン・デービス 4%
▼マンUのコーチ獲得▼
ボルトンはマンチェスター・ユナイテッドのリザーブチームのコーチ、Ricky
Sbragia氏を獲得した。同氏は多くの若手を育て上げ、トップチームに送った実績を持つ。ボルトンではトップチームのコーチに就任する見込みだ。アラダイス監督は「リッキーと契約できて喜んでいる。彼はこの国の最も優れたコーチの一人であり、我々のスタッフにより多くの多様性を与えてくれるだろう。コーチングの観点から、彼はとても博識であり、技術面、戦術面で偉大な経験と専門知識を提供してくれるだろう。彼はマンチェスター・ユナイテッドで若手を育て、とても素晴らしい仕事をしてきた。そしてそれは我々が長期にわたって彼に発展させて欲しい重要部門の一つだ。」と語った。
▼ダフ離脱か?▼
朗報と言ってもいいのだろうか?今週末対戦するチェルシーのアイルランド人サイドアタッカー、ダミアン・ダフ(26)が8日のW杯欧州予選キプロス戦で膝を傷めた。ダフは既に代表チームを離脱し、クラブに戻って精査されている。
▼日程変更▼
11月26日に行なわれる予定だった第14節フルハム戦(アウェー)が11月27日(日)14時キックオフに変更された。ボルトンが24日にUEFA杯ギマランエス戦(アウェー・ポルトガル)を戦う事になっているための処置だ。
2005.10.10
▼ヒデ「修正点はたくさん」▼
ラトビア戦から一夜明けた9日、日本代表は東欧遠征第2戦のウクライナ戦のため、チャーター機で移動し、キエフに到着した。画像はこちら。
中田英寿はふがいない試合内容に危機感を抱いており、次戦に向けて自ら先頭に立ってチームを立て直す意思をのぞかせた。ラトビア・リガ空港ではファンとの記念撮影にも気さくに応じた中田英寿だが、珍しく報道陣の問いに口を開いた。中盤のバランスについて質問されると「修正点はたくさんあります」と答えたが、具体的な修正点は明かさなかった。また、個人的な課題にも「それはまた後日に…」と言葉を濁した。
▼ヒデの右サイドから崩された?▼
2点のリードを守りきれずに引き分けたラトビア戦の前半は速いパス回しを駆使してチャンスを量産。ジーコジャパン初のダイヤモンド形の中盤は機能した。しかし、足が止まった後半から相手のサイド攻撃を許した。右の中田、左の松井と両サイドが上がってしまい、その結果、トップ下の中村やFWの高原までが2列目に下がるシーンが目立った。当然、決定力は落ちる。前半は5本だった相手のラストパスは後半に入り14本。特に中田の右サイドからは9本も許した。(スポニチより)
▼9日の練習は休み▼
9日、日本代表が12日のウクライナ戦に向けて首都キエフに移動した。予定されたキエフでの初練習はキャンセル。選手は休養日にあてた。
▼ジーコ監督のコメント▼
「ウクライナはラトビアよりも強い?シェフチェンコもいる相手の2トップは世界屈指だが、我々には高原、中田、中村がいる。何も恐れる必要はない」
▼予想ではウクライナ有利▼
英ブックメーカー、ウイリアムヒルによるウクライナVS日本の予想オッズは、ウクライナの勝利が1.90倍、日本の勝利が3.50倍とウクライナが有利となっている。ちなみに引き分けは3.20倍となっている。
▼サミー・リーがバックルーム・スタッフを絶賛▼
ボルトンのコーチ、サミー・リーはクラブのフィットネス、食事、栄養、心理学などの専門家で構成されるバックルーム・スタッフがなにものにも劣らないと思っている。
サミー・リーは「アラダイス監督の戦術的明晰さは素晴らしい。我々は素晴らしいスタッフを持っている。メディカル、フィットネスの専門家は優秀だ。選手がプレーし、彼らが最適なコンディションにいる事を確認するとき、全ては舞台裏でなされているんだ。ボルトンはとても革新的なクラブだ。私のようなコーチにとって、とても経験があり、また博識であるバックルーム・スタッフとともに働くことは、すばらしい。このことは選手のフィットネスの面で利益を生んでいるし、私が最も印象付けられた事の一つだ。」と語った。
▼カメルーン代表右SB獲得に動く▼
ボルトンはカメルーン代表の右サイドバック、ベノイト・アングブワ(23)に興味を持っているようだ。アラダイス監督は相次ぐディフェンダー陣の故障という非常事態にみまわれており、1月の移籍市場が開くと同時にアングブワの獲得に動くだろうとみられている。
アングブワはフランスリーグのリールに所属していたが、昨シーズン1月よりウルグアイのナシオナルでプレーしている。8日に行なわれたW杯アフリカ予選、エジプト戦でもプレーしている。
▼W杯出場権の明暗▼
オコチャ(ナイジェリア)、ディウフ(カメルーン)は2006ドイツW杯の出場権を逃した。一方、チュニジア代表のジャイディは中田英寿(日本)、ボルヘッティ(メキシコ)に次いでクラブで3人目のW杯出場権獲得者となった。
▼UEFA杯、ボルトン優勝のオッズは29倍▼
英ブックメーカー、ウイリアムヒルは、UEFA杯優勝の掛け率を発表している。それによるとボルトンの優勝には29.0倍の掛け率が設定されている。最も有利とみられているのはCLから敗退クラブ8チームの2.50倍。以下、同グループのクラブの掛け率です。
セビージャ:23.0倍
ボルトン:29.0倍
ベジクタシュ:51.0倍
サンクトペテルブルク:81.0倍
ギマランエス:126.0倍
また、グループステージ突破の予想は以下の通りです。
セビージャ:2.37倍
ボルトン:3.75倍
ベジクタシュ:4.00倍
サンクトペテルブルク:7.50倍
ギマランエス:12.00倍
2005.10.09
▼ドロー▼
ラトビアと対戦した日本代表は、2−0とリードしたものの、相次ぐミスによって終了間際に同点に追いつかれた。
中田英寿は、前半5分にこぼれ球をつなぎ、FW高原の先制点をアシストすると、鋭いパスで相手守備陣を脅かした。後半7分にはFW柳沢へのスルーパスでPKを誘発するなど得点に絡んだ。画像はこちら。
▼ヒデのコメント▼
「前半で点を取れるうちに取れなかったことが、こういう結果につながった。前半、特に早いパス回しからいい形ができたところまではよかったが、決定力不足ということが相変わらずの課題として残っているし、その結果、後半相手に勢いを与えてしまったのだと思う」
▼ジーコ監督コメント▼
「前半は非常にいい立ち上がりで、点も取れた。後半も2対0になるまではいい形が続いていたが、そこからミスが多くなり、それに乗じて相手に引き分けに持ち込まれてしまった。失点はミス絡み。2点差になってからは予想以上にミスが重なってしまった。あれだけボールを支配しながら寂しい結果となってしまった。確実に勝てる試合だったと思う。いろいろ課題もあるが、親善試合は課題をクリアしていくためのもの。次のウクライナ戦は切り替えて臨みたい」
▼アンドレイエフス監督コメント▼
「後半はプレッシャーを高め、フィジカルな展開に持ち込んだのが功を奏した。日本は規律もあり、テクニックに優れたいいチームだった」
▼ジェトゥ加入へ▼
パルマ、フルハム、などでのプレー経験があるDFマルティン・ジェトゥ(31)のボルトン加入が間近と報じられている。昨シーズンの終わりにニースを解雇されているジェトゥは多くのクラブのトライアルを受けてきた。
2005.10.08
▼主将はヒデに決定▼
「キャプテンは中田英寿」―。ラトビア戦の前日会見でジーコ監督が断言した。中田英寿がラトビア戦で主将に復帰することが7日、決まった。中田英寿が主将を務めるのは04年3月31日のW杯アジア1次予選、シンガポール戦以来となる。7日の午前練習前、ピッチ上で5分間の“青空会談”を開いて話し合った。中田英寿は「キャプテン?どうでもいい。誰でも主将になれる。主将は必要ない。シンボルにすぎない」と午後の練習後、英国メディアに淡々と語った。今の中田英寿は今までの孤高のスタイルと打って変わり、大勢の選手と話してコミュニケーションを取っている。戦術面、精神面で中心となることが期待される。
▼ミニゲームでゴール▼
7日、締めくくりのミニゲームでは自らのゴールで中田英寿のチームが勝ち、全員で肩を組んだ。その輪の真ん中で中田英寿は満面の笑みを見せた。
▼予想先発▼
7日、小野が右足を故障して離脱。それによって右から稲本、中田英、小野を3ボランチ気味に並べた『新・黄金の中盤』を試すジーコ構想は崩壊した。小野の代役には松井が起用される見込みだ。
≪予想スタメン≫
日本
GK:土肥洋一
DF:駒野友一、茂庭照幸、田中誠、中田浩二
MF:稲本潤一、中田英寿、松井大輔、中村俊輔
FW:柳沢敦、高原直泰
▼英ブックメーカー▼
英ブックメーカーによるラトビアVS日本の予想オッズは、ラトビアの勝利が2.37倍、日本の勝利が2.62倍とラトビアがやや有利となっている。。ちなみに引き分けは3.10倍となっている。
▼AFCの2005年最優秀選手候補に選出▼
アジア・サッカー連盟(AFC)は7日、05年最優秀選手の候補10人を発表した。日本勢は2度受賞経験を持つ中田英寿と中村俊輔が選ばれた。韓国からは朴智星(マンチェスター・ユナイテッド)と李栄杓(トテナム)、イランからはアリ・カリミ(バイエルン・ミュンヘン)、ウズベキスタンのマクシム・シャツキフ(ディナモ・キエフ)らが選ばれた。最優秀選手はAFC加盟45協会の代表監督やAFC理事らの投票によって決まる。上位3人が11月14日に明らかにされ、受賞者は同月30日の表彰式で発表される。
▼Talk Asia▼
7日、世界的ニュースネットワークCNNのトーク番組「Talk
Asia」に中田英寿が出演した。非常にリラックスした雰囲気のなか、自身について語ったインタビューで、移籍について、イギリスへと移った生活環境、体格的ハンデのあるアジア人が世界の舞台でプレーする事、日常生活や将来の夢の展望を語っています。実際に行われたインタビューでは、返答こそ日本語ではありましたが質問は全て英語で話され、通訳をはさむことなくスムーズに収録が進められたようです。
【再放送予定】
・10/8 22:00〜22:30
・10/9 13:30〜14:00/23:00〜23:30
2005.10.07
▼新・黄金の中盤は3ボランチ▼
日本代表は6日、ラトビア代表との国際親善試合に備えてリガで9対9の変則ミニゲーム(前半10分、後半14分)を行った。中田英寿は主力組に入ってプレー。FWには高原、中盤は3ボランチで右から中田英寿、稲本、小野と陣取った。また、ナビスコ杯に出場して6日夜に到着する三都主に代わり、中田浩が左サイドバックを務めた。
単独指令塔に俊輔を置き背後に右から中田英、稲本、小野の3ボランチがバランスを取りながら攻撃に参加する。04年3月31日のシンガポール戦を最後に過去57戦で5戦しか試されていない旧・黄金の中盤はすべてW指令塔に2ボランチの台形。それが俊輔が頂点の三角形に変化し、4人の共存が再浮上した。
ミニゲームは3―3で終了した。
▼ラトビア・アンドレイエフス監督▼
記者会見したアンドレイエフス監督は警戒する日本選手を聞かれて「ジーコだ」と笑わせた後「1人の選手を警戒するのでなくチームとしてみている。世界のトップ20に入る国と試合ができてうれしい」と語った。
▼フロントの強気発言▼
ボルトンのチーフ・エグゼクティヴを務めるアラン・ダックワース氏は「我々はうまく戦っているし、グループ内に我々が恐れる相手はいない。もちろん、すべての対戦相手に敬意は払うけど」とUEFA杯グループリーグ突破に自信のコメントをした。
▼オコチャの代表引退時期▼
オコチャは雑誌「Kick Off」のインタビューで自身のナイジェリア代表引退時期を明らかにした。32歳のオコチャはナイジェリア代表として64試合出場、3度のW杯を経験している。オコチャは「僕は予選通過に楽観的でいるよ。もし僕達がW杯に出場できたなら、僕にとって最後のW杯になる。もし、僕達がW杯に出れなければ、そんな事はあってはならないが、そこで僕の代表としてのキャリアは終わるだろう」と語った。もしナイジェリアがW杯出場すれば、オコチャは4大会連続で出場する唯一のアフリカ人プレーヤーになる。ナイジェリアはジンブアエとの戦いで、同勝ち点で並ぶアンゴラよりも良い成績を残さなければならない(直接対決の対戦成績で劣るため)。
▼ジャイディも楽観視▼
チュニジア代表DFジャイディは母国のW杯出場に関して、モロッコに対して優位に立っていると思っている。現在首位のチュニジアはライバルであるモロッコを1ポイント差でリードしており、土曜日の直接対決で勝利したほうがW杯出場を決める(引き分けでも可能性はある)。ジャイディは「母国は過去数週間サッカー狂になった。チュニジアの大衆はW杯出場を切望している。今回の戦いは、昨年アフリカネーションズカップを勝ち取った時以来のビッグゲームだと思っている。モロッコとチュニジアの間には文化、宗教など多くの類似があり、猛烈なライバル意識がある。チュニジアの大衆からのプレッシャーは非常に大きい。チュニジア人は来年のW杯で僕達のプレーを見たいと必死なんだ。僕達はその夢を現実にする責任を負っている。僕は引き分けでも十分だろうという理由でチュニジアが優位に立っていると思っている。チュニジアの首都チュニスでの試合だというのも大きな要素だね。それは5万人のファンが一緒にいるということを意味するんだ。監督は僕達に”無失点で”という目標を与えたんだ。それはボルトンでのアラダイス監督と同じだね。選手達は無失点というメンタリティが栄光を意味する事を知っているんだ。」と語った。
▼2人のDFの注目▼
DFの駒不足という問題を抱えるボルトンが2人のDFに注目しているようだ。アラダイス監督は1月の移籍市場オープンと同時にDF補強に乗り出すだろう。1人はギリシャ人DFトリアノス・デラス。彼は現在フリーエージェントであり、移籍期間外でも獲得可能だ。トテナム、ポーツマス、フルハムも興味を持っていると言われているが、同胞ヤンナコプロスが在籍するボルトンがお気に入りであるように思える。もう一人はカメルーン代表の右サイドバック、Benoit
Angbwaだ。23歳のAngbwaはフランスのリールでプレーしており、ボルトンのスカウトが注目している。カメルーン代表としてもプレーしており、ボルトンのスカウトは週末のW杯アフリカ予選エジプト戦を視察に行く予定だ。
2005.10.06
▼ラトビア合宿スタート▼
日本代表は5日、ラトビア代表との国際親善試合(8日)に向けて、当地で約2時間の初練習を行った。練習は温暖な気候の中、ランニング中心の軽いメニューを行なった。(画像)
▼556日ぶりキャプテン・ヒデ▼
日本代表東欧遠征はDF宮本恒靖が不在。“主将”の役目を担ったのは中田英寿だった。初日午前の練習から先頭に立ち、欧州組9人が集結したチームをけん引した。練習前、ジーコ監督が中田英寿に歩み寄り、ピッチ中央で約2分間の立ち話をした。「短い時間を大切にしていこう!」とジーコ監督が声を出すと、選手をリードしたのが中田英寿だ。ランニング、ダッシュなど、すべてのメニューで先頭に立ち、一番前で全力で走り、全力で飛ぶ。後続もそれについて全力で動き回った。ジーコ監督は「キャプテン? まだ分からない」と『キャプテン・ヒデ』をぼかした。だが、中田英寿が8日のラトビア戦でキャプテンマークを付ければ、代表主将は04年3月31日のW杯1次予選・シンガポール戦以来556日ぶりになる。ジーコ体制下のキャプテン・ヒデの戦績は5勝5敗4分けだ。
▼箕輪に声をかける▼
中田英寿は代表初招集で緊張するDF箕輪の肩の力を抜いてやろうと、積極的に声をかけた。箕輪は「彼から“同い年だよね”って声をかけてくれて同世代の昔話とかをしました。溶け込みやすかった。代表が“ファミリー”といわれているだけのことはあると思いました」と語った。その他、中田英寿はアップで小野、田中と談笑したかと思えば、松井、柳沢とも言葉を交わし、明るい雰囲気を持ち込んだ。
▼アラダイス監督が海外に興味▼
5日、サム・アラダイス監督が自身のキャリアのある段階で外国で働きたいことを明らかにした。アラダイス監督はBBCラジオの番組で「何人かの非常に優れた監督は外国で監督業をするためにこの国を離れた。そして非常に良い仕事をした。私はキャリアの遅い段階で外国で働く事にチャレンジしたい。外国で監督として成功する事は素敵な挑戦だ。」
と語った。
▼ジェトゥーがトライアル受ける▼
フランスメディアの報道によると、パルマ、フルハムなどでプレー経験のあるフランス人DFマルタン・ジェトゥー(30)がボルトンのトライアルを受けるため英国入りしたようだ。ジェトゥーはドイツのドュイスブルグでもトライアルを受けていたが、契約には至らなかったようだ。従ってアラダイス監督も契約には確信がないかもしれない。ただ、カンポ、ハントの骨折で非常事態であるだけに、短期間の契約もあるかもしれない。
▼オコチャの警鐘▼
オコチャがアウェーで行なわれるUEFA杯ベジクタシュ戦に向けて警告を発した。オコチャはトルコリーグのフェネルバフチェで2シーズン過ごした経験がある(63試合出場で30得点)。オコチャは「トルコでのプレーは困難なものになるだろう。僕は海外クラブでプレーする事がいかに難しいものか経験している。僕がフェネルバフチェにいたとき、独特で熱狂的な雰囲気によって有利になったものだ。トルコのサポーターは極めて熱狂的だ。僕達はイングランドで味わう雰囲気とは全く違う雰囲気に対して準備しておく必要がある。そして、過去のイングランドのクラブがトルコで失敗した事から学ぶ必要がある。」と語った。ボルトンは今月20日にイスタンブールでのベジクタシュ戦を行なう。
▼オコチャ欠場もチーム帯同▼
ナイジェリアサッカー協会は5日、オコチャの怪我について「彼のソケイ部の怪我のため、ジンバブエとのW杯予選に出場できない。しかし彼は予選通過を果たすために仲間をサポートするためにチームの一員として参加する」と電話で語った。
▼第10節は日曜日開催▼
10月22日に行なわれる予定だったウエストブロム戦は、23日15時キックオフに変更された。ボルトンが20日にUEFA杯ベジクタシュ戦(アウェー)を戦うための措置だ。
2005.10.05
▼中田は東欧視察済み▼
日本代表は5日からラトビアのリガ市内で合宿に入る。スポーツ報知によると、中田英寿はすでに両国を視察済みであることが明らかになったという。同紙は関係者による情報を掲載。それによると中田英寿が年内の最終海外遠征となるラトビアとウクライナの事前視察を敢行していたことが明らかになった。6月22日のコンフェデ杯ドイツ大会1次リーグ・ブラジル戦後にバカンスに突入した。7月中旬、前所属のフィオレンティナ合流まで約1か月間のバカンスの地に選んだのは、当時すでに試合開催が決定していたラトビアとウクライナであり、両都市での休暇を満喫したという。決戦の舞台の地理、気候など予備知識は活躍の呼び水となるに違いない。
▼平均6点▼
ウィガン戦で移籍後初黒星を喫した中田英寿だが、地元メディアから高い評価を受けた。3日付の英国5紙の平均で6点。タイムスは、7.0と高評価した。
▼UEFA杯グループステージ組み分け決定▼
4日に行なわれたUEFA杯グループステージ抽選で、ボルトンはH組に振り分けられた。同組にはベジクタシュ(トルコ)、セビージャ(スペイン)、ゼニト・サンクトペテルブルク
(ロシア)、ビトリア・ギマランエス (ポルトガル)が入った。抽選が終わり、各組5チームの8グループが決定した後、コンピューターで組み合わせと日程が決められた。その際には、使用スタジアムが重ならないようにするほか、気候条件を考慮して12月中旬に欧州北部での試合を回避するなどの処置がとられた。
グループH:
・ベジクタシュ;参加40チーム中ランキングポイント6位(37872)昨季トルコリーグ4位。現在首位とは11ポイント差の7位。ドイツ・シャルケで得点王も獲得した事のあるブラジル人FWアイウトン、元マンチェスター・ユナイテッドのブラジル人MFクレベルソンなどが在籍。
・セビージャ;同8位(36326)昨季スペインリーグ6位。今季は開幕6試合で1勝のみで16位。バルセロナ、モナコでプレーしたアルゼンチン人FWサビオラ、元ポルトのブラジル代表FWルイス・ファビアーノが在籍。フィオレンティーナから移籍したMFマレスカもいる。
・ボルトン;同22位(20864)昨季6位。現在5位。
・ゼニト・サンクトペテルブルク;同28位(18469)今季25試合を消化して首位と4ポイント差の3位。
・ビトリア・ギマランエス;同33位(14739)昨季5位。今季開幕6試合で5敗で16位。
試合予定:(前者がホーム開催)
10月20日(木)ベシクタシュvsボルトン
11月3日(木)ボルトンvsゼニト・サンクトペテルブルク
11月24日(木)ビトリア・ギマランエスvsボルトン
12月14日(水)ボルトンvsセビージャ
▼アラダイス監督コメント▼
「我々は、苦しめられるであろういくつかの優れたクラブが入った優秀なグループに入った。このレベルでの戦いは全て厳しいものになるだろう。しかしホームではメリットがある。イスタンブールでのベジクタシュ戦は一筋縄ではいかないだろう。タフな試合になるだろうし、過去、イングランドの多くのクラブはトルコで苦しんでいる。グループリーグ最初の試合は、良いスタートを切るために重要だ。我々は、我々のするべき事をして、正しいマナーで試合に臨みたい。ゼニト・サンクトペテルブルクとホームで戦えるのはうれしい事だ。私の見たレポートによれば、彼らはロシアリーグで4位にあり、良く組織化されたチームだ。ファンはリーボックスタジアムでスペインのトップクラブであるセビージャと戦うことを楽しみにしているだろう。ボルトンと繋がっている人たちにとっては忘れられない夜になるだろう。ビトリア・ギマランエスと11月に戦えることは素晴らしい。彼らはポルトガルでも最も良いスタジアムの一つでプレーしているし、ファンにとってもすばらしい事だろう。」
▼セビージャ、ラモス監督はボルトンを恐れる▼
セビージャのラモス監督はグループ内で最も厳しい相手がボルトンだと思っているようだ。(セビーリャにとってはアウェーゲーム)
同監督は「ボルトンには中田、ディウフ、カンポといったプレーヤーがいるとても重要なチームだ。彼らは非常に重要なライバルだ。グループの中で易しい試合は一つもない。しかしセビージャは他の4チームよりも劣っているとは思わない。とても難しいグループだが、我々は良いスタートを切る必要がある。このような試合数が少ないグループリーグでは全ての試合が決定的になる。最後のボルトン戦までにできるだけ早くグループリーグ通過を決めなければならない。」と語った。
▼オコチャがナイジェリアへ向かう▼
ソケイ部を故障しているオコチャがナイジェリアへと向かう事となった。オコチャの怪我は最低でも2週間とみられており、貴重な回復の期間を逃がす事となった。アラダイス監督は「オコチャがナイジェリアへ向かう事となってガッカリしている。彼にとってはボルトンに残り休養をとることが良かったのだが。我々はナイジェリア協会にボルトンに残るように交渉したが、向こうは”ノー”と言った。フラストレーションがたまることだが、我々はナイジェリア協会の望みを尊重した。」と語った。
▼ペデルセン「チェルシーに勝つことが特効薬だ」▼
今季FWから左サイドバックにコンバートされて、ここまで好パフォーマンスを披露しているペデルセンは、ウィガン戦の敗戦から立ち直るための特効薬を見つけることに確信を持っている。特効薬、それはチェルシー戦の勝利だ。ペデルセンは以下のように語った。
「僕達にとって多くの代表選手がクラブを離れる事は、チームを再建するために不利に働くだろう。しかし、代表選手が多いことはチェルシーに勝つためにより良い試合をさせてくれるだろう。明らかにチェルシーには多くの素晴らしい選手がいるし、良いチームだから簡単な試合にはならないだろう。しかしチェルシーを破るには最高のチャンスなんだ。ほとんどの人はチェルシーが勝つと思っているだろう。それは我々は劣勢だし、恐れることなく戦う事ができるということを意味するんだ。僕は劣勢である時に僕達が良いチームだと言っているのではないよ。しかし時には、恐れることなく戦う事ができるからこそ、だれも勝つと予想しない試合をプレーする事はやさしいものだよ。時には勝利を期待されると、少し興奮もするし、物事を複雑にしてしまうんだ。チェルシーはまだ負けていないけれども、シーズンは長いんだ。チェルシーが下降する事や、彼らを捕らえる時間はあるさ。」
また、ウィガン戦の敗戦については、「僕達のこのところの調子から見て、ウィガンに負けたことは驚きだった。しかし、僕達のミスから得点を与えてしまったんだ。エンゴティは非常に長い間ミスを犯さなかった。つまり彼は過去何度も僕達を助けてきたんだ。エンゴティのミスについて何も言うことはできないよ。彼はどんなプレーヤーかみんな知っているんだ。だから彼は謝る必要なんかないよ。2点リードされた後でさえ僕達は多くのチャンスを作ったんだ。それを逃がしたんだからアンラッキーだったよ。残り20分に僕達はエネルギーに満ち溢れていたから、疲労を言い訳にできないね。僕達は1週間に2試合も3試合もプレーする事ができるさ。疲労は問題じゃないよ。」と語った。
▼スピード▼
スピードもペデルセンと同様の発言をしている。チェルシーに対して積極的なパフォーマンスを見せる事によってショックに打ち勝つだろうとの発言をした。「我々はウィガン戦の敗戦から学び、敗戦から影響を受けないということを確認しなければならない。我々は今シーズン、悪いプレーと良いプレーを行なってきた。代表チームからみんなが帰ってきたときに確認しなければならない。そしてチェルシーに対して積極的なパフォーマンスを見せるんだ。」と語った。さらにウィガン戦の敗戦がUEFA杯1回戦を戦った疲労によるものだという声に対しては、「もし、弱い心の持ち主であれば言い訳を言うことができる。それは簡単な方法だよ。我々は1週間に2試合プレーしても問題ないし、みんな元気だよ。我々は調子の良いチームの一つだし、疲労という言い訳は使わないよ。次の機会に再び同じ過ちをしない事が大切なんだ。」と語った。
2005.10.04
▼ヒデの評価▼
2日のウィガン戦に出場した中田英寿に地元紙の評価はまちまちだった。サン紙はMFスピードに次ぐチーム2番目の6点を与え「前半は相手を脅かすプレーをした」と一定の評価を与えた。一方、ミラー紙はFWガードナーらとともに最低の5点だった。
▼アラダイス監督の評価▼
アラダイス監督は中田英寿について、「開始から15分間はダービー戦のペースにうまく対応できていなかった。でもその後は流れの中でいいスペースを見つけていた。予想よりも早くフィットしている」と一定の評価を与えた。
▼日本のベッカム▼
ウィガンが発行したマッチデープログラムには「中田は日本のデビッド・ベッカムと形容できる。創造性にあふれ、技術力に優れた選手」と、ボルトンの選手の中で一番大きく扱われた。
▼ファンにサイン▼
中田英寿は試合終了後、バスに乗り込む前にサポーターのサイン攻めに応じていたようだ。
▼本日合流▼
中田英寿は本日に日本代表の東欧遠征に合流する予定。
▼雑誌ネタ▼
週刊サッカーマガジン10月18日号:【東欧遠征で日本代表に何かが起こる】共存する。小野伸二、中田英寿、中村俊輔
▼オコチャ全治4週間?▼
ウィガン戦で負傷交代したMFオコチャが全治2〜4週間とみられている。最悪の場合、チェルシー戦、ウエストブロム戦、チャールトン戦、カーリングカップのウエストハム戦、そればかりかUEFA杯グループステージの最初の2試合を欠場する事になる。また、W杯アフリカ予選のジンバブエ戦も出場できないだろう。アラダイス監督は「オコチャの怪我は我々にとって大きな心配事だ。最悪のケースで彼は4週間欠場になるかもしれない。ここ数日で彼の検査をして、インターナショナル・ブレイクの後の2週間後にプレーできる事を望むよ。オコチャがプレーできないのにナイジェリアは彼を呼ぶかもしれない。もしそうなれば、ナイジェリアは彼をテストして、送り返してくるだろう。そしてそれは回復のための貴重な1週間を失う事になる。我々はナイジェリア協会と良好な関係を持っている。私は常識が通じてくれるだろうと思っている。」と語った。4週間離脱となった場合、中田英寿にかかる期待がより大きくなる事は確かだ。
▼UEFA杯▼
本日、UEFA杯グループステージのグループ分けドローが行なわれる。抽選は、あらかじめクラブランクによって分けらた5つの箱の各箱から1チームづつを選んでグループ分けを決定する。(10月1日付けの記事は間違いでした)
ボルトンは3番目の箱に振り分けられている。振り分けは以下の通り。
プール1:CSKA Moscow, AS Roma, VfB Stuttgart
(Ger), AS Monaco (Fra), Hertha Berlin (Ger),
Lokomotiv Moscow, Besiktas (Tur), Alkmaar
(Hol)
プール2:Sevilla (Spa), Marseille (Fra),
PAOK Salonika (Gre), Slavia Prague, Basel
(Swi), Middlesbrough (Eng), Espanyol (Spa),
Lens (Fra)
プール3:Shakhtar Donetsk (Ukr), Heerenveen
(Hol), Dniepropetrovsk (Ukr), Hambourg (Ger),
Red Star Belgrade (Ser), Bolton (Eng), Sampdoria (Ita), Palermo (Ita)
プール4:Steaua Bucharest, Brondby (Den),
Grasshopper Zurich (Swi), Zenit St Petersburg
(Rus), Levski Sofia (Bul), Strasbourg (Fra),
Rennes (Fra), CSKA Sofia
プール5:Vitoria Guimaraes (Por), Litex
Lovech (Bul), Halmstad (Swe), Viking Stavanger
(Nor), Dinamo Bucharest, Rapid Bucharest,
Maccabi Petah-Tikva (Isr), Tromso (Nor)
▼アラダイスはビッグクラブとの対戦を望む▼
UEFA杯グループ分け抽選についてアラダイス監督は、「欧州の多くのチームは我々が行っている事の注意し始めている。それはここ1,2年ではなかったケースかもしれない。ファンの見地からいえば、モナコやローマといったビッグクラブと対戦する事を望んでいると思う。リーボックスタジアムが満員になってビッククラブと対戦する事ができるのだからね。」と語った。
▼リザーブリーグ▼
3日、ボルトンはアストンビラとのリザーブ戦を戦った。この試合でトップチームのGKウォーカー、DFファイ、FWボルヘッティ、MFフェルナンデスらが出場したものの0−4で敗れた。
▼ジェトゥーに興味▼
メディアの報道によると、ボルトンはパルマ、フルハムなどでプレー経験のあるフランス人DFマルタン・ジェトゥー(30)に興味を持っているらしい。ジェトゥーは現在フリーエージェントであり、移籍期間外でも獲得が可能だ。ジェトゥーにはドイツのドュイスブルグも興味を持っているらしい。
▼ウィガン戦で6人が逮捕▼
2日のノースウエストダービー、ウィガン戦で6人の若者が逮捕された。喧嘩をしていた者、攻撃的武器を持っていた者などがいたそうだが、大事には至らなかった。
2005.10.03
▼敗れる▼
2日、ボルトンはアウエーでのウィガン戦に1−2で敗れた。ボルトンは6試合ぶりの黒星で、4勝2敗2分けの勝ち点14。順位は5位に後退した。
▼途中交代▼
中田英寿は左MFとして先発出場し、FK,CKを任せられるなど攻撃を組み立てたが、後半39分にボルヘッティと交代し、退いた。sky
sports採点は6点だった。中田英寿は思うようにボールに絡めなかった。好調時は70を超えるボールタッチ数も約半分。アラダイス監督は「ボールタッチが少なかった?まだプレミアに慣れていないだけだろう。もっと試合をこなせば、よりよくなっていくはずだ」と語った。
▼試合詳細▼
序盤から豊富な運動量でボールに集まるウィガンに対し、2日前にブルガリア遠征から帰ったばかりのボルトンは押され気味。試合開始後20分間くらいはホームのウィガンがパスの出所を上手く抑え、迫力あるカウンターで攻勢を仕掛けた。中心となったのはセネガル代表でもあるカマラだった。序盤のボルトンはバタバタしてボールが収まらなかったが、押されていた時間帯をしのぐと15分過ぎからはボールを支配した。しかし後半開始早々にDFエンゴティのミスから先制を許すと、後半18分にウィガンのカウンターに振り回され失点。その5分後にジャイディがヘディングで1点返し猛攻を仕掛けたが、シュートを枠から外したり、エリア内で選手が重なるなど決定機を逃がし、そのまま試合は終了した。
◎出場メンバー
GK:ヤースケライネン
DF:ベン・ハイム、ジャイディ、エンゴティ、ペデルセン
MF:ノーラン、オコチャ(54分ヤンナコプロス)、スピード、中田(84分ボルヘッティ)、ガードナー(57分ディウフ)
FW:デイビス
◎詳細
1分、いきなり鋭いカウンターを浴びるが左からのクロスはエリア内で合わず。
2分、ウィガンのCK。シュートを浴びるがGK正面。
3分、ボルトン左からのクロスはエリア内の中田に合わず。
5分、中田、左サイドでのパスは2人にブロックされる。
6分、中田ボールを奪われ、カウンターを受ける。必死に追いかけ自陣エリア直前で相手を引っ張って止める。イエローカードもらう。
10分、中田からオープンスペースのデイビスへのパスはオフサイド。
17分、ウィガンの攻撃を受けるが、クリアボールを中田が胸トラップ、すかさず背後のガードナーに渡すも、ガードナーのドリブルは奪われる。
18分、中田のFK。ゴールマウス左隅を狙ったボールは惜しくも左にそれる。
21分、ウィガンのカウンター。シュートは左にそれる。
22分、右サイドのポジションチェンジした中田から鋭いクロス。DFにクリアされる。
24分、中田のCK。ニアサイドに入れ、ヘッドで後ろにそらすもDFにクリアされる。
26分、中田、左サイドでまた抜きで相手をかわし大きくサイドチェンジ。
28分、ロングスローからエリア内中央で中田が競う。こぼれ球をノーランが狙うがDFクリア。
33分、オコチャのシュートは右にそれる。後方で中田がフリーで待っていた。
34分、エリア内に入れたハイボールをノーランが右足アウトでシュートするが、左にそれる。
37分、ノーランのオーバーヘッドシュートは左にそれる。
38分、中田のCKのこぼれ球をスピードがシュートするも左にそれる。
42分、中田のFKからのこぼれ球をオコチャがシュートを大きく浮かす。逆サイドでジャイディがフリーだった。
44分、またもウィガンのカウンター。左からのクロスに叩きつけたヘディングシュートはキーパー正面。
ロスタイム、ゴール正面、ウィガンがフリーでシュート。ミスキックとなりピンチを脱す。前半終了。
46分、ボルトンDFのクリアボールをシュート。GKヤースケライネンキャッチ。
47分、連携良く中田、オコチャ、ガードナー、中田とつなぎクロスを入れるもクリアされる。
48分、カウンターを受ける。エンゴティのヘディングクリアは相手へのパスとなりカマラがフリーでシュート。先制される。1−0。
50分、デイビスから中田へのパス。スライディングしながらシュートするもクリーンヒットせず。
54分、オコチャが左ソケイ部を故障。ヤンナコプロスと交代。
58分、中田からノーランにスルーパス。オフサイド。
60分、ゴール正面のFK。中田がチップキックでジャイディに送ると、ヘッドでの折り返しをヤンナコプロスとノーランが重なりシュートできず。こぼれ球を拾ったノーランのハイボールをデイビスがヘディングシュートするもDFにクリアされる。
63分、CKをクリアされカウンターを受ける。ボルトンDFのマークが甘く、豪快に追加点を奪われる。2−0。
68分、右サイドでディウフからボールを受けたヤンナコプロスのクロスをジャイディがゴール右へヘディングシュート。1点返す。2−1。
72分、中田がフリーでエリア内に走りこんだところにヤンナコプロスがパス狙うも、パスミス。
73分、ヤースケライネン飛び出し、無人のゴールにヘッドで狙われたが右にそれる。
75分、デイビスが落としたボールをヤンナコプロスが狙うが、シュートは空振り。
77分、デイビスのクロスに中田がジャンピングボレーで狙うが、DFに体を入れられヒットせず。
84分、中田がボルヘッティと交代。
86分、右からのフリーキック。ディウフが頭で狙うが左に外す。
88分、ディウフのクロスにヤンナコプロスが胸トラップ。ハンドの判定。
試合終了。
◎stats
ウィガン | チーム名 | ボルトン |
2 | 得点 | 1 |
7 | 枠内シュート | 2 |
5 | 枠外シュート | 11 |
3 | ブロックされたシュート | 3 |
4 | コーナーキック | 8 |
13 | ファウル | 17 |
6 | オフサイド | 4 |
0 | 警告 | 2 |
0 | 退場 | 0 |
57.5% | パス成功率 | 63.7% |
18 | タックル数 | 13 |
94.4% | タックル成功率 | 76.9% |
43.8% | ボール支配率 | 56.2% |
▼アラダイス監督コメント▼
「2対2に追いつくチャンスは多くあった。しかし我々はペナルティエリア内ゴール前での精度は悲惨だった。0対0のままいたら、そのあとのチャンスで何かが起こったかもしれない。我々は満足感を持って2週間の中断に入る事ができたかもしれない。そしてより困難であろうチェルシー戦を楽しみにできたかもしれない。15分から20分過ぎのゴールチャンスを逃がした事には大きな失望感を抱いている。私が予期しなかったディフェンダーの基本的なミスによって敗れたが、エンゴティはブルガリアで90分戦っているし、少しの疲労があったのかもしれない。我々にはセンターDFのオプションがないということも理由にあげられる。」
▼ウィガン、ジュエル監督コメント▼
「最初の2試合に負けて以来の我々の躍進に喜んでいる。ファンにとってもすばらしい事だ。ボルトンは質の高いボールをエリア内に入れてきので、我々は命がけで守る必要があった。最後の笛を聞いてホッとしたよ。しかし、我々は自身でいくつかのチャンスを作った。カマラ、ロバーツといった素晴らしい選手がいるし、彼らは我々の資産の一つだ。」
▼ベストゴール▼
ノーランがポーツマス戦で決めたオーバーヘッドによるゴールが9月の月間NO.1ゴールに選ばれた。
2005.10.02
▼Driving/Travelアメニティーキット▼
中田英寿がCMに出演しているトヨタ WiSHとの共同企画として『NAKATA's
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▼先発濃厚▼
中田英寿は、2日のウィガン戦(アウエー)に2戦連続先発出場が濃厚だ。中田英寿は1日付の現地紙で「正直、ウィガンについてはよく知らない。でも監督が詳しいから問題ない」と自然体で臨むことを明かした。詳細は次の記事にて。
▼ヒデの記事▼
英各紙は1日付けで中田英寿の記事を一斉に掲載。以下はインディペンデント紙とボルトン・イブニングニュースの記事を要約したものです。
ボルトンのミッドフィルダー中田英寿は、サム・アラダイスのシンプルなシステムのおかげでプレミアシップの性質に慣れてくることに確信を持っている。今夏にセリエAのフィオレンティーナから1年のレンタルでやって来た日本のNO.1フットボーラーは、ゆっくりと影響を与え始めている。(ボルトンイブニングニュースは「とても早くアラダイス監督のキープレイヤーの1人になった」と記載しています)アラダイス監督はジョルカエフやイエロのような有名選手らと契約して最近のシーズンで名声を得ているが、中田もそれらの一つであるように思える。
中田はたった4試合にしか出場していないにもかかわらず、既に、ボルトンは来夏の完全移籍を望んでいるという声もある。中田は長年のイタリアでの経験にもかかわらず、ボルトンで新しい経験をしている。中田は「ここでのフィジカルは簡単ではないが、慣れてきている。明らかにイタリアよりもフィジカルが強いし、速い。ここでは決してゲームが止まらない。よりたくさん走らなければならない」と語った。さらに、「しかし、僕にとって良いことはボルトンがシンプルなシステムでプレーしているという事だ。それが適応しやすくしてくれているし、落ち着くんだ。そして僕は楽しんでいる。全ての選手は他の選手がやっている事を理解しているし、そのことが良いスタートを切ることができた理由だ。」と語った。
中田はアウェーのプロブディフ戦でベンチスタートだったが、本日行なわれるノースウエストダービー、ウィガン戦には先発するだろう。しかし彼はウィガンについてほとんど知らない。
彼はその経験からローテーションが必要である事を知っている。「僕は以前に欧州の舞台でプレーした事がある。だからどのようにプレーするかを知っている。もちろんベンチスタートだったことには少しガッカリしたけど、多くの試合があるし、皆は全ての試合でプレーできない事を知っている。みんな、そして僕もできるだけ多くの試合に勝つためにローテーションが必要である事を理解している。」と語った。
中田はブルガリアで敗退の危機にあったときに出場して、チームを落ち着かせるという役目を確かに果たした。そして最後の12分で流れがボルトンに傾き、ボルトンは勝利。グループステージに進出した。「チャンピオンズリーグではないけれど、UEFA杯にかかわる事は刺激的だ。欧州の舞台でプレーする事は僕がボルトンに加わった理由の一つだけど、それが全てではない。僕達は重要な勝利を勝ち取った。そしてそれはより多くの試合を行なうということを意味する。でも、僕達がまず焦点をあわせなければならないのはウィガン戦だ。僕はのプレミアシップを多くは観ていない。イタリアにいた時もプレミアを観るチャンスはなかった。でも重要な事は、監督がそれを知っていると言うことです。」と語った。
▼因縁▼
ウィガンの主将DFデズーは昨季ポーツマスに所属。当時の試合でボルトンFWディウフがつばを吐きかけたのだ。ディウフには3試合の出場停止と罰金約80万円が課せられた因縁の相手だ。デズーは「彼とは誕生日カードを交換しないね。彼に握手を求められても応えない。あの怒りを忘れることはない」と宣戦布告している。一方のディウフは「それはもう終わった事だ。人は因縁というかもしれないが、俺の観点からいえば、忘れたってことだよ。俺が考えていることは自分のプレーとチームメイトを助けて勝利する事だ。俺は罰金を払って出場停止処分も受けた。だからもう終わったんだ」と語っている。
▼警察がダービーを警戒▼
約12年ぶりに行なわれるウィガンとボルトンのダービーマッチに地元警察は警戒を怠っていない。警察の情報部員は情報を集めるために両チームのファンが集うウェブサイトを監視している。ウィガンの警察のチーフは「今まで両チームのファンの間で掲示板上において多くの接触がある。我々はそれを厳重に監視している。友好的に試合が行なわれることを臨むが、我々はいかなるトラブルにも対応する準備ができている。我々は危険を冒すファンが誰かを知っているし、彼らを監視するだろう。ボルトンからの警察も我々と同じように働くだろう。そして我々は共に密接に仕事にあたる」と語った。ウィガンを訪れるボルトンサポーターは5000人とも考えられており、試合中、100人の警官が監視にあたると見られている。また、ボルトンサポーターを輸送するであろう電車にも警官を配置するようだ。
▼ノーラン「コーチのおかげ」▼
ノーランは今シーズン好スタートを切れたのはフィットネス体制のおかげだと信じている。ノーランは「僕達は自分達のフィットネスレベルにとても満足している。フィットネスコーチはシーズン前にしっかり僕らを鍛えあげたんだ。そして今も鍛えているよ。しかし僕らに休養が必要な時には休養を与えてくれるし、トレーニングが必要な時にトレーニングをするんだ。コーチ陣はそれを知っている。僕らは走る事が好きではないけど、それを時々やらなければならない。それが僕らが最後まで走り続けられる理由だよ。」と語った。
▼コーチ、サミー・リーが監督を絶賛▼
ボルトンのフィジカルコーチであるサミー・リーは、そのトレーニングが厳しい事で知られている。サミー・リーは70年代後半から80年代前半のリバプールの黄金時代を支えた人物として知られ、今はイングランドのスタッフとして高く評価されている。サミー・リーはアラダイス監督の右腕として迎え入れられてから3ヶ月が経っています。そのサミー・リーがアラダイス監督を絶賛しています。
「私の欧州での経験のために、私は未だに学んでいる。特にアラダイス監督から学んでいるんだ。彼の戦術的変化、選手交代は素晴しい。交代する選手が信用を失っているいうことではないんだ。しかし、ゲームというものは時々変化を必要とされる。アラダイス監督のそれを理解し、変化を与える能力は素晴らしい。」
また、コーチとしての仕事もしっかり果たしている。過密日程にあるボルトンの選手たちの疲労回復のために医学的見地からも貢献しているようです。
2005.10.01
▼ヒデ一問一答▼
・ベンチでのスタートだったが?
「ベンチスタートは少しがっかりした。でも勝ったので、次は数試合を戦える。後半はいいチャンスがあった。ナイスゲームだった」
・先発だったり、交代出場だったりで調整が難しくないか?
「たくさんの試合を戦わねばならず、誰もすべての試合には出られない。自分もそれを理解している。大事なのは勝てる試合にしっかり勝つことだ」
・チームに素早くなじんだようだが?
「みな親切でナイスな選手ばかり。多くの違った国籍の選手がいて、周りも僕を受け入れやすかったし、自分も溶け込みやすかった」
・戦術面は?
「システムは適応しやすい。慣れてきて、楽しんでいる」
・プレミアリーグは?
「とてもフィジカルだし、より速い。流れが一時も止まらないから、たくさん走らないといけない」
▼地元紙も絶賛▼
30日付の英紙は、プロブディフ戦で逆転勝利を引き寄せた中田英を絶賛。サン紙は10点満点の採点で7点。わずか24分間の出場ながら、DFエンゴティの8点に次ぐ高評価だった。地元のボルトン・イブニングニューズ紙は6点だった。同紙は「アラダイス監督はリーグ戦に備え、前回から7人の選手を変えたが中田がボルトンの反撃に貢献した」と温存策には苦言を呈したが、それを救った中田英寿の動きを評価した。プロブディフ戦では前半から守りに入ってしまう場面が多くあったが、中田英寿が中盤でボールをコントロールすると、攻撃へのリズムが生まれた。中田英寿は既にチームの主力選手なのだ。
▼アラダイス監督がヒデら交代選手を称賛▼
アラダイス監督は「主力を温存してギャンブルに出た。先行されてファンの期待に背いたかと思ったが、結果が出てホッとしている。ヒデ、ノーラン、デービスのような交代選手が2チームに大きな差をつけた。勝ち進めてほっとした」と絶賛した。
▼ガートサイド会長も喜ぶ▼
ガートサイド会長は日本人メディアを見つけると「君の国から来た男がやってくれたよ。彼が入ってからパスの流れがよくなり、勝利に結びついた」と満面の笑みで握手を交わした。
▼ノーラン「ベンチはイヤだ」▼
決勝ゴールを決めたノーランは、「僕はベンチに座っている時は幸福ではない。たとえ僕が1シーズンで40〜50試合に出場できると思っているとしても、いつもコンディションをピークに維持する事は不可能だ。しかし、素晴らしい選手を補強したから、控えメンバーも起用されなければならない。」と語った。
▼オコチャのコメント▼
オコチャはプロブディフ戦終盤におけるゴールを幸運ではないとの見解を示した。オコチャは、「ここ最近のいくつかの試合で我々が遅い時間帯に得点を挙げているのは偶然ではない。チームがラッキーだというのではなく、それはチームがしっかり組み合わされ、お互いに戦う準備ができているというサインだ。上昇しているチームのサインなんだ。初めて欧州に挑み、グループステージへ駒を進めた事は大きな功績だ。」と語った。
▼会長はトロフィーを望む▼
ボルトンのガートサイト会長は、クラブの方向性において人々の羨望の目が投げかけられていることを喜んでいる。しかし、ボルトンの成功がトロフィーなしでは完成しないだろう事も知っている。ガートサイト会長は「人々は我々の状況を羨んでいる。長い時間がかかったよ。グループステージ進出は、ブルガリアに来た2000人のファンとリーボックスタジアムに来る25000人のファンとクラブで働く全ての人に対する報いだよ。6,7年前ならば、私はUEFA杯で戦うことは不可能だと言っただろう。しかしこれまで行なってきた仕事、どのようにしてここにたどり着いたかを知っているから、いかなる驚きもない。皆が知っているように、我々は財政的バランスを取るために予算をしぼり、収支詳細について注意を払う必要があった。今はプレミアで3位、そしてUEFA杯グループステージに進出した。我々は昨シーズン、チャンピオンズリーグ出場枠に近付いた。それはすばらしい事だが、私はプレミアのトロフィーを望む。」と語った。
▼グループステージ対戦相手決定▼(間違いでした)
UEFA杯グループステージ進出の40チームが決まった。ボルトンが属するグループ8は、ボルトン(イングランド)、ランス(フランス)、トロムセ(ノルウェー)、シャフタル・ドネツク(ウクライナ)、ゼニート(ロシア)で構成される。各クラブのUEFAポイントによる順位は以下の通り。
16位ランス 29.324
17位シャフタール・ドネツク 28.200
22位ボルトン 20.864
28位ゼニート 18.469
40位トロムセ 6.665
組み合わせ抽選会は、10月4日正午(日本時間同日午後7時)からスイス・ニヨンのUEFA本部で行われる。各クラブはホームとアウエーで2試合ずつ行ない、上位3チームが決勝トーナメントに進出。グループステージ第1節は10月20日に予定されている。
▼ウィガンって?▼
2日に対戦するウィガンとはどんなチームだろうか?
ウィガンは今季昇格したクラブであり、たいした戦力はないものの、一丸となって組織で戦うというポリシーがはっきりしている。それゆえ、持っている力以上の試合展開になる場合もあるだろう。戦術的にも、昇格チームとしてはレベルが高く、開幕戦で、チェルシー相手に互角どころか、チャンスの数では上回っていたことは特筆に値する。ウィガンはラグビーの盛んな街である。
▼ウィガン戦プレビュー▼
会場:JJBスタジアム
キックオフ:10月2日13時(日本時間21時)
◎ボルトン情報:
・ノーランがプロブディフ戦で足首に軽い怪我を負ったようだが、出場には差し支えないと見られている。
・スピード、ジャイディの起用は疑わしい。
・今季、アウェーの試合は負けなしの2勝1分け。
・今季1試合あたりの平均獲得勝ち点は2ポイント。(7試合で勝ち点14)
・リーグ戦ではここ3試合無失点。過去5試合での失点はPKによる1点のみ。
・引き分けをはさんで4連勝中。
・UEFA杯を含めたここ7試合で負けなし。11試合でわずか1敗。
・プレミア過去9試合で2点以上失点した敗戦はなし。
・プレミア過去アウェーの6試合で負けなし。(3勝3分け)
・カップ戦も含めてアウェーの過去15試合で10勝を挙げている。
◎ウィガン情報:
・ジュウェル監督のコメント「もし我々が今季終了時に(現在勝ち点で並ぶ)アーセナルと同じ順位ならばすごく嬉しい。プレミアはタフなリーグだし、我々はトップレベルのクラブに対してプレーしている。我々は正直にかつ一生懸命プレーしている。才能がある選手がいるし、願望も持っている。経験と若さがうまく融合している」
・今季ここまで6試合戦い、3勝2敗1分け、勝ち点10で9位。
・過去4試合は3勝1分けと全ての勝ち点をあげ、目下絶好調。
・対ボルトンは15年間ボルトンに勝利していない。
・過去11試合は2点以上奪われていない。
・今季ここまでレッドカードなし、イエローカード7枚とリーグ最少。
・今季ホーム開催試合は1勝1敗1分け。
▼対戦成績▼
プレミアでの対戦は初対決。総対戦成績はボルトンの7勝7敗4引き分けと全くのイーブン。アウェーでは3勝4敗2分け。
▼徹底比較▼
ウィガン | チーム名 | ボルトン |
6 | 試合数 | 7 |
9位 | 順位 | 3位 |
5 | 総得点 | 8 |
0.83 | 1試合平均得点 | 1.14 |
56 | シュート数 | 74 |
27% | 枠内シュート率 | 31% |
9% | シュート得点率 | 11% |
1282 | ショートパス数 | 1346 |
637 | ロングパス数 | 691 |
72% | パス成功率 | 68% |
117 | クロス数 | 182 |
25% | クロス成功率 | 26% |
4 | 総失点 | 4 |
0.67 | 1試合平均失点 | 0.57 |
172 | タックル数 | 214 |
69% | タックル成功率 | 67% |
331 | ブロック、クリア、 インターセプト数 |
287 |
90 | ファウル数 | 112 |
8 | 警告 | 9 |
0 | 退場 | 0 |
▼対戦予想▼
英ブックメーカーのウィリアムヒルによる予想は、ボルトンの勝利が2.40倍、敗戦が2.60倍、引き分けが3.10倍となっており、ボルトンがやや有利となっている。また、SNAI社の予想では、順に2.50倍、2.55倍、3.15倍となっている。一方、sky
sportsは2対1でウィガンの勝利を予想している。
▼先発予想▼
プロブディフ戦で温存され、途中出場だったMF中田英寿、MFノーラン、FWデイビスがスタメンに名を連ねると思われる。また、GKはヤースケライネンが務めるだろう。
▼アラダイス監督が将来のイングランド代表監督を希望▼
アラダイス監督がエリクソン・イングランド代表監督の後を継ぎたいという願望を初めて明らかにした。エリクソン現代表監督はドイツW杯を最後に辞任すると予想されている。アラダイス監督は雑誌の取材に対して、「もし、みんなが私を代表監督にと思っているのであれば、イエスだ。私は本当に代表監督に興味がある。」と語った。
▼ボルヘッティ▼
メキシコ代表FWとしても活躍するボルヘッティは、8日と12日に予定されているW杯北中米予選に招集されなかった。既にW杯出場を決めているチームから休みを与えられた形となった。
▼ファディガがボルトン復帰▼
セネガル人MFカリル・ファディガ(30)が1ヶ月間のレンタル期間を終えてダービー・カウンティからボルトンにレンタルバックしてきた。ファディガはダービー・カウンティで4試合(2試合で途中出場)に出場した。
▼カーリングカップ▼
カーリング・カップ、ウエスト・ハム戦は、10月26日(水)午後8時(日本時間27日早朝4時)にリーボックスタジアムでキックオフされる事となった。
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